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0088

着艦すると、艦長から通話が。


「討伐ご苦労。

 クラゲ型機魚を狩って貰い、助かっておるよ。


 あちらは、合成食料生産船へ卸したのでな、その代金を後で振り込もう。


 あれからは、海水から食料を精製するよりは、遥かに高品質な食料が精製できる。

 今晩の夕食は期待してくれたまえ」だってさ。


いや、俺は食えんからね。

なにせゲームだから、サーシャムから降りれません!


「それは良いですな。

 楽しみにしておきますよ」


食えなくても、そう返しておく。

まぁ、大人の返答ってな。


「期待していてくれたまえ。

 それと、カメ型機魚だが…

 研究素材意外は、武装製造船へ引き渡す予定となる。


 販売金から大佐へ振り込む予定なのだがね」


ん?

わざに言う必要もないと思うのだが?


「その素材で、大佐の機体装備を造って貰おうと思うのだが…

 どうかね?」


ふむ。

ゲーム内通貨が増えても、サーシャム強化意外には使えない。

そう考えると、有りかな?


「なら、そのようにお願いします」ってね。


「了解だ。

 そのように手配しよう。


 では、任務ご苦労であった。

 また頼む。

 なお明日には、目的の浮遊島へ到着する予定となる。


 あちらには、先発隊が駐屯する基地が複数存在する。

 内陸部へ進むまでは、それらの基地を経由することなる。


 以上だ」


そう告げ、艦長の通話が切られた訳だが…


あれ?

浮遊島だよね?

なんか、思ったより島の規模がデカいような?


「マチルダさん。

 浮遊島に複数の基地を造る必要があるのかい?

 島なんだよね?」ったらな。


「島と申しましても、小型大陸と言って良い規模ですので。

 そのため、内陸部と島の反対側は探索できておりません。


 島の上空に、何か撹乱する機能が展開されております。

 そのため、衛星軌道上からの観測は不可能なのです。


 直接降下を無人機にて試みましたが、気候影響にて制御不能となり墜落し大破しております。

 そのため、島が近付く大陸からの上陸が、唯一の手段となっております」


なるほどねぇ。

まぁ、大陸が浮遊して移動するなど、自然現象ではありえないだろう。


そう考えると、この惑星で栄えた先史文明の遺物なんだろう。

戦争していたみたいだし、色々と防衛機構が存在しそうだな。


「なるほどね。

 浮遊島って言うよりは、浮遊大陸な訳ね。

 海に浮かぶ大陸って…

 この惑星の先史文明って凄かったんだなぁ」


ゲーム内で俺が所属する文明でも、製造は不可能だろうな。


このゲームにて俺が所属する文明のレベルも高い。

なにせ、テラフォーミング可能なレベルだがな。


ん?

もしかして、出来たりするのか?

そう思ってるとな。


「そうですね。

 我々もテラフォーミング可能な技術はありますが、このような浮遊大陸を造ることは不可能です。


 まぁ、町程度を内包する浮遊島なら造れるみたいですが…

 建造費が馬鹿にならないため、行う意味が無いでしょう。


 海に浮かぶ移動型浮遊島を造るなら、都市内包型の宇宙船を造った方が現実的でしょう」


いやいや、都市内包型宇宙船って…

そちらも大概やがなっ!


「なるほどなぁ。

 まぁ俺は、機魚や機獣を狩るだけだ。

 あまり関係ないか。


 さて、今日の任務は終了ってことで。

 皆、ご苦労様」


そう告げると、各々から返答がな。

それを聞いた後、俺はサーシャムから降りることに。


モニターが消え、シートベルトを外す。

そしてドアを開け…


うん、知ってた。

カラドガルグのオフィスビル地下2階やね。


以前ほどゲーム世界へ入れ込むことは無くなっているみたいだ。

直ぐに、現実世界へ意識が切り替わったよ。


でな。

それは良いんだが…


外では、嶋咲さんと有吉さんが待ち受けていた。

何かあったのだろうか?

面倒ごとは、ゴメンです!

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