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昨日は、色んなことがあり過ぎたな。

モバイルをサイレントに設定して、グッスリってな。


おっとぉっ!

もう、昼じゃねぇか。


まぁ、これだけさ、ゆっくりできるのは、良いことだ、うん。


昔はな、掃除に洗濯、料理と、家事に追われていたそうな。

今はな、家事はAI搭載型のロボットがやってくれるんだ。

だから、楽なもんなんだとか。


いやいや、俺が子供の頃からロボを使ってるからなぁ。

当たり前のことなんだよ。


何でもな、昔は階段を移動することも出来ない自動掃除機をロボット扱いにしてたのだとか。

いやさぁ、それ…ロボットちゃうやん。


家のロボは10年前の型落ちだがな、当然、脚が6本で腕は4本でな。

階段どころか、壁を登るぞ。

脚へはな、硬質ゴムの球体車輪が付いていてな。

それを使用して移動するから、床へ傷が付くこともない。


その車輪へはな、収納可能な繊毛が有ってだな、それが壁登りの秘訣なのだとか。

いや、詳しいカラクリまでは知らんがな。


俺としたらな、隅々まで掃除してくれ、洗濯もしてくれるしさ。

調理も当然してくれるからなぁ。

まぁ、画一的な味になるのは仕方あるまい。


だがな、ネットにて調理レシピを仕入れ、ネット通販にて食材を購入して冷蔵庫へと。

冷蔵庫の在庫管理もしてくれるんだぞ、十分だな。


人型とは掛け離れた形だが、有能だから満足してるよ。

セレブ連中はさ、人型に拘るから高くなるんだよなぁ。

最近のはさ、人と見分けできないほどの出来だからさ。


セクサロイドとして使っている輩もいるそうなんだが、相手がロボットてぇのは、ねぇ。


この有能な家の家事ロボット君なんだがな。

AIが独自学習するのは、昨今では当たり前とは言えなぁ。

何でガーディニングを覚えたし?


家のベランダはさ、プチ家庭菜園となっていますです。

まぁ、合成食材でない野菜を食べようと思ったらさ、自分で育てるしか無いわけで…

その点は、非常に感謝してるよ、うん。


だがなぁ、余った野菜を勝手に出荷するのはさ、止めて欲しかったです。

税金問題やらなんやらの手間がな。


まぁ、その雑務の大半はさ、ハウスサーバーが行ったから、俺は確認してサインや判子を押したりして提出するだけだったんだがな。

っか、いまだに紙を使う役所って…なんとかならんもんかね?


そんな家事ロボットが作ったブランチをいただき、モバイルのサイレントを解き確認を。

モバイルはさ、色んなタイプがあるんだが、俺は手の甲へ貼るタイプを使っているな。


指輪やネックレス、腕輪などのアクセタイプはさ、付けていて煩わしいかんなぁ。

これだとさ、剥がさない限りは付けた侭で良いから忘れることもない。


3Dフォログラム投影にて浮き上がったウィンドウにて、着信やメールの起動を。

メチャ着信とメール、あるやんね。

誰だぁ?

あっ、後輩かぁ。


メールには、連絡欲しいとしか…何だろね?

とりあえず、電話をな。

昔はさ、番号入力なんてぇことして掛けてたらしい。


今の時代はさ、モバイルが俺の意思を読み取り、相手側のAIと繋がってからの通話となる。

間違えや勧誘などは、AIが遮断するからな。

昔みたいに電話を使った詐欺など不可能だ。


おっ、繋がったな。

ちなみにな、音は指向性音波だから、俺にしか聞こえないぞっと。

さて、後輩は何の用かな?

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