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風呂に入り、即座にシャワーを。

塗りたくったように、へばり付いていた脂が流れるが、脂だけに湯だけでは綺麗に落ちない。


ボディソープを付けた洗い布で、ゴシゴシってな。

背後って言うか、背中側はアンドロイドレディさんがね。


したらさ。

「あら?

 マスター?」って。


どうしたんだろ?


「どうした?」っと、尋ねるとだ。

「そんなに良い身体してました?」

だとさ。


いやいや。

中年太りまで行かないが、チト小太り近い体型だが?

まぁ、好みの。


ファッ!?

えっ!

これ、俺の身体!?


ラードみたいな脂が流れ、俺の身体が顕になるとだ。

シックスバックの、バギバキに割れた腹が!


んじゃぁぁっ、こりゃあっ!


「あり得ん!

 なんぞ、この腹筋はぁっ!」


って、腕も筋肉が付いてないか?

いや、足も。


慌てて姿見の前へと。

うん、均整がとれた見事な肉体だな。


っか、ボディビルダーみたいな、筋肉達磨ではない。

どちらかと言うと、ギリシャ彫刻のような感じだな。


っか、えっ!?

これ、俺の身体か?


「どうなってんだぁっ!

 つい、この前までは、中年小太り体型だったよなっ!!」


何時の間に、俺自身が見惚れる程の肉体へ?

ハッ!


「アーマードへ、乗ったセイかぁっ!」


それ以外に考えられん。

考えられんが。


「いや、待て。

 確かに、アーマードに乗って筋肉痛になったが、それだけで、こんなになるか?

 てか、数日で肉体が、こんなに変化するなど、普通は有り得ん!」


一体、どうなってやがる!?


『マスター』

「なんだ?」

『体調を整えるドリンクの薬効と、ドロイドによる的確なマッサージの効果では、ないかと』


ん?

「どう言うコトだ?」


『飲んで頂いたドリンクには、様々な生薬を含ませておりました。

 さらに、肉体に良い新薬なども使用しております。

 その効能にて代謝が上がり、肉体強化が促進されたと、考えられますね』


いやいやいやぁっ!


「なんちゅうモン、飲ませてんやねん!」


『はい?

 マスターが考え無しに、アーマードで無茶したからですよね?

 下手したら筋肉断裂寸前でしたが?

 それを修復させる、最善の処置をしました。


 本来ならば、救急搬送も有り得たのです。

 ですか、下手にビルから出せば、マスターが拉致される可能性も有りました。


 処置不可能ならば、緊急搬送を選びましたが、新薬や生薬、薬湯にマッサージにて、乗り切れそうだったため、ソチラで対応したのです。


 ちなみにですが、放置していた場合、一生寝た切りになっていたかと』


マジかぁぁっ!

結構、ヤバいコトになってたんだな、俺。

まぁ。


終わり良ければ、全て良し!だな。

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