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小説執筆で儚い運命などねじ伏せろ!読者が描く理想の作品像  作者: ふりがな
第二章 実際に書いてみよう!reader and author
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第二十二話 群雄割拠の「小説家になろう」!戦いは初手で決まってしまう

今回は「小説家になろう」で、

芽を出し花を咲かせるための秘策を考えていこうと思います。


プロの小説家になろうという方や、

趣味であっても何かしらの反応を得たい方は沢山います。


そりゃそうです、

読み手からの反応は作者さんにとっての活力になるし、

そもそも書いていることが楽しいと感じる一要因でもあります。


しかし、なかなかに難しい。


私も読み手側で色々な作品に触れてきましたが、

上手い人、特に書籍デビューを果たす人の作品は

1話から3話くらいでもう引き込まれてしまいます。


どう見ても何かが違い、才能の光が輝いて見える

このカリスマ作品にどうやったらたどり着けるのか?


正直な話、まずアイディアが突出している場合が多々あります。

これには本作品の第一章でいくつも触れてきました。


でも、あれを実行してもそう上手くいかないと思います。


第一章のアイディアは、

発想を逆転させることで何かを生み出せないか?


これが主軸であり、鉄の鉱石を精錬してインゴットを作る

という通常の発想に加えて、何か違う素材を混ぜることで

複合素材にして別の特性を持たせる感じのもの。


決して鉛に水銀を混ぜたら、金が出来た!とか言う錬金術ではないんですね。


今まで考えてきたことは、あくまでも一般的な発想に対しての逆転であり、

未知の発想を生成しているわけではないんです。


更に言えば、カリスマ作品については、

読み手が複雑に考える必要性がない場合が多い。


誰でも「ああっ」と思うことで、意表を突いてくる。

何も特殊な世界観はなく、説明もいらない感じ。


今流行りの作風と少し異なるものの、

読み手にあっさりと受け入れられるアイディアが見受けられる。


なので、最初から読み手が大量についてくる。


「単純に面白い!!」

色々な作風で小説家への道を模索する私からすると、

この言葉はあまりにも驚異的。


面白いに計算や考察は不要!

才能には、どう頑張っても勝てないのか?

持たざる者は永遠に持つ者になれないのか!


事実は少し異なると今の私は思っています。


まず今、この作品を読んでいる方たちは、読み手側に立っています。


もう「なろうデビュー」も終わって、

何かしらネタを探して読んでいる人もいるかもですし


そもそもから暇つぶしの人もいるかもしれません。


ただ、こんな場末の私の作品にまで手を出す前は、

数多くのカリスマ作品と邂逅を果たしてきたはず。


皆さん、「面白い!」の定義は分かっていますよね!


それを自身の作品にどうやって持ち込むか?


かつて読み手側オンリーだった私ですが、

書く仕事についてしまい結構あの手この手と工夫を凝らしました。


最初の内は、自分が読んでいたお気に入り作品の書き方を

取り入れたりしたこともあります。


作品のほうはファンタジーだったので、

現実の書類などでは使えませんでしたが文体とか大変参考になりました。


上手い方の作品を参考にすると、人間関係で角が立たない!

読んでいてよかった「小説家になろう」

沢山読んで、沢山の本を買ったのは正解でした。


実際のところ、皆さんはこの作者さんのような作品は書けないなあ、、、

と思うことがあるかもですが、一度真似てみるのもいいかもです。


ある意味で読む方から書く方に回ったとしたら、

それは運命と言えるかもです。


大げさですが、実際問題、

作品を読み込んでいる方はそれなりの時点で書く方になる可能性がある。

それは読んでいる内に、ある種の臨界点を超えた証です。


そこからは書く方としての臨界点を超えるまで、続けてみる。

そう最初は真似でも構わない。

著作権を侵害しない、規定を順守しながらも書いてみる。


とにかく、お話を自分が面白いと感じるように大げさに。

作品づくりでなくとも、色々な機会で遊び心を持ちながら書いてみる。

いつか書いた日記をつけるのでもいい。

とにかく、楽しい文章を書くことに慣れることが重要です。


結局のところ、最初は真似だった文章も

最後には自分の個性で満ちる時が来ます。


そうですね、

自分の文体が出来上がれば「面白い」作品に到達できると言えます。


ただし、毎回人に見せることを意識してみましょう。


日記を見せるのは恥ずかしい?


まあそうですよね、ただその恥ずかしい気持ちにならないために

面白い文章を頑張って書くのです。


毎回人を笑わせたり、楽しくさせる文章を書くこと。

結構難しいですよ。

見せる人が同じ人だったら、二番煎じは通用しない。

かなり練習と努力が必要です。


なぜ楽しい文章を書くのか?

理由は一応あるんです。

カリスマ作品は一応にして嫌悪感を抱く要素が少ない。


人間は、生物としては今もひ弱なままだと言えます。

もちろん、科学が発達して地球の代表格にまで到達しましたが

熊や虎、獅子と素手で戦える人は皆無です。


人は今だ、生物としては弱いまま!


このことを念頭に置いてお話を進めると

人間はやっぱり集団で生活する生き物であり、

そこには社会性を重んじる理性が働いています。


生きていくためには、社会という場が必須であり、

その場を揺るがす存在に嫌悪を覚えるわけです。


ファンタジーの魔王が悪なのは、人類社会に対して暴力を振るうから!

戦争しない魔王は、嫌悪の対象にならないわけです。


魔王に転生する物語もあるはずですが、

だからと言って主人公に嫌悪したりしないでしょう。


無慈悲で非道だと、物議を醸し、ついでに読み手が離れたりします。


上記でお分かりのように、

書籍化作品の多くが主人公の正しさに共感する場合が多い。


確かにそういう場合はそうなるよね!

という共感がないと読み手を引き留められない。


そして、学校やら会社で厳しい社会を経て、

家に帰った読み手が求めるのは

「これが正しいよね!間違ってないよね!」という自らの言い分と

皆、なぜ問題ばかり作るわけ!という嘆きを埋める作品なわけです。


社会に復讐したい人とか、現代日本にはそれほどいないはず。

それよりは、心に癒しが欲しい!


だからこその楽しい作品!

そうこれも一応は成功戦略の一環なんです。


日本でなぜ異世界転生が流行ったのか?


もう一回、日本に生まれ変わるよりも

魔物や魔王に魔獣といった危険と隣り合わせでも

人間としての生きがいがあると感じているから。


この心理を非常に的確に突いてくるのも

書籍化作品に見受けられる傾向の一つです。


軽やかな文体と不条理に悩まされないお話という条件が

確実にヒット作にはあります。


現代ものでも、恋愛でも、転生しても、

自分の信念を貫き通せる物語を心掛けること。


そういうメッセージを最初から魅せていくことが重要です。

ラノベは現実ではない、ゲームと同じ理想を追い求める性質がある。


物語の性質上、鬱屈したり、

妥協したりする場面で登場人物の成長を描くこともある。


しかし、それを最初に持ってきてはいけない。


あくまで成長過程という名の試練部分は、読み手を掴んでからでいい。

そして、最後には一本筋を通すところを魅せる。


今まで流行ってきた俺TUEEEの真価は、不条理な社会に対して

自分を通せるだけの実力があると示すことにある。


そう、やろうと思えば

自分の正義を貫けるという安心感を能力値が示している。


だからこそ、読み手も安心して読んでいられる。


まあ、これの欠点はその分、

作者側の盛り上がりをどうしたらいいのか?という悩みになるのですが。

強すぎる主人公は読み手にとって爽快だけど、どこか不自然さを拭えない。


最初は最強主人公に盛り上がるのですが、

ちょっと時間が経つと自分の人生を思い出す読み手たち。


現実は不条理だ!

こんな風に行ければいいんだけどなあ、、、と去っていく。


分かることは分かるけど、作者としてはどうしたらいいんだろうか?


上記の条件をクリアして、

物語を上手く転がしていける作品がカリスマ作品なのかもしれません。


今回のポイントは、人を楽しませる文体を心掛けること、

己を貫き通せる主人公の強さ、そして現実との乖離を感じさせない事。


主人公が極悪非道、暴力的な性格などは、

何か策がない限り辞めた方がいいでしょう。


人は、大儀がないとついてこないのは、今も昔も同じです。


反対に、異世界転生しなくても

今の地球で暴力なしで無双するお話なら売れるかもですね。


誰もが平和な日本から離れたいと思っているわけではない。


社会性を保ちつつ今の日本を駆け抜けていけるなら、

そこに自分を投影しても乖離が発生せず、「ああっ」と納得できるなら、

その作品にはカリスマ性があると言えるでしょう。


そう、結局そういう作品には、意表を突くスパイスが入っている。

甘すぎず、辛すぎない、丁度良く美味である。

食材も、調味料も、普通なのに配合が絶妙に整っているその作品。


人を驚愕させ笑顔にするその味は、人を引き寄せやみつきにさせるのです!


答えはバランス!

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