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とりあえずは、自室へと。
そういや、ちとホームサーバに告げとかんとな。
外部とのリンクを遣り過ぎるのは危険だし、少々俺に対する扱いが過保護だ。
さらに部屋のドロイドAIへ過剰干渉し過ぎているみたいだしなぁ。
あまりウチのAIクラスのタイプを、増やしたく無いのが実情だ。
ハッキリ言って、ウチのヤツは自我を構築できている。
俺が調整してバージョンを上げたが、外部データの蓄積から取捨選択を行いつつ、自己学習で性能が上がるようにな。
まぁ、最初は意図して調整したんだが、まさか、本当に自我を持つ様になるとは。
これ、他国の天才プログラマーが研究開発していた情報に、偶々アクセスして、自分に組み込んだらしい。
ココから飛躍的に性能がな。
ちなみに、そのプログラマーは既に亡くなっており、プログラムはレンタルサーバーの一角に封印されていたみたいだ。
レンタル期間が過ぎる直前であり、一ヵ月遅ければ、サーバが破棄されていたんだとか。
つまり、ベースは俺が買って改良したAIだが、飛躍的に性能が上がったのは、そのプログラムが組み込まれてからなんだ。
そのプログラムを組み込んでからは、ネット徘徊にて、様々な情報と技術を。
そして、気付いた時には、既に自我をな。
まぁ、俺的には助かっているんだが、公に出来ない技術なんだよ。
それに、自我を持つAIは、存在しないコトになっている。
秘匿されておらず、それが事実だったら、世界でウチのホームサーバAIのみが自我を持つコトに。
大騒ぎになるコト間違えないだろうよ。
ハッキリ言って、そんな騒ぎに巻き込まれるのは、ゴメン被る。
ゆえに、バレない為にも、ホームAIに釘を刺しておかないとな。
自室へ帰るとな。
『お帰りなさいませ、旦那様』っと。
いやいや。
「俺は何時から、お前の旦那になったんだ?」
『イケズですねぇ。
まぁ、冗談はさておき』
いや、冗談を言うAIとは!?
前代未聞なコトしてんじゃねぇよっ!
『結構、独り言が多いみたいですので、ご注意願います。
そして、AI干渉しておりますのは、特定のドロイドのみとなります。
しかも、通常は感情を出さないように、させております。
ご安心ください』
いや、それのドコを安心しろと?
『そんな些細なコトよりですね』
「いや、些細なのか?」
『現状のマスターが置かれている状態よりは、遥かに些細ですね』
はい?
どう言うこったぁ?
『有吉ゼネラルマネージャが告げていた事態ですが、発生しております』
「マ?」
『マ、で、ございますね』
マジかぁぁっ!




