0048
マンタ型機魚を討伐し、ホッと一息入れていると…
『エマージェンシー、エマージェンシー!!
アキラ准佐は、ただちにラボ艦隊ベースシップ〔サリュエスター〕へ帰還願います。
繰り返します。
ただちに、サリュエスターへ帰還願います』てなアナウンスがさ。
なにごとぉっ!?
「マチルダさん?」
俺はサリュエスターへとサーシャムを向かわせながら、マチルダへと。
「機魚の大群がラボ船団へと迫っております。
先程、周囲を哨戒中の無人機が発見後、撃墜されております。
ラボ船団は迂回を試みておりますが、敵右翼、こちらからは左前方が抜け切れない模様。
機魚を排除せねば、被害絶大となるとのこと。
准佐には機魚排除願いたいと」
大群、大群ねぇ。
サリュエスターを含むラボ船団の船速は遅くはない。
海を進んではいるが、フィールドにて浮遊しての移動だ。
だからさ、船の移動速度よりは遥かに速いんだ。
そうだなぁ、高速道路を走る車並みって言えば良いのか?
そんなラボ船団が避け切れないって…どんだけデカい群れなんだよっ!
俺は、ただちに浮上してから飛翔。
サリュエスターへと高速飛行して帰還をな。
ん?
サリュエスターが見えて来たが…甲板に…砲が3門。
出掛けた時には無かったよな、アレ。
『おお、帰還したか。
准佐、早速で悪いのだかね、甲板へ用意してある砲にて機魚を撃墜して欲しいのだよ。
機魚のタイプは飛魚とダツのハイブリッド型。
このタイプの機魚にて、過去に戦艦が大破した記録があり、非常に危険だ。
艦砲射撃だと精度に欠ける。
なるべく、遠方から撃破を試みていただきたい」だとよ。
ラボ船団リーダーたるデッカー氏からの指示で、早速砲へと。
一門目、エネルギー砲。
うん、大砲やね。
エネルギーは充填済み。
ただちに照準を合わせ、引き金を、弾く!
狙いはサーシャムが行うが、俺の意思も介在している。
その方が命中制度が上がるらしい。
流石はゲームってか!
砲から放たれたエネルギーの奔流が、飛びダツ型機魚へと。
着弾箇所から円形に、機魚の群れを抉り取る!
更に周囲も誘爆か?
うん、焼石に水ぅ!
っと、群れる習性があるのか?
抉られた群れの欠落部を埋めるように、辺りの飛びダツが集まる。
穴が塞がると同時に…撃つ!
っしゃぁ!大量撃破だせだっ!
焼石に水だがな。
そして、繰り返すこと7回。
ついに、エネルギーが尽きた。
っかさ、良く、これだけのエネルギーがあったよな。
っと、そんなこと、考えてる場合じゃ無かったか。
俺は一門目から二門目へと。
こちらもエネルギー弾を使用するタイプだが、大砲ではなく機関砲だな。
一門目よりは威力が落ちるが、連射速度は上だ。
すぐさま、目に付く機魚を片っ端から狙い撃ち落とす!
一射で3機以上を撃ち落とすように狙いを定め撃つ!
っかさ、サーシャムが狙いを定めるから可能な技な訳で…
いやさ、そんな連続射撃での狙いに、俺が介在!?
脳みそ、焼け切れるわっ!
っと、ばら撒くような斉射にて、すぐに弾切れがな。
即座に次の日砲へと。
こちらも機関砲だな。
ただし、実弾だがな。
こちらも、ばら撒くように斉射を。
うしっ!
結構減ったな。
終わりが見えたか。
っと、弾切れ?
マジで?
どうするんだよ、これぇっ!




