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大学生の小僧からゲームプレイ依頼を受けたわけだが…
「なら、やっても良いが、プレイ代は要らんよ。
流石に社会人でも無い若者に奢られる気は無いのでな」
藤堂さんの場合とは、状況が違い過ぎるのでな。
働いても無い若造に奢らせるつもりなどないからさ。
交渉が終わったっと言うことでな、おれはサーシャムの筐体へと。
話しが通っていたのか、生徒達や学生達が道を開ける。
うむ、筐体が見えたな。
筐体横にコンパニオンさんが控えているんだがな…う〜ん、なんてオバさん?
いやさぁ、そこは美人さんと行かなくても、せめて若い子だろうよ。
40…いや、50代か?
似合わねー
コンパニオンさんはさ、開き直って…いや違うな。
自信満々と堂々とな。
その自信は、どこから?
まぁ良い。
コンパニオンを見に来た訳では無いんだからな。
俺が筐体前へ行くとな。
「おや、アンタがプレイするのかい?
ふむ、酔っちゃぁいないようだね。
見た感じ体に異常は無さそうだけど、疾患や持病とかあるかい?」
そんなことを尋ねてくる。
いや、サーシャムコンパニオン業務だから、当たり前か。
でもなぁ、ヤケに馴れ馴れしいなっ!
まぁ田舎のさ、おばちゃんなら仕方ないか。
「ああ、プレイしたいんだがね。
体に異常は無いよ。
昨日も会社近くでサーシャムプレイしてるしな」
そう告げるとな、驚いたようにな。
「おやまぁ、経験者かい?
もしかして、プレイヤーカードとか持ってたりするのかねぇ」
だってよ。
だからさぁ。
「ああ、これだろ?」って、カードを提示。
したらな。
「はぁ〜っ。
研修の時に見た以来だねぇ。
これを手に入れるなんてさぁ、アンタやるねぇ」と感心したようにさ。
そんなコンパニオンおばちゃんへカードを提示し、プレイ開始となる訳だ。
小僧達がな、カードについて煩かったけど、スルーで。
ガルウィングハッチを潜り座席へと。
相変わらず入り難いなっ、をいっ!
座席へ着くとさ、コンパニオンおばちゃんがシートベルトを締めてくれる。
俺でも締めれるが、自分でやると緩くなるからダメらしい。
会社近くゲーセンのコンパニオンさんの場合はさ、ご褒美だった訳なんだが…これって、なんて罰ゲーム?
シートを締め終えたおばちゃんが、筐体から離れハッチが閉まる。
メインモニターへはマチルダさんだな。
マチルダさんたらさ、現れるやいなやにね。
「おめでとうございます」ってな。
なんぞ?
「いや、何が、おめでたいんだ?」
訳分からん?
「准佐へと、ご昇進なされておりますわ」などとな。
いやいや、おかしくね?
「確か、大尉になったってなかったけ?」
そうだよな?
「さようでございます。
あの任務後で大尉となられ、任務功績を鑑みて准佐へとご昇進なされております。
少佐との話もございましたが、流石に時期早々となり准佐となったみたいですわ。
昇進に伴いまして、佐官機が支給されております。
カスタマイズなさりますか?」
だってよ。
いやいや、昨日初めてカスタマイズ知ったばっかりでさ、もう上位機種のカスタマイズかよっ!
意味分からんわっ!




