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あー、その、ですな。

知らぬ間に、肉体改変されていた、アキラです。

こんにちは。


っか、俺ぇ!

誰に挨拶しとる、誰にぃ!


しかも今は晩だから、こんばんは、だろがい!

って、違ぇっ!

そう言う問題じゃねぇっ!


あー、あまりなコトに、混乱しちまったぜぇい。

母上様、貴方の息子は、マッチョマンになりました。

って、かぁ!


っか、なぁ。

肉体もだが、誰よ、コレ?

顔の贅肉が消え去り、小皺も消滅。


つか、肌艶が二十歳代、いや、十代前半クラスか?

顔みたら中年オヤジって、分かる顔だったんだが?


明らかに、十代の若造みたいな顔になってらっしゃる。

昔事故で負った怪我の痕、古傷が消えてやがるんだが?


っか、職業柄、視力が落ちて、万年肩凝りが酷かった。

なのに、裸眼で綺麗に見えており、肩凝りが消えたよ。


いやいやいや、いやぁ!

完全にぃ、別人やろがい!


「どーすんのよ、コレぇ!

 証明書写真とは、別人になってんじゃんかぁっ!」

『撮り直せば、よろしいかと』

「そう言う問題かぁ!」

『?

 本人を証明する写真ですよね?

 ならば、証明するために、撮り直しでは?』


いや、だぁーらぁ!

「昨日までの俺と身形が変わり過ぎて、俺と証明できねぇ、ってんのっ!」


後輩と擦れ違っても、気付かれない自信があんぞ。

まぁ、高校時代の俺を知ってる源さんならば、案外気付くかもしれんな。


っかさぁ。

高校の制服着て高校に忍び込んでも、絶対に違和感がないぞ、これ。

ま、ヤランがなっ!


いやいやいや。

っか、夜に繁華街歩いてたら、補導されんじゃね?

見た目が高校生だかんな!


っか、っか!

酒場に入ったら、摘み出されそうなんだが?

あ、俺、一人で街中へ出られんかったわい!


取り敢えずは、風呂から出るコトに。

飯前、って言うか、夕方か。


まだ業務時間だな。

俺は、慌てて嶋咲さんへ連絡を。

有吉さんは、会社のプライベートジェットにて、アメリカへ向かっている途中だろうか。


最近の機体は、成層圏の上側を飛行するらしい。

コレはトライポッドなどにも搭載されている、重力制御装置が絡んでいるとのこと。


詳しくは明かされていないため、俺にも分からないのだが、エンジン周りに流用され、空気が薄い場所でもエンジンを的確に運輸できるようになったのだとか。


そのため、空気抵抗や天候に左右されずに移動がな。

さらに成層圏の下層とは違い気流の影響にも、左右されないのだとか。


まぁ、アメリカ方面へ向かう場合、気流に乗った方が速いらしいのだがな。


そんな飛行機で移動中の有吉さんに、相談しても、どうにもなるまい。

それに、直属の上司は嶋咲さんだからな。


いや、直属ならば、課長か?

だが、現段階で課長に相談しても、困らせるだけだろう。

なら、矢張り、嶋咲さんだな!

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