♥ フィールド 6 / LV上げと魔法の熟練度上げ 6
エノ
「 ──ふぅ…。
日も暮れて来たみたいだし、そろそろ切り上げない? 」
セロフィート
『 寝言は布団の中で言ってください。
夜になると怪物の出現率が上がりますし、怪物のLVも上がります。
此のまま朝方迄続けましょう 』
エノ
「 ──鬼か!?
良く良く考えたら私、召喚されてから1度も食事してないんだけど!!
飲まず食わずで、寝ないで戦闘を続けろって言うの??
鬼よぉ!! 」
玄武
『 心配するな。
ワタシとセロフィートを使役しているエノは、飲食,睡眠,排泄の必要ない身体になっている。
寝なくても倒れたりしない。
思う存分に朝方迄続けられるぞ 』
エノ
「 …………其ってマジなの?? 」
セロフィート
『 本当です。
謂わば “ 黒歴史効果の恩恵 ” ですね 』
エノ
「 …………喜んで良いのかな??
素直に喜べないけどね! 」
セロフィート
『 怪物に気付かれ易くなるように周辺を照らしましょう 』
エノ
「 唯でさえ出現率が高いのに、怪物に見付かり易いようにするの??
鬼じゃないのよ! 」
セロフィート
『 誰が鬼ですか。
失礼ですね 』
玄武
『 セロフィートなりの心遣いだ。
そう責めるな 』
エノ
「 別に責めてないけど…… 」
そんな訳で──、真っ暗闇の中で怪物と戦闘する訳にもいかないから、セロフィートに周りを明るくしてもらった。
魔法の熟練度は、いい感じに上がってくれるけど、LVの方はからっきし。
全然経験値が貯まらないからLV4にならない。
LV3だから冒険者ギルドの依頼は受けれるようになったんだけど……。
せめてLV10には上げたいのよねぇ……。
其にしても、セロフィートと玄武は、一切私の戦闘に加わってくれない。
セロフィートは周りを明るくしてくれたり、魔法陣で怪物を逃げないようにしてくれたりはするけど、戦闘には参加してくれない。
玄武はと言えば、広げた扇子を口元でパタパタと扇ぎながら私の様子を見ぃ〜〜てぇ〜〜るぅ〜〜だぁ〜〜けぇ〜〜〜。
私の〈 守護り手 〉なら、見守護ってないで手伝ってほしい!!
1人で大変なんだからね!!
セロフィートと玄武に手伝ってくれないか頼んだけど、「 力の加減が出来ないから 」とか「 トドメを刺してしまうから 」って断られちゃった。
強過ぎるのも問題よね。
手加減が出来るように練習してほしいんですけど!!




