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5話 日常?

見事に罠に嵌められ高校に入学した主人公、黒鉄新庄は金子水理と協力して見事秘書さんを討ち果たした。今回は黒鉄に日常が戻ってくる話?

4月10日 土曜日(休日)

朝起きてご飯を食べるためにリビングに入った。


「おはようございます。黒鉄様」

「おはよう。お前はトリュフのカルパッチョとか作れないのか?」

「作れるわけありませんよ」

「だよな〜」


今話をしている人は俺の従者だ。本名は島津だ。

先日は教師として潜入してもらった。


「でも流石だな、料理以外のことはなんでもできるみたいだな」

「でも流石に、教員免許持ってないのに教員をするのは、かなりやばいですよ」

「そうだよな」


俺はいつも通り、カップ麺にお湯を入れ、タイマーで3分測った。


「そういえばお前の代わりは誰になったんだ?」

「あなたに仕える私の代わりなどいません」

「そういうことじゃない、教師は新しく誰に変わるんだ?」

「えーっと名前は確か、国見ですね」

「なるほど」

「?」

「まあいずれわかる」


そんなこんなで3分経ったみたいだ。

目の前のカップラーメンを一口食べてみた。


「確かにあれを食べてしまうと美味しくなく感じてしまうな」

「あなたが作ればいいじゃないですか?」

「確かにやってみる価値はあるな」

「まずは食材を買わないとですね」

「近くのスーパーはどこだ?」

「歩いて20分くらいのところです」

「遠いな、今日はラノベでも読みたいのに」

「面倒くさがらずにいきましょうよ」

「わかった、わかった、1人で行く」

「1人で外に出る?本当ですか?感動しました。あんなに引きこもりだったのに外に1人で出ると?成長を感じます。嬉しい限りです」

「バカにしてるのか。クビにするぞ」

「してません。クビは嫌です」


久しぶりに私服で外に出るので何を着たら良いのかわからない…..


「服ですか?服なら買っておきましたよ?めっちゃかっこいいやつ」

「さすがだな、どこにあるんだ?」

「そこの机の上に」


試しに着てみると想像以上によかった。

青のジャケットの下に白のTシャツ、ズボンはジーンズで青は青でも濃い青だ。

想像以上に単純だが、我ながらかっこいい。

久しぶりに島津のセンスの良さに感動した。


「似合ってるじゃないですか」

「さすがのセンスだな」

「それほどでも〜」

「何円必要かな」

「5000円は持ってていいですよ」

「そんなにかー。ラノベのお金がー」

「それとは別で出しますので早く行ってください」

「わかった、わかった。行ってきます!」

「いってらっしゃい!」


グーグレマップで近くのスーパーを調べてみるとやはり20分くらいかかる様だ。


「さて久しぶりの散歩を楽しむか」


街路樹が風で揺れ、素晴らしい葉音が聞こえてくる。

今日は見た感じ快晴で煌びやかな光景が広がっていた。

いつもならこの景色はどこにでもある景色なんだが久しぶりに外に出るとやはり美しく感じる。ちなみに学校に登校するときはとにかく嫌に感じたので景色が灰色に見えていた。そういえばここが通学路だなと思い返すと、今の景色も灰色に感じてきた。


「あれ?黒鉄くんじゃない?」


なんでこの日に限ってなんでクラスメートと会うんだ!まあ会って嬉しい日はないが、


「確か名前は、小江木だっけ?」

「正解!記憶力いいね!」

「お前も俺の名前覚えてたじゃないか?」

「あんなに昨日目立ってたら流石に覚えようとしなくても覚えちゃうよ」

「確かにそうだな」

「今どこに向かってるの?」

「スーパー」

「え?富豪なのに自分で買いに行ってるの?」


富豪か…俺もそうだったらよかったが


「いや、自分のお金は自分で貯めてる」

「バイトしてるの?」

「いや、人見知りだからバイトはできない」

「本当に人見知り?今も普通に初対面なのに話せてるじゃん」

「俺にできないことはないからな」

「人見知り舐めんなー。本当の人見知りに恨まれるぞー」

「怖い怖い、えーっとなんだっけ?どうやってお金稼いでるかだって?」

「そうそう」

「基本的にラノベ書いたりしてお金稼いでるな」

「本当に?どんなラノベ書いてるの?」

「転生したらドラゴンだった件とか、無職から始める異世界転生とか、強者は全てを支配するとか」

「それ本当⁈どれも話題の作品だよね」

「ああ、賞に応募して、賞取って、その賞金で生活してる」

「やっぱ天才は違うなー」

「天才じゃねえよ」

「いやいや謙遜しすぎだって」

「あれ、そういえばお前はどこに向かってるんだ?」

「なんかお前はやめてほしいな、ちょっといきなり初対面で言われると少し傷つく」

「あぁ、ごめん。なんて呼べばいい?」

「んー、あっ下の名前は早江だからさっちゃんでいいよ?」

「それは俺には言いづらい。普通に早江で良いか?」

「ケチ、いいよそれで」

「で?どこに向かってるんだ?」

「私もスーパーだよ?」


まずい、このままだとスーパーに行った事がない&料理した事ないことがバレる。


「やっぱ、俺はコンビニでいいかな」

「じゃあ私もー」


なんで着いてくるんだよー。このままだと普通に島津に「なんでまたカップ麺買ってきたんですか?一週間ラノベ禁止です」なんて言われるに決まってる。

いっそのこと撒いてみるか?いや、クラスメートだ。

今後のことを考えると逃げないほうがいい。

あーもうどうすればいいんだ。


「すぐそこにコンビニがあるみたい。行こ!」

「よし行こう!」


よし諦めよう!


エイトイレブンに入店するといつもの入店音が流れてきた。

何買おうかな....


「黒鉄くんはコンビニで何買うの?」

「鉄のハンバーグと鉄のパスタかな」

「あれ美味しいよねー」

「お前、じゃなかった早江は何を買うんだ?」

「バンッ」


とてつもない轟音が鳴り響いた。この音の正体は銃声だ。それにしても久々に聞いたな


「強盗だ!金を出せ!お前ら動くんじゃねえぞ‼︎」


全くどうしたものか、やるなら宝石強盗しろよ。なんでコンビニなんだよ


「このバッグに金を入れろ!」

「は、はい‼︎」


かなり皆慌てている。もちろん早江もだ。


「少ねぇな。これだけか!」

「はい!」

「クソォ、なんでこんなに少ないんだよ!」


当たり前だ。

都会のコンビニならわかるがこの微妙な場所となるとお金が少ないに決まってる。


「ここにいるやつ全員金を出せ!」


そりゃ、そうなるよな。1人を人質にしているため誰も動けない状況だ。

正直、誰かが犠牲になる可能性はあっても俺に危害が及ぶ可能性はない。

安全地帯から見守っていればいい話だ。


「そんなことしていいのわけ⁈」


突然早江が叫んだ


「なんだ⁈お前撃つぞ!」

「今からならまだ間に合う!だからこんなこともうやめて!」

「うるせぇ!」

「危ない!」

「バンッ」


幸い、その銃弾は早江には当たらなかった。


「お前何考えてるんだ?」

「だって目の前で人が死にそうなのに、何もしないのはおかしいでしょ⁈」

「そうだよな、」


俺はあることを忘れていた。今ここで変わるべきだ!


「おーい!」

「お前はなんだ⁈」

「俺は黒鉄だ。あの黒鉄カンパニーの次期社長の」

「生意気だな!撃つぞ」

「待て待て、俺を人質にしろ。そうすれば人質解放のお金がガッポガッポだ」

「本当だろうな」

「そもそも、人質になってなんのメリットがある?」

「よし、じゃあ手を挙げたままこっちに近づいてこい」

「やめて!黒鉄くん!」

「うるせえ、撃つぞ!」


一歩一歩犯人に近づいていく、そして俺が狙う瞬間は人質交換の際に銃の標的を俺に変えるときだ。3、2、1、今だ!

標的が変わった瞬間、俺は最短距離で踏み込んだ。

逆の手で銃のハンマー(撃鉄)の隙間に親指をねじ込み、不発にさせる。同時に、銃身を掴んで捻り上げ、相手の指をトリガーガードに固定したまま強引に発砲させた。


「バンッ、バンッバンッ、バンッバンッバンッ」


銃口を天井に向けて全弾を撃たせた。

簡単な話だ。強い武器があるなら使えなくさせればいい。

そして容易に犯人を拘束した。

そして無事、事件を解決した。


「放せぇ!」

「早江!警察に連絡だ!

「……..」

「おい!早江?あっ」


しまった。早江を気絶させてしまった…..

そりゃそうか、あんな銃声の連発じゃあ気絶するよな。


「すみません、誰か警察と救急車を呼んでください!」


お読みいただきありがとうございました!

てか4話よりクオリティが高いと感じたのは僕だけ?

今回早江さんが出てきましたが、みなさんちゃんと読み方わかります?わからなかったら絶対好評価してください!

少しでも『面白い!』と思ったら、下の**【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価**していただけると、執筆の励みになります!

後ブックマークも忘れないでね!

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