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スピーカー通話にて流れた内容で、フロア内は騒然となる。

誰かが伝えたのか、役員連中が来たりな。

大騒ぎってな。


喧々諤々っと言う感じで、収集が…

いや、騒いでいるのは、弊社の役員連中だけか?


そこへ我が社の顧問弁護士がな。

「⚪︎×△◻︎事務所所属弁護士である古村と申します。

 何やら、コチラの会社へ言い掛かりをされておられるとか?」


「ふむ、古村さんでしたか?

 ⚪︎×△◻︎法律事務所所属と仰られましたが、間違いありませんかな?」


「疑うのですか?

 心外ですな、間違い無く所属しておりますよ」

やれやれって感じでな。


「ほぅ。

 ワタクシ、⚪︎×△◻︎法律事務所の所長である神谷と申します。

 所長である私は、アナタを知りませんし、事務所の名簿へも、アナタの名前はありませんな。

 我が事務所の名を語った件にて、アナタを訴えます。

 既に警察による家宅捜索が始まっておりますが…

 ここへ居て大丈夫ですかな?」


神谷さんが告げるとな、真っ青になった古村がさ。

「し、失礼する!」って、転けそうになりながら出て行ったよ。


唖然としてたらさ。

「迎えのバスが、そちらへ着きました。

 武道さんと共に移籍される方は、バスへ乗って頂けますかな?」

そう有吉さんがな。


面倒に巻き込まれるよりは、移動すべきだろう。

俺は荷物を素早く纏めて部屋を出ることに。

むろん、俺達のチーム全員と課長もな。


他部署の連中は唖然ってな。


怒涛の展開だったが…ドラマか漫画みたいな展開だなぁ。

実際に、こんなことが起こるんだなぁ。


その後はさ、有吉さんが用意した事務所へ移動。

って、なんで俺が住む町?


歩いて数分の場所に在った広大な敷地へ、何やら施設が出来たとは思っていたのだが…

まさかガラドボルグの施設とはな。


通話はグループ通信に切り替えて、他部署の会社通信機へ引き継いで来たからな、自分のモバイルは持っている。

そのモバイルへ有吉さんから連絡がな。


「着いたようですね。

 バスを降りたらスタッフを迎えに行かせていますから、スタッフの指示に従って下さい。

 では、ようこそ、我が社へ。

 歓迎しますよ。

 申し訳ないですが、私はスケジュールが立て込んでおりますから、ここで失礼しますね」

「いきなりの相談に対応していただき、ありがとうございました。

 これから、よろしくお願いします」


その遣り取りの後、通話が終わる。

同時にバスが止まったんだが…見てたのか?

まぁ、良いか。


バスを降りるとビシッとスーツを纏った男性が待っていたよ。

その男性に案内されてオフィスへと。


っか、スゲな、ここ。

最新機器がめじろ押しだし、なにより過ごし易い。


「皆さんには、サーシャムのサブプログラム開発に従事していただきたいと思い出す。

 皆さんの経歴を調べさせて頂きましたが、AI補助が有れば十分に開発可能との判断です」


「サーシャムの、ですか?」

「ええ。

 最初はサーシャムの支援武器などの制御系などですね。

 慣れたら周辺機器に対するデザインを含む開発にも参加して頂きます」


新たな分野なんだがな、大丈夫だろうか?

詳しく話を聞くとな、今までの仕事から転用可能な技術みたいだ。

これなら大丈夫だろう。


「なお、武道さんには、サーシャムのテストパイロットおよびプロゲーマーとしても活躍していただきたいのです」

まぁ、危急であったところを救って貰った訳だ。

それくらいは仕方あるまいな。


「分かりました。

 そのようにしましょう。

 それで業務は何時から始めれば良いですか?」


「それですが、準備期間に2週間設けるとのことです。

 コチラへ住居を移す方には物件を紹介しますから、引越しを検討願います」


この町は家賃が安いからなぁ。

実家通い以外のヤツらは、引っ越すかもな。

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