表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
15/90

0015

居酒屋っうかだ、小料理屋へのお誘い、さらに奢りってことでな、俺はゲーセン行きを承諾した訳だが…


「ギャラリー…多くね?」

思わずな。


俺を出迎えるようにゲーセンで待っていた客がな、男ばかり数十人ほど。

いやいや、昨日のギャラリーよりも多くね?


「朝からサーシャムにチャレンジした連中と、その友人が残ってるんだわ。

 誰もハンガーから、まともにサーシャムを立たせられんでな。


 数步ほどヨタヨタ歩いて倒れるヤツが、1番上手いレベルなんだわ」


いや、訳わからんのだが?

俺は容易く動かせたぞ?


「コンパニオンが言うには、同調率が高ければ操るのは容易いそうだ。

 数を熟せば、その内に操作可能になるそうなのだが…マトモにゲームできるのか問題になってだな」


ああ、それで俺を呼びに?


「通常は、海外でサーシャムを操れるようになったプレイヤー動画を観せるそうなんだがな。

 昨日アンタが見せたプレーを知ってる連中が、アンタを呼びたいってことになってさ。


 海外プレイヤーは俺たちレベルから、泥臭くプレイヤースキルを磨いたらしい。

 それを聞いたらな、アンタのプレーが見たくなるだろ?


 だからさ、俺が代表して後輩君にお願いしたってわけ」


いや、そこまでのものではないのだが…

なにやら、俺が思っていたよりもハードルが高いんだが…大丈夫か?俺?


「期待に沿えるか不安になるんだが…まぁ、やりますかね」

そう告げて、筐体の前へと。


ゲーム代は、既に払い込まれており、俺が払う必要はないらしい。

さいですか?

まぁ、招かれてのプレーだから、ありなのか?


コンパニオンのお姉さんは、既に筐体前にてスタンバっているな。

当然のように(いざな)われ、筐体の中へと。


う〜ん…座った時の見栄えは良いのだろうけどさ、前方ガルウィングハッチは、どうなんだろうか?

プチメタボな俺としては、乗り込んでから体勢を整えるのがさ、辛いんですけど…


なんとか乗り込み、シートベルトを絞める。

コンパニオンさんにな、問題ないかをチェックされ…

「良いプレーを」って、送り出されるようにハッチを閉じられたよ。


いや、全く移動しないんだけどね。

そんなん思ってたらさ、ゲームが起動したらみたいだ。


シートベルトを締めた時に手袋も嵌めてるんだが…ペダルも手袋も要らないかもしれんな。

なんっーかだ、ゲームが起動した直後から、サーシャムとの一体感がさ。


んダァ、これ?

これが、同調率が高いってヤツなのか?


サーシャムが自分の身体であるような錯覚がさ。

怖っ!


そんなん思ってっとだ。

金髪美人のマチルダさんがな、モニターへと。


「アキラ中尉、中尉就任おめでとうございます」ってな。

「ありがとう」って返すとだ。


「つきましては、サーシャムが中尉機へとグレードアップされております。

 昇進特典として、一度だけカスタマイズ可能です」ってなことをな。


さて、どうしよう?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ