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俺はタンクベッドみたいな筐体へと。

えーっと。

これ、どうやって?


ん?


「こちらにて、操作いたしますので」

おぅ。

美人さんがね。

ドロイドだけどさ。


しかし、外見は人と見分けがつかないな。

だが、喋ったら一発で分かる。


片言ではない。

ないんだがなぁ。

なんツぅーかさ、微妙なニュアンスてぇのか?


それにな。

言葉に感情が乗ってないんだよ。

だから、作り物めいた感じでな。

外見は人だが、直ぐにドロイドと分かるてな。


で、美人さんが操作してくれ、筐体の蓋がな。

プシューって、音を立てて跳ね上がるように。


なんなさぁ、スンゲー寝心地良さそうなんだが?

楕円形の箱の上へ、透明な蓋が付いた形なんだ。

その蓋が左右に分かれて、上部を起点に跳ね上がってんだよ。


中へは左右のドチラからでも入れるみたいだな。

取り敢えずは近い右側から内部へと入ることに。


これ、以前なら入るのに苦労したぞ。

今なら楽々だったが、人を選ぶよな。

この辺は、後から伝えた方が良いな。


カプセル内へ収まると、優しくマットが支えてくれる。

これさぁ、すんごく、寝心地が良いんだが、良過ぎる。

下手したら、この侭で、即座に寝落ちしそうなんだが?


寝心地が良いのも、良し悪しと言うコトになるかも。

だってな、今からゲームすんのに、寝てしまっては。

しかもさ、アーケードだったら、プレイ前に、だぞ。


コレも報告案件だろうよ。


だってさ、今の筐体とは違うからな。

アチラは激しく動くから、体調しだいではプレイできない。

だがコチラは、寝不足だろうが酒飲んでようができるから。


いやいや。

寝不足や酒飲んだヤツが、このタイプの筐体に?

入ったら、即寝落ち間違いないだろうさ。


でもな、ゲーセンなんぞ、オフィス街だと仕事終わりに寄る感じだぞ。

疲れたサラリーマンや、飲んだ後の、とかがさ。

絶対に寝るってばさ。


しかも、内部へ収まったら意識が飛んだんだが?

いや、俺は別に眠たくも無かったし、酒も飲んでないが?


っかさ。

いや、ここ、ドコ?


サーシャムのコックピットではない。

あれ?

俺ってさ、サーシャムを始めたよな。


なんかさぁ、豪勢なベッドに寝てんだが?

これさ、スンゴク寝心地が良い感じだぞ。


部屋の調度も豪奢でなぁ。

映画やアニメなんかで見る貴族の館みたいだ。


え?

もしかして、異世界転生!?


ん?

「アキラ大佐殿。

 起きてやすかい?

 朝飯、持って来やしたぜ」


この声は、アンソニー大尉か?

部屋のドアが開き、ヌォォッとデカい生き物が。

熊ぁ?


「どうしやした?」

これ、アンソニー大尉かぁぁっ!?


こんなにデカかったんかいっ!?

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