0049
「准佐!
これを!」
いつの間にか甲板へとサーシャムの銃器や実剣、エネルギーソードが。
ほんと、いつの間に用事したんだ?
っと、そんなこと、考えてる場合じゃねぇっ!
即座にエネルギーライフルを取り構える。
ん?
エネルギーゲージが増えて…倍になってね?
チラッと、そんなことを思いながら…
射程も伸びとるがな。
射程外だが、軽く狙うつもりで構えたのだがな。
十分に使えるぜっ!
即座に狙いを定め、撃つ!
無論、機魚が重なるポイントを定めてだが…
威力も上がっとるがな、これ。
予想以上に機魚を撃墜したが、気にせず、撃つ、撃つ、撃つぅっ!
ちっ、弾切れかっ!
機魚が迫る。
焦るな、俺。
いやな、槍のような上顎を持つ飛魚がさ、猛スピードで迫って来てんだぞ。
そら、焦るがなぁ。
次だ、次ぃっ!
実弾ライフルにて掃射!
っか、ばら撒く実弾、一発一発に狙いを定めんでよろし!
脳みそ焼き切れるっうとろーがぁっ!
でもな、おかげで機魚3体までは減らせた。
減らせたんだが…
「飛び道具は、無いんかよっ!」っと、思わずな。
って、文句言ってる場合しゃねぇっ!
即座に実剣とエネルギーソードを構える。
二刀流ってヤツだな。
だが、相手は3体、1体は対応できん!
ん?
一度に2体斬り落とせ?
無茶言うなっ!
相手は高速で飛来してんだぞ!
ん?
甲板が競り上がった?
いや、甲板上部が端を蝶番のような感じで折り曲がり、板状の壁になってんのか?
チラッと、そんなことを考えてる間にも、機魚は迫る訳で…
っか、速すぎるわっ!
っと思ってるとな、不意に衝撃がっ!
何ぞっ!
おおっ!
エネルギーフィールドにて機魚の勢いが削がれたのかっ!
咄嗟に、2体の機魚を斬り棄てる!
斬った後、少し気を抜いたのは仕方あるまい。
こちとら、素人なんだからなっ!
で、サーシャムがさ、オートで緊急回避を!!
なんぞっ!?
ラボ船団旗艦たるサリュエスターより飛翔し距離を。
直後、機魚2体が誘爆!
っぶねぇっ!
自動回避機能が働かなかったら、誘爆に巻き込まれてたぜっ!
甲板が抉れ、盾となった甲板壁が吹き飛んでいる。
だが船体自体へは、深刻なダメージはないみたいだな。
だがな。
最後の1体。
サーシャムから離れた位置へ突撃して来た機魚なんだが…
甲板壁3枚ぶち抜き、4枚目に刺さってたよ。
いや、更に突撃しそうな雰囲気が。
放置は出来んな、アレ。
仕方ないから近付き倒すことに。
ただなぁ、単純に斬り棄てたら誘爆だ。
先ほどの2体に比べ、かなり内部へと入り込んでいる。
ゆえに、ここでの誘爆は船体へ深刻なダメージを与えかねない!
だからな、誘爆しないように。
幸いなことっうたら良いのか?
サーシャムが誘爆しない攻撃ポイントを示しくれてるよ。
まぁ、斬り棄てじゃなく、刺突となるがな。
サーシャムの指示に従い、一点をぉ、突く!!
ふぃ。
誘爆させずに仕留められたぜっ!
生身だったら、へたり込んでるとこだな。
まぁ、シートベルトで雁字搦めではあるが、シートへ身を沈めたよ。
ご苦労様、俺。




