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医師によると、俺に発生した現象は再現不可能らしい。

それは何故か。


実は、筋肉の微細断裂、コレの修復がキーだと思われるらしい。

だが、筋肉な微細断裂など、普通は起こらない。


筋肉痛などは、筋肉の微細断裂に相当するが、そのレベルでは無いのだとか。

普通ならば、アーマード内にてミンチになっているレベルなんだと。


ちょっと、待てぇ!

えっ!

いや、ちょっとぉ!

こわ!


これ、アーマードの重力制御や保護フィールドにて、肉体が保護された可能性が。

だが、同調率が高くないと、このクラスの保護は無理らしい。


そして、同調率が高い者は、アーマードから降りても、保護フィールドが被膜のように、しばらくは維持されるのだとか。


まぁ、徐々に拡散してしまうので、一気に消えて保護が無くなるコトはないらしい。

そうなってたら、俺は生きて無かったらしいな。


つまり。


「この筋肉超微細断裂を起こし生き残れるのは、精神同調装置との同調率が高い方のみですな。

 普通の方が同じコトをしたら、アーマードの中でお亡くなりになるでしょう。

 まぁ、その前にアーマードの安全装置にて、アーマードが停止するでしょうが」


な、なるほどなぁ。

っか、さぁ。


「なんかアーマードについて詳しくないですか?」


医師が知る範囲じゃ無いだろ、これ。


「ああ、私はサーシャム開発にて、医療方面からサポートしているスタッフの一人ですので。

 アーマードに関する技術は、サーシャム開発へフィードバックされております。

 その関係にて、少々詳しくなりましてね」


少々ってレベルじゃないだろ、これっ!


「まぁ、運が良かったのでしょうな。

 かなり、綱渡り的な感じでしたが」


そう指摘され、額から冷や汗が、ツゥーっと。

下手したら、アーマードの中でミンチに、か?


普通は働く安全装置が、同調率が高いために働かなかったらしい。

それは、保護フィールドに適応するため、安全と判断されたのだとか。


これ、さぁ。

降りた後に、保護フィールドが保持された状態じゃ無かったら、即死してる?


ゾクっと、しましたぁーっ!


思わぬ所に、即死罠が!

そんなん、気付けるかぁ!!


まぁ、今は問題なく健康体らしいし、良いか。

いや、良いのか?


それより、超回復っと言うか、肉体改変が成されたみたいなので、身体測定は必須らしい。

そのコトは、既に嶋咲さんへと伝わっている。


なので、この後、オフィスへ顔を出して欲しいとのコトだ。

検査を終えてから、検査着から私服へと。


メトロポリタンな狩人的ファッションへ。

いや、別のチョイスは、無かったのかね?


『急ぎで用意できたのが、その服装でしたので。

 まぁ、赤いランニングシャツと短パンならば、ご用意できましたが?』


俺は、海賊王を目指さんぞ?

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