0013
朝になり目覚めた俺は、ホテル名物の大浴場へと。
寝心地の良い寝具にて快適な眠りを得たことで、疲れはすっかりっと抜けているな。
ここに大浴場の効能が加われば、今日の仕事を余裕で乗り切れるだろうさ。
体質により効果がことなる人工温泉でな、薬湯をブレンドしている湯なんだよ。
えっ?
なんで昨夜は大浴場へ入らなかったのか?って?
実はな、俺の体質的な問題があってだなぁ…
人によってはさ、大浴場へ入った後は朝までグッスリってな。
けど俺はさ、大浴場へ入った後から目が冴えてくる体質なんだよ。
以前、寝る前に大浴場へ入ったらさ、眠れなくてなぁ。
翌日の仕事が辛いことになっちまったんだよ。
ただ…朝に大浴場へ入れば、目が冴え渡り朝からスッキリとした目覚めとね。
だから大浴場へ行って来たぜ。
夜中に洗浄機が大浴場をオートで洗ってっからさ、まさに一番風呂ってヤツさね。
最高の寝具による快適な眠り、大浴場の効能によるスッキリとした目覚めに、美味い朝食にてな、朝から絶好調だぜぇっ!
最高の気分で出社を。
えっ?仕事は昨日で完了したんじゃないのかって?
いやさぁ、確かにプロジェクトは終えたぞ。
だからこそ、打ち上げしたんだしな。
けどな、別の仕事が来てんだよ。
働かなければ食っていけないかんなっ!
世知辛い世の中だぜっ!
実はだな、課長が既に次の案件で動いてたりするんだわ。
この度の仕事はな、営業がとってきた仕事ではなく、お得意様からの紹介案件だったりするんだよなぁ〜
紹介元のお客さまはな、年に一回は仕事を発注してくれる上客でもある。
ゆえにな、今回の仕事をしくじって紹介元客の顔を潰したりしたら…うん、会社的にもヤバイやもな。
そんな仕事なんだが、営業と課長が既に客先との折衝を行ってたりする。
話しを聞いてから問題を洗い出し、その問題に対する課題を定義し、対策の検討だな。
そこら辺は済んでおり、案件定義も終わりつつある状態だ。
俺も忙しい中巻き込まれてな、このたび終わったプロジェクトをこなしつつ参画してたよ。
その度にプロジェクトから抜けるので、プロジェクトメンバーから文句を言われたりなぁ〜
結構、キツかったよ。
ヤツらは良いよなぁ、自分に割り振られた仕事だけしてれば良いんだからな。
俺は課長補佐にプロジェクト管理、メンバーフォローも行えば、ヤツらに混ざって開発や確認作業もな。
管理者業務もガッツリ行わせるならばさ、実務からは卒業させて貰いたいのだが…なぜかコアな部分は俺が作ることに。
いやな、作業スピードや手戻りなどを考えるとだ、俺が適任になるわけで…
これで給料が上がればな。
っても、そこそこの手取りではある。
所帯持ちでない場合はっう、枕言葉が付くがな。
そんな感じでな、今日もガッツリ働きましたよ、ええ。
明日は休みだっ!
昨日は飲めなんだから、今日は飲むぞっ!
そう思い会社を出ると…後輩が迎えに来てた。
いやオマエ…なんで居んのよ?




