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護身術を習うコトになった訳が、直ぐにとはな。

ドロイドを使用しての基礎を習うコトは可能だ。

だが、人から習った方が、細かなコツとかがな。

そのため、護身術は後日に習うコトになったよ。


そうなると時間が空く訳でな。


「よし、サーシャムするか!」


一応は、サーシャムのテストパイロットらしいからな。

だから、新たな筐体を試しに。

えーっと、変な筐体が在るんだが?


「なんかさぁ」

『なんでしょ?』

「タンクベッドみたいなんが、在るんだが?

 アレもサーシャムの筐体なのか?」


アレってさぁ、既に操縦とか出来ねぇじゃん?

どゆコト?


『ああ、アレはですね。

 同調率が高い方用の筐体となります』


ん?

「それって、俺以外にも居るのか?」

『だから、現在はマスター専用ですね』


あー

同調率が高くてさ、思考リンクしてっからなぁ。

身体を動かさないなら、タンクベッドで十分か。


『仮想現実へリンクする筐体をベースに、サーシャム用へ改良した品となります。

 ゆえに、普通の筐体よりも同調率が高くなりますので。


 さらに、マスターの意見から、基地内に限りますがサーシャムから降機可能となります。

 食事なども可能であり、五感とのリンクも進めているのだとか。


 ですので、アチラでの飲食が可能となっておりますね』


!?

ポールジロール三十年のビンテージ!


『まぁ、アチラ側の世界観を崩さないため、珍しい酒や食べ物が、気楽に得られるとは、限りませんが』


ノォォッ!

俺のポールジロールぅぅっ!


だが、サーシャムから降りられるのは、有りかもな。

っても、この筐体に限りだろうが。

って、ん?


「サーシャムから降機できるのは分かった。

 で、確認なんだがな」

『なんでしょ?』

「降機した後って、配信されたりするのか?」


ハッキリ言って、サーシャムから降りた後だからな。

視聴しても楽しくないと、思うぞ?


それに、俺のプライベートな部分でもある。

それを衆目に晒すのは、イヤなんだけど?


『さぁ?

 そこら辺は確認しないと分かりませんね』

「そうかのか?

 オマエなら知ってそうだが」


『全てを把握するには、リソースが足りません。

 調べれば分かりますので、少々お待ちを』


まぁ、全情報をプールしたら、そらリソースが足りんわな。


『確認しました。

 現時点では、サーシャム降機後の映像は、公開しないそうです。

 これは、降機機能を公にしたくないためらしいですね。

 一般解放してない機能を公開して、騒ぎになるのを防ぐためらしいです』


まぁ、普通の筐体に乗せても、同調率が低いと機能しないしなぁ。

妥当な対策だろうよ。

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