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0042

カスタマイズを終えると出撃だな。

リアルでは有りえん話しだ。


騎乗した侭で機体をカスタマイズして、即出撃って…無茶だろ?

まぁ、限られたゲーム時間内で行うんだからな、仕方ないか。


「さて、出ますかね」っと、俺が告げるとな。

「これからは随伴機2機が付きますので。

 それと水陸空汎用の支援車両も2台同行いたします。


 なお、セントラルサーバより指令が届いておりますので」

なんだろね?


「実は海に浮かぶ島が確認されており、その島を調査する調査団を派遣する話し出ております。

 その道中を護衛する者を探していたのですが、該当者が見つからなかったのです」

まさか、な。


「その護衛に准佐が適任と、セントラルサーバが判断いたしまして」

マジかよっ!

ちょっと待てやっ!


「いやいや、流石に護衛任務を俺がするのは不味いだろ?」ったらな。

「何故です?」って、不思議そうにな。


「あのなぁ、マチルダさん。

 俺はさ、サーシャムに乗り始めて日が浅いの!

 しかも佐官になったばかりだぞ。


 そのような任務はな、ベテランが務めた方が良くないか?」

そうだよな?


「アキラ准佐殿!」って、語調厳しくな。

思わずな。

「お、おぉう」ったたわ。


「アキラ准佐は、あの荒野を中尉機にて単独で乗り越えられております。

 これは有史以来の出来事と言えるのですわ!

 そのような偉業をなされた貴方ほどの方など居られません!

 まさに適任と言えるでしょう!!」

などとな。


それこそな。

「ちょっと、待てぇやぁぁっ!」った俺は悪くないはずだ、うん。


したらな、マチルダさんがキョトンってな。

「何でしょう?」ってか?


「いやいやいやっ!

 何でしょう?じゃないからなっ!

 そんな危険なルートを、何故選択したんだよっ!

 おかしいだろうがぁっ!」

そう問いただしたらさ。


「そうですよねっ!

 おかしいですよねっ!」っと、マチルダさんがね。

いや、俺にルート伝えたのは、貴方なのですがね?


「セントラルサーバからのルート指示が無茶だと思い、通常の草原ルートへ戻すように申請したらですね」

あ、ルート変更しようとしてくれてたんだなぁ。


「より危険な山岳コースを指定されまして…

 大型や超級が現れる山岳コースなど、無謀を通り越して不可能としか…

 なので、諦めて荒野コースをですね」


いやいやいや、マチルダさん?

あーたさぁ、騙されてね?


これはさ、あれか?

無茶な難易度を要求してからの、高難易度要求ってか?


妥協させたように錯覚させ、要求をのますってヤツかね?

やるな、セントラルサーバ!


で、その荒野越えが成果と見做され、護衛任務と?

まさか…計算ずくかっ!

謀ったな、セントラルサーバぁっ!


「ふぅ、仕方ないか。

 分かった、やるよ、護衛任務。

 で、俺は何をすれば良いんだ?」っと尋ねたらさ。


「基本的に何時もと同じで構いません。

 アキラ准佐に調査団が同行しますので。

 基本的に調査団の車輪には防御フィールドが張り巡らされており、被害は受けないのです」


ん?

「ならさ。

 護衛、要らなくね?」ったらさ。


「防御すればエネルギーが消費されます。

 敵を排除せねば被害を受け続け、最後にはエネルギー切れで防御フィールドが切れるでしょう。

 なので、敵を排除する護衛が必要となる訳です」だってさ。


なるほどねぇ。

そら、仕方ないわ。

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