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嶋咲さんの無茶振りに、思わずな。


「いやいやいや!

 あの、アーマードでヤッたサルトビを、ですかな?」


困り顔で告げるとな。


「あー、そのですな。

 当然ですが、人用のコースを、です。

 アーマード用なコースなど、人には無理ですので」っと言った後でな。

顎に手をヤリ、思案顔に。


どうした?


「身体測定の結果次第ですが。

 もしかしたら、一度挑んで頂くかも、ですな」


ん?

なんにだ?


「挑むとは?」

嫌な予感しかしないのだが。


「アーマード用の、サルトビコースですよ」

ほらぁ。


「いやいや。

 ありぁ、人が挑む規模じゃ、ありやせんぜ。

 アレへ挑め、っと?」


バカ言うでねぇっ!


「いや、現段階では、確定ではないですよ。

 ですが、検診の結果から鑑みるに、一般的な枠をハミ出していそうなんです。

 つまり、通常のサルトビでは測れないやも、しれませんので」


あー

「それほど、で?」

「おそらく。

 それほど、でしょうなぁ」


マジ?


「兎に角、手続きは済んでおります。

 アチラにて、体力測定を受けてください。

 私は会議を抜けて来ておりますので、戻りますね」


まぁ、部長さんだからなぁ。

忙しいんだろうよ。


嶋咲さんが、足速にオフィスからな。

電話で済ませば良いっと思うだろう。


だが、ドコで盗聴されるか分からん。

現に、検診センターで情報をだなぁ。

油断も隙も、あったもんじゃねぇよ。


オフィス内は、ココのサーバ管理内なんだ。

だから、不審者は入れないから、盗聴機は。


っか、実はな。

ウチのホームサーバ傘下だったりする。

だから、盗聴なんぞは不可能なんだが。


だが、そのコトは、流石に明かせない。

大騒ぎどころでは、済まないだろうよ。


なにせ裏から、世界中のサーバを、乗っ取ってからな。

今は俺中心で大人しいんだが、俺に関すると過激にさ。


コイツさぁ。

俺が死んだりしたら、暴走せんよな。

まぁ、俺もマダ死ぬ気はないんだが。


そんなん思いながら、オフィスから出る。

っと、一度、自宅へとな。


ホームサーバから言われてなぁ。

検診だったから、朝食は抜いてたんだわ。

朝食の準備が、出来てるってよ。


自宅に戻ってから、朝食をだね。

っか、さぁ。


「朝からステーキって、おま、豪勢すぎね?」


『今から、体力測定ですよね?

 力が出る物を用意しました。

 最後にスペシャルドリンクを、飲んでいただきます』


あ、さいで。

いや、美味かった。

美味かったんだがな。

食い過ぎた、かも。


今から動くんだが?


しかし、このスペシャルドリンク、美味いなぁ。

ん?

妙に胃が活性化した?

腹がスッキリ?


ト、トイレっ!


スッキリしたが、なんか、さぁ。

力がぁ!

漲ってぇ、参りましたぁっ!


ホームサーバぁ、テメェ、なに食わせやがったぁ!

良いぞ、もっとヤレ!

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