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さて、次はっと。
そう思っているとな。
『警告です。
武道様はアーマードのご使用を、これ以上はお控えになられた方が良いでしょう』
管理AIが、そんなことをな。
いったい、どう言うことだろ?
「何故?」って、思わずな。
『先程の動きは、アーマード内の慣性中和システムおよび重力制御システムなどにて、搭乗者への負荷は緩和されております。
ですが、それが無ければ、肉体が動きに追随できぬ負荷にて、筋肉断裂などが発生していたでしょう。
緩和されたとは言え、肉体に多大な負荷が生じている可能性があります。
ゆえに、これ以上、アーマードのご使用は、お止めいただければと。
なお、筋肉痛が酷くなると思われます。
肉体ケアを、お勧めいたします』だってさ。
いや、マジかぁー
ま、そらぁそうだわな。
運動不足の中年オヤジが、急激な運動をしたんだからな。
そらぁ、筋肉痛にもなるわさ。
そうなると、これ以上続けるのは悪手だな。
「嶋咲さん。
今日は、これで上がりますね」ったらな。
「構いませんよ。
元々、2週間は準備期間として公休あつかいですから。
今日の業務は、休日残業として計上されますので」
そんな事をな。
いや、マジかぁ!
「いや、準備期間ってことは、期日開けには業務可能なように、業務調整する期間では?
休みでは無いんですよね?」
「どんなブラック企業でなんです?
昔の企業なら、そのような企業もあったかもしれませんが、今時、そんな企業さ無いハズですよ。
そもそも、法律に触れますから」だってさ。
だからさ。
「いや、前の会社は準備期間がない場合も有りましたし、準備期間は業務開始の準備期間として、当然のように業務してましたが?」
俺の常識を告げると、嶋咲さんが仰天してた。
いや、いつの間にか、浦島太郎になってたみたいだ。
「このことは、他のメンバーも、ってことですよね?」
そう嶋咲さんが、確認をな。
まぁ、当然だな。
「それは、そうですよ。
アチラの会社では、それが常識でしたから」
「とんだブラック企業ですね」ってさ。
いやいや。
「世の中の中小企業には、もっと酷いトコありますから」ったらな。
「信じられませんなぁ。
そのような、非常識な企業もあるのですね」だってさ。
多分、嶋咲さんは新卒からカラドガルグだったんだろう。
そんな嶋咲さんには、劣悪な環境で雇用されている人たちのことを知らなかったんだろーなぁ。
特に内部のシステム開発が主で、外部からの干渉がなさそうな部署だしな。
仕方ないのだろう。
まぁ、休日あつかいならば、無理をする必要もあるまい。
なのでアーマードから降りることにな。
アーマードから降りた俺は、嶋咲さんと別れて自宅へと。
自宅へ着くと…
『筋肉痛になどに効く温泉湯へ薬湯を投入し、整えた風呂を準備しております。
直ぐに入って下さい!』
叱る勢いで、ホームサーバーがな。
まぁ、コイツは人以上に感情を得ているAIだからなぁ。
心配したんだろう。
っか、お前は俺のオカンかっ!
「へーへーっ。
分かりやしたよ」
急かされるように風呂場へ。
入ると体を洗う暇も無く、ドロイドに風呂へ入らされる。
風呂に浸かりながら、マッサージを。
しばらく使ったら、寝湯へと。
湯に半分浸かりながら、全身マッサージを。
しばらくしたら、また温泉薬湯へと。
それを繰り返し、風呂から上がる。
したらな。
『体内を整える、特殊なドリンクです。
飲んで下さい』だってさ。
へーへーぃ。
本当に過保護なんだから。
いつから、こうなったのやら。
ドロイドから渡されたドリンクを。
ん?
癖は有るが、意外と美味い。
っか、クセになる美味さなんだが…変な物入って無いだろーなぁ。
その後は、夕食を食って寝たんだが…
なんで天然スッポンと養殖鰻のフルコース?
疲れてて、寝れないことは無かったが…下手したらギンギンになって寝れねーぞ、これ。
まぁ、美味かったけどさ。




