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0082

クラゲを討伐すると、無人機がクラゲを回収して行く。

回収に現れた無人機の中には、水中ガンの予備カートリッジを運んで来た機体もな。


うや、デリバリーですかい?

こりゃぁ、ありがたい。


気兼ねなく水中ガンを使えるてぇもんだ。


適度にクラゲを狩りつつ進む。


ん?

浅瀬が出てきたが、はて?


「ここら辺は、かなり水深がある、ってなかったか?」

つい、そう口にな。


「海中山脈ですね。

 所々に存在しているみたいですわ。


 まあ、海面から上部が出て島になっている箇所は、少ないみたいですけれど」


ほー、そんなんが在るんだなぁ。

結構な岩場となっており、死角が多いな。


機械でない海藻なども存在している。

流石に植物や微生物は強い。


まぁ、動物系でないタイプは、機獣や機魚に狩られないてぇのもあるんだろう。


この星に存在する動物は、移住者が持ち込んだ物だけだ。

在来種は全て駆逐されてたそうな。


しかし…制御できない機械兵器を導入すんなよな!

何を考えてたんだ、ここの原住民たちは?


でな、岩場を進んでると…

いきなり、岩場から何かが!


早ぇーなぁ、をいよぉ!

ジェット水流にて、強制回避だっ!


重力制御と官制中和が施されたコックピット内だというのに、軽くGがな。

機体に負荷掛けちまったか?


避け切って、襲い掛かって来たヤツを確認。

これ、ウツボか?

まぁ、機魚なんだがな。


実物は見た事はないが、映像で見たウツボに似た機魚がさ。

うわぁ。

デカい口にさ、ゾロリと刃のような歯がさ。

歯っうか、牙かね。


あんなんに食い付かれたら、サーシャムの装甲じゃ保たんぞ。

っか、襲い掛かった後は、素早く岩の隙間へ引っ込んで行く。


尻尾の方から後退しながら、スポッてな。

なんか、面白れぇなぁ、をいっ!


で、岩場に近付くと、ビュッと飛び出し、スポッと引っ込む。

こんなオモチャ、無かったけか?


まぁ、遊んでても仕方ない。

飛び掛かって来るタイミングで、水中ガンでな。


なにせ、大口開けて飛び掛かって来るからさ。

口を開けたタイミングで、水中ガンからモリを放つ。


外部が硬くとも、内部が脆いのは機魚も同じだ。

ただ、一撃では心許なかったからさ、数発ほど連発したがな。


それで、敢えなく討伐完了ってね。


「ヤッパリ大佐はスゲぇですなぁ。

 このタイプの機魚による被害は聞きますが、討伐数は少ないハズですぜ」っと、アンソニー大尉がな。


そんなもんかねぇ?っと、思ってるとな。


「そうですよ。

 普通は、最初の襲撃を避けれませんから。

 大破した機体もあるそうですよ」ってキャンディ大尉もな。


2人は、俺がウツボ機魚を討伐している間、周りの機魚?を駆除してくれてたよ。

まぁ、ヒトデ型とかウニ型を機魚って言って良いかは知らんがな。


俺も討伐しながら避けてたんだがな。

ヒトデ型は手裏剣みたいに、回転しながら飛んでくる。

ウニ型は、生えてる棘を飛ばして来やがるしな。


っか、ウニ型さんよ。

棘を全て飛ばしたら、丸裸じゃぁ…なんて思ったことも、ありました。

飛ばした後は、素早く棘が再生しやがんの。

どういう仕組みだよ、をいっ!


で、浅瀬を進んでるとな、様々な機魚がな。

全ての機魚が、襲って来る訳ではない。

交戦的なヤツは、トコトン交戦的だがなっ!


で、襲って来ない機魚なんだが…


「あれ、襲って来ないのに狩るのか?」

思わず確認をな。


「カメ型機魚は、素材としては優秀なんです。

 そのため、遭遇したら是非とも狩ってほしいそうですわ」

そうマチルダさんがな。


艦長の意向らしく、断れんだろうな。

まぁ、ゲーム内の俺が、珍しい酒を振る舞って貰ったらしいしなぁ。

くっ!

それ、俺も飲みたかったぞっ!


さて、指示されたことだし、狩りますかね。

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