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嶋咲さんからな。
「武道の心得がないなんて冗談だったんですね」っとな。
いやいや。
「そんな訳ないでしょ!
私は、習ったことも無いですからね!」
俺が通った学校では、体育で柔道や剣道などの授業は無かったらからなぁ。
しかも俺は情報処理系の部活だったしな。
っても、体育授業での成績が悪かった訳ではない。
まぁ、人並みには動けてたからな。
喧嘩もしたことはない。
っか、今の時代は暴力沙汰を起こすのは難しいんだわ。
至る所に監視カメラが設置されているし、カメラが無い場所でも、あらゆるセンサーが見張っている。
AIが四六時中見張っているから、迂闊なことはできないんだよ。
昔は不良やチンピラ、半グレっうのが、カツアゲとか、暴行などの問題をな。
今の時代に、そんなことをすると、警備ドロイドが現れて制圧されるからな。
まぁ、海外では、まだAI導入が遅れている国もある。
そんな国なら、暴力沙汰も有り得るだろう。
学校などでも、イジメみたいな行動が発生したら、即座に指導される世の中だからなぁ。
部活などで格闘技を行うか、そう言う施設に行かないと、その手の経験は得られないんだよ。
しかもだ、指導員にはドロイドも居ないとならない決まりでな。
その手の部活や施設で、イジメみたいなことをすれば、即座に指導されるからさ。
下手すると逮捕される場合もな。
昔に比べ自由がなくなったと、嘆く者も昔は居たそうだ。
まぁ、今では当たり前のことだから、文句を言う者も居ない。
しかしなぁ。
今はAIが世を動かす時代だ。
なにせ、国会議員の半数以上がAI議員となっている。
しかも、不正を行う議員が現れると、その都度、AI議員へと入れ替えられる法案が通ってからは、年々AI議員が増えて行くと言うな。
っかさぁ、官僚や役人も、AIドロイドに替わって来ているからさ。
ただ、決まったことや、不正を起こさないのはAIは信頼できるが、新たな試みや模索などは苦手なんだわ。
だから人間の議員や官僚に役人が存在する訳だ。
あ、今は選挙などは無いからな。
AIがビックデータから適正な者へ議員になることを打診。
了承したら議員になるんだ。
様々なデータから、不正や日頃の行動で不適切と断じられたら議員にはなれない。
適切と思われた者で、能力が有る者が対象なんだと。
官僚とか役人へは試験に合格する必要があるが、その過程でデータから不適切と判断されたら弾かれる。
政治官僚は清濁合わせ呑むっうのは、通用しない。
清流のごとく清い行政となっている訳だ。
まぁ、それが良いかは分からんがな。
あの革命っうか、テロの後、AIが台頭したらしい。
昔の人達からしたら、歪な世界なのかもしれんな。
まぁ、そんな訳で、武道を習わない限り、暴力に出会うことはない。
そんな俺に格闘技の技術などないからな。
「ですが、知識もなしに、あの動きは無理では?」っうからさ。
「アーマードのAIが行ったのでは?」ってな。
したらな。
『アーマードへは、そのような機能は搭載されておりません。
おそらく、搭乗者の意識を読み取り動いたと、思われます』
そのように、ここの管理AIがな。
「はぁ?
俺の意識を?
意味が分からんのだが?」
意味分からん。
『過去に映像か何かで、動きを見たとかありませんか?』っと。
ん?
そう言えば…
「あーっと…
格闘マンガで見たシチュエーションで、似た感じのがあったような…
でも、肩からのタックルは、別マンガだぞ。
最後は格闘ゲームの技を出すような動きだった気もするが…
まさか、空想上の動きを模したのか?」
うせやろ?
『断言出来ませんが、おそらくは。
後でアーマードをメンテして解析いたします』だってよ。
いやいや、俺が見た映像を模して動けるなら、世界中の格闘技映像を見たら、全ての技が使える?
っか、空想上の技も?
メチャクチャなんね。
んじゃぁ、そりゃあ!




