──*──*──*── 部屋の奥
部屋の奥に入った私達を迎えてくれたのは──、ブタヌキかよっ!!
何で選りに選って、ブタヌキなのよぉ!?
ブタヌキ
「 おおお…オデが案内してやるからなぁ…。
こここ…光栄に思っていいぞぉ… 」
エノ
「 気持ち悪いっ!!
こんな奴に案内されるなんて、嫌ぁっ!!
{ ──セロ,玄武、何とかしてぇっ!! }」
玄武
『{ セロフィート、どうにか出来ないのか? }』
セロフィート
『{ 良いではないです?
案内してもらいましょう。
ブタヌキさんの相手はワタシがしますし }』
エノ
「{ セロ…大丈夫なの??
変な事されない? }」
セロフィート
『{ 変な事…です?
安心してください。
エノに何かする前に〈 テフの源みなもと 〉へ変へん換かんします }』
エノ
「{ ちょっ──其それは拙まずいんじゃないの?
ブタヌキは奴ど隷れい商しょうのオーナーの息むす子こなんでしょ? }」
セロフィート
『{ 例たとえブタヌキさんが奴ど隷れい商しょうのオーナーの息むす子こだろうと、エノに比くらべればダニ以い下かです。
ブタヌキさんがどうなろうと知しった事ことですか }』
玄武
『{ 何なによりもエノの安あん全ぜんが最さい優ゆう先せんだからな }』
ニュイ
「 ニューニュニュ! 」
セロフィート
『{ ブタヌキさんはワタシに任まかせて、エノは買かう奴ど隷れいを決きめてください }』
エノ
「{ うん……。
有あり難がとう、セロ。
ブタヌキはお願ねがいね }」
セロフィート
『 ブタヌキさん、案あん内ないをお願ねがいします 』
ブタヌキ
「 ほふぅ(////)
おおお…オデの事ことは “ ディビス ” と呼よんでほしいんだなぁ… 」
セロフィート
『 ははぁ…。
ディビスさん…ですか。
友ゆう愛あいの意いを込こめて “ ブタヌキさん ” と呼よばせてくれません? 』
ディビス
「 ゆゆゆ…友ゆう愛あい?!
かかか…構かまわないんだなぁ…(////)」
セロフィート
『 嬉うれしいです。
有あり難がとう御ご座ざいます。
ブタヌキさん♪ 』
ディビス
「 ほふぅ(////)
おおお…雄オスと雌メスの奴ど隷れい、どっちを買かうんだぁ… 」
セロフィート
『 エノ、男だん性せいと女じょ性せい──どちらの奴ど隷れいにします? 』
エノ
「 えぇ〜〜と……どっちがいいのかな… 」
私わたしが奴ど隷れいの性せい別べつを考がんがえていると、抱だっこしていたニュイちゃんが私わたしの腕うでから飛とび出だした。
エノ
「 ──えっ?!
一寸ちょっと、ニュイちゃん!?
どうしたの?? 」
ニュイ
「 ニュニュ!
ニュ〜〜〜ニュ!
ニュニュニュ 」
ニュイちゃんが上じょう下げにピョンピョンとジャンプしながら何なにかを訴うったえてるみたい。
エノ
「 玄げん武ぶ、ニュイちゃんは急きゅうにどうしちゃったの? 」
玄武
『 何なにかを察さっ知ちしたのかもな 』
エノ
「 察さっ知ち??
察さっ知ちって何なにを──あっ、ニュイちゃん!!
勝かっ手てに進すすんじゃ駄だ目めよ! 」
私わたしが玄げん武ぶに聞きいてる間あいだにニュイちゃんが勝かっ手てに動うごき出だしちゃった!
ニュイちゃんも亜あ人じん種しゅが珍めずらしいのかな?
ニュイちゃんはジャンプをしながら、どんどん勝かっ手てに奥おくへ進すすんで行いっちゃう。
捕つかまえなくちゃ!
私わたしは玄げん武ぶ,セロフィート,ブタヌキを置おいて、ニュイちゃんを追おい掛かける事ことにした。
ニュイちゃんってば、ジャンプしてるのに移い動どう速そく度どが早はやくて中なか々なか追おい付つけない。
ニュイちゃんを追おってる途と中ちゅうで色いろんな人じん獣じゅう族ぞくを見み掛かけるけど、今いまは其それ処どころじゃなくて──。
ニュイちゃんが好こう奇き心しん旺おう盛せいなスライムで困こるこまっちゃう!
ニュイちゃんを追おい掛かけていた私わたしは、漸ようくニュイちゃんを見み付つける事ことが出で来きた。
此こ処こが奴ど隷れい商しょうの中なかの何ど処こなのか分わからないけど、何なんか嫌いやな感かんじがする所ところな気きがして仕し方かた無ない。
肝かん心じんのニュイちゃんはと言いうと、数すう人にんの大人おとな達たちに向むかって体たい当あたりをかましていた。
エノ
「 ──何なにしちゃってるの、ニュイちゃん!!
人にん間げんに体たい当あたりしちゃ駄だ目めでしょ〜〜!! 」
私わたしは慌あわててニュイちゃんに駆かけ寄よった。
ニュイちゃんは「 ニ゛ュ〜〜ニ゛ュッニ゛ュッ 」って、ジャンプしながら鳴ないている。
何なんか…何い時つものニュイちゃんと様よう子すが違ちがうみたい。
威い嚇かく…してる??
若もしかして怒おこってるのかな?
でも一いっ体たい何なにに対たいして??
ニュイちゃんに体たい当あたりをされている大人おとな達たちは、奴ど隷れい商しょうの中なかに居いるから奴ど隷れい商しょう人にんかも知しれない。
兎とに角かく、事じ情じょうがあるにしてもニュイちゃんに体たい当あたりを止やめさせないと!
私わたしはニュイちゃんをキャッチして抱だっこした。
ニュイちゃんは「 ニ゛ュッニ゛ュッニ゛ューーー!! 」って鳴なきがから嫌いやがってるみたい。
エノ
「 ニュイちゃん!
人にん間げんは怪物モンスターじゃないから!
体たい当あたり禁きん止しだよ!! 」