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正直言って、今観たい映画やアニメとかドラマはない。

いや、前は有ったんだよ。

だが、サーシャムをプレイしだしてからは、全くな。

 

映像表現もだが、物語りのリアリティが、全く違う。

そりゃあ、サーシャムはさ、コックピットから出れないから、観れるシーンてぇのは、限られている。


だが、二次元の映像を観たら、さぞチープに思えるだろう。


ならば、ゲームならば?

うん、最新のVRゲームには、没入型のゲームも。

このバーチャル・リアリティてぇゲームは、視覚的にではなく、精神的にシステムへリンクするてぇ代物だ。


だが、クオリティが、なぁ。

俺も詳しくは知らん。

非常に高価なのに、クオリティが低いため、普及も進んでいないからなぁ。


えーっと、なんだっけか?

確か太古に2Dゲームから3Dゲームへと切り替わった際、カクカクした姿のキャラが主体だったらしい。


いや、想像が、な。

で、検索して調べたら、一応は画像や動画が。


いや、酷いてぇモンじゃねぇだろ、コレぇっ!

確かに人かどうかは、分かるよ。

だが、こんなん夜中に出会ったらビビるわっ!


絶対にぃ、子供が泣くヤツじゃね?

しかも、滑舌悪く、身動きが変だ。


っか、人間に限らず、生き物の関節は、そんな風に動かんからぁっ!


木とか草花も、なんっーか、カクカクした感じで。

いや、建物でさえ、滑らかさが無いため、異様だ。

こんな世界にアクセスして、世界観を楽しめとさ。


デキルかぁぁっ!


っう訳で、VRゲームてぇのは、無しだ。


「ふぅ。

 サーシャムして、あのクオリティで降車して、艦内を歩いてみたいモンだ。

 まぁ、流石に飲み食いは、出来んだろうが」


なにせボールジロール30年のビンテージ物だぞ!

っか、元となったと思われる、ブランデーが実在した。


このポール・ジローてぇ酒は、造り手の拘りにて極上の美味さらしい。

葡萄畑から造り、己で搾り、そして発酵熟成を。


ブランデーてぇのは、カラメルなんぞを添加する場合がな。

だが、コヤツは違うらしい。


まさに、何も足さないし、引かない。

出来る澱りでさえ、取り去らないのだ。


あんなナンチャッテCMにて、何も足さない、何も引かない、てぇのは、ねぇ。

その謳い文句は、このブランデーにコソ、相応しいだろう。


ってもなぁ。

完全にセレブ用の酒だ。

一般庶民の手が届く代物では、な。


なにせ、本物に拘る酒だ。

合成食材なんざぁ、見向きもしねぇらしい。

つまり、天然素材100%てぇヤツさね。


天然食材が養殖物であろうと、セレブにしか手が出せないご時世だぞ。

俺が飲めるハズが、な。


それを、それをぉ!

サーシャム内の俺が飲んだぁ?

許ケシからん!

俺にも飲ませろぉぉっ!!

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