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0012

ゲーム会員カードを受け取った俺は、後輩たちを探すと…


「何見てんだ、アイツら?」

モニターに群がる後輩たちを含む客たちの姿がな。


「あれは、アキラ中尉のプレイを視聴してますね」っと、コンパニオンのお姉さんがな。


いやいや、俺…ここに居るやん?

意味が分からずに首を傾げると…


「ゲーム内では時間加速されておりましたから、実時間との差異が出ているんです。


 本来は身体に負担となるため行われないのですが、アキラ中尉は同調率が高いため行われたようですね。


 プレイ中は思考制御が主で、手足などはほとんど動いてなかったみたいですよ」って、コンパニオンのお姉さんがさ。


そんなんなってたんやねぇ…

   

視聴している面々はモニターへ釘付けになっているため、俺がゲームを終えたことに気づいてないようだな。

帰って良いかな、これ?


下手に気付かれると、帰れなくなりそうだしなぁ…

ゲーム中は時間加速されていたとはいえ、ワンプレイ終えたゆえ、結構よい時間になってるしなぁ。

ヤツらの視聴が終わるのを待ってたらさ、何時になるか分かったもんじない。


「私は明日仕事がありますので、お暇しますね」

そうコンパニオンのお姉さんへ告げて離脱をば。


ヤツらは夢中で視聴しているから気付かなかったよ。


素早くゲーセンから離脱した俺は、予約しておいたホテルへと。

仕事が忙しくて帰れない時に泊まる常宿だ。


顔見知りとなっているフロントのホテルマンを介しチェックインをな。

いつも通りの手続きを経て鍵を受け取った俺は、指定された部屋へと。


別に俺用の部屋っという訳ではないのだろうけどさ、いつも同じ部屋へ通されるのは、どうなんだろう?

まぁ、清掃が行き届いた清潔な部屋だし、アミューズメントも揃っている。


部屋の風呂とトイレが別室になっているのも良い。

湯船もデカいし、洗い場も適度なゆとりがな。

   

ビジネスホテルで値段も手頃である、このホテルなんだが…カップルがラブホ代わりに使ってるそうな。

いや…ラブホ行けや、オマエらはさぁ。


どうやら防音設備が整い、ネット環境が充実。

ホテル併設のレストラン飯は美味く、朝食付き宿泊費はお得ではある。

このレストランが24時閉店であることも魅力だな。


だからって、ラブホの代わりはないだろ?


利用客は、ホテル近くのビジネス客で、ラブホ代わりにするのもらしいのだが…


時々、他所から来たカップル客の女性がさ、ラブホへ泊まる変な客みたいに見て来るんだが…変なのは、オマエらだかんなっ!


などとグダグダ考えてる間にな、湯船へ湯が溜まったようだ。

風呂にて、くつろぎ、1日の疲れを癒す。


はっふぅ。

いゃぁっ、快楽(けらく)快楽ぅ極楽やね!


1日の疲れを癒した後は、ホテルが用意している寝巻きへと。

いやさぁ、この寝巻きってホテルのオリジナルで非売品なんだけどさ、着心地最高なんだわ。

枕を含む寝具の寝心地も申し分なくてな、ベッドはいったらさ、気付いたら朝なんだよ。


完全に疲れが抜けてんなぁ、毎度ながら…ここのホテル宿泊は最高だっ!

住むには高過ぎるが、会社経費で泊まるからな、住み込む感じで宿泊費が経費で落ちんかなぁ〜

ダメだろ〜なぁ〜

    

世知辛い、世の中です!

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