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今の攻防はキツかった。

そう思い、思わず愚痴がさ。


「こんな序盤地域にさ、大型敵機は…無いわぁ〜」ってね。

したらさ。


「あら、今の敵は大型では無いですわよ」なんてことをな。

「いや、明らかに大型じゃね」思わず反論を。


「いえ、中型ですわ。

 大型ですと、もっと巨大なですので」なんてこてをさ。


詳しく訊くとな。

どうやら大型トレーラークラス位までは中型らしい。


フェリー船くらいの大きさから大型なんだとさ。

巨大タンカークラスが大型には多いらしい。

小さな丘くらいのヤツもな。


なに、それ…勝てるの?


超大型ともなるとだ、小さな島クラスは当たり前でな。

小さな町が存在できるクラスの島よりデカい超大型機も居るらしい。

勝てるかぁ、そんなのっ!


えっ?そんなのが出る地域ではないから大丈夫?

さいで。


「ところでさぁ…っと、ほいさ」

敵機を避けざまに斬り棄てながらな。


「何でしょう?」

「俺って…なんの組織と戦ってんの?」

「えっ?」


「いやさ、無人の獣型敵機ばっかりじゃん。

 どんな敵さんなのかなぁ〜ってね」

気になるじゃんね。


「知らずに戦っておられたので?」

マチルダさんが、驚いたようにさ。


しかたねーじゃんね。

ベースストーリーの説明なんざぁ受けてねーし。


「そうですか、それでは解説させていただきますわね。

 

 騒動が始まった当初では原因は、この惑星での独立運動がキッカケと言われていました。


 ですが、汚職を誤魔化すためのでっち上げだったそうですわね。

 本来は発掘現場ではから現れた、この惑星古代文明が残した機獣討伐だったのだとか。


 その調査に乗り出されると汚職がバレると危惧した愚か者達が、現地開拓民の反乱をでっち上げ、事態を誤魔化そうとしました。

 無論、騒ぎが終息するハズもなく、事態は悪化。


 当局に事態が知られ、愚か者達は捕縛されております。

 ですが、このことから本当に反乱が発生してしまい、反乱軍鎮圧および古代文明機獣討伐をおこなわねばならなくなった訳です。


 汚職者達が捕縛されたことで反乱軍との戦闘は、落ち着きつつあります。

 ですが被害を受けた現地開拓民との折衝が芳しくなく、停戦には至っておりません」


どうやら反乱軍は、惑星の自治および独立を要望しているそうだ。


当局としては、開拓に費やした費用の回収が行えてないことから、金銭にて解決したいらしい。


まぁ、平行線ってヤツだな。

それぞれの都合があるだろうし、難しいところだな。


しかし、そう言うことならばだ、俺が戦っているのは、この惑星先史文明が製造した戦闘兵器っうわけだな。

そうなるとだ。


「ってことは、この惑星には現地生物や現地人が居るんだな?

 見たことはないが…現地人とは、争ってないのか?」

そう尋ねるとな。


「現地人は、既に滅んでいるそうです。

 植物以外の生物もですわね」


「はぁ?全て滅んでるのか?

 そら、なんで、また?」

つい尋ねると…


「おそらくは、先史文明が造った兵器の暴走が原因かではないかと考えられています。

 その兵器にもグループが存在しており、グループ間にて争っていますね。


 おそらく、敵対していた先史文明の流れを引き継いでいると思われます。

 文明が滅んだ後、兵器類は停止状態となっていたみたいなのですが…」

「俺達が入植したことで目覚めたと?」

「そう言うことですわね。

 しかも学習進化する兵器らしく、現地開拓民達が使用していた端末より得たデータを元に地球型生物を模す兵器が現れています。

 そう、アキラ中尉が戦っているタイプですわ」


俺が知らなかっただけで、色々な裏設定が存在したんだな。

そう感心しつつ、サーシャムを進めるのだった。

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