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ブリーフィングにて告げられたんだがな、俺たちには準備期間として2週間の余暇が与えられるらしい。
その間に引っ越しや、身の回りの整理を行って欲しいんだとさ。
まだ昼前だから、解散には少々早いかな。
だからさ、閲覧可能なプログラムをチームの皆で確認することに。
したらな。
「っす!
これ酷いロジックっすよ!
なんちゅーコード書いてるっすか!!
メンテや拡張無視も、良いところっす!」
後輩が、そんなことをな。
そんな後輩へ先輩の源さんがな。
「ほぅ?
将に、それが分かるかぁ。
成長したもんだ」ってさ。
まぁ、先輩である御三方の1人である源さんからしたら、後輩なんざぁヒヨッコあつかいだからなぁ。
っか、俺も先輩方からしたら、まだまだだろう。
正直、先輩方の能力は、俺より上だ。
ただ、あの会社では目立つのは危険。
だからさ、昼行燈を決め込んだ口だな。
本来は上で引っ張って行く力もあるんだがなぁ。
俺も、色々とフォローして貰ってっし。
ウチのチームは俺が育てたっうたが、それは御三方の力が有ってのことである。
俺1人じゃ、そんなん無理だわさ。
その代わり、課長と俺がスケープゴートになって、仕事し易い環境を整えた訳だ。
それでも、事務職や一般営業職が使う型の機器しか、確保できなかったからなぁ。
現在のシステム構築屋はな、AI主導型の機器が主流だ。
それをAI補助が最低限の機器、しかも型落ちだぞ。
かなり酷い環境だったわ!
まぁ、それでもな、プログラミングに対するノウハウや、効率的な組み方を伝承して来ていたから遣れたんだわ。
AIは定型的なロジックコードにてプログラミングを行うには優れている。
ただ、人が見易いとか、効率的などは苦手らしい。
ましてや、閃きにて機能を新たに実装するには向かないかんな。
そこら辺は、やはり人の方が優れているだろう。
ただ、定型プログラムの作成はAIが優れてるから、簡単な雛形をAIに作らせて、それを元にプラグラミングしてた訳だ。
現在のプログラマーは何を作るかをAIへ指示し、出来上がりを検閲するのが主体らしい。
コードを見たり書いたりはしない。
プログラミングは全てAIへ、お任せってな。
ただなぁ、定型プログラムの組み合わせのプログラミングしか出来ないAIが作るプログラムだろ。
効率化なんざぁ無理だからな。
ましてや、人が見ることを考慮していないからさ、メンテが難しくなる訳だ。
え?
メンテナンスもAIにやらせろ?
AIにとっては、最適なプログラムなんだぞ。
どこが悪いか判断できる訳ないだろ。
そのため、世界にはメンテナンス専用のプログラマーなんても居る。
つまり、俺たちみたいにコード解析が行える者達だな。
ただなぁ。
数は少ないは、高齢化が進んでるは、でな。
結構な問題になってるんだとさ。
いや、そんな情報、知らんかったのだが?
狩夜さん?
何処から、そんな情報を?
あ、カラドガルグでも、問題になってる?
っか、テイクリム社グループでの課題らしいな。
実は若い世代へ技術継承する者が居ないらしい。
コード解析できる高齢者は今の仕事に追われており、とてもでは無いが教える時間がな。
っかさ、高齢者で高級取りだろ。
無理強いすれば辞めるらしい。
しかもな、辞めたら他社が手ぐすね引いて待ってる状態でな。
有用な人材を自ら手放すことにな。
だから、無理強いは出来ない訳で…
で、戻って来た嶋咲さんからな。
「このチームで、若手の研修をお願いできませんか?
使えるなら、このチームで使って頂いて結構ですので」
なんて依頼もな。
まぁ、引き受けたが…なんで、こうなったし?




