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転生したトリマーがもふもふ尻尾なケモ耳娘と旅に出る  作者: ひょーう.CNP


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40話 マッサージ

 ギルドに報告を入れて、その日はゆっくりと身体を休めた俺達。

 その日の夜、湯浴み後の事。


「カエデ……いくぞ」

「う、うん……お手柔らかに……」

「これで、ヌルヌルにしてっと……」

「ふぁっ……ヌルッとしてゾクゾクする……」

「気持ちいいだろ? ほら、こうか?」

「んにゃっ! そこ弱いからぁぁ……」

「あのねぇ……貴方達……!」

「ん? なんだ?」


 近くにいたメイランが叫ぶ。


「声だけ聞いてたら卑猥すぎるのよ! 尻尾のオイルマッサージよね!? 」

「メイランちゃんも……やられてみたら、分かるんんっ……よ」

「私、狼じゃないから分からないわ」


 呆れ果てて両手を広げるメイランだが、卑猥な声を聞いていたからか若干顔が赤い。


「オイルマッサージは出来ないが、普通のマッサージならドラゴン族の尻尾でも出来ると思うぞ? 次やってやろうか?」

「うーん……まぁ、やりたいならやらせてあげるけど……」

「んあっ……気持ちいい……」

「……」


 メイランもマッサージには興味あるのか、カエデがふにゃふにゃになっているのを見ている。


「ご主人様、やっぱり上手すぎる……」

「これが本職だからな。ほれ、最後に櫛入れるぞー」


 尻尾の根元から優しくゆっくりと櫛を入れる、ゾクゾクするようでカエデの肌から鳥肌が立っている。


「んんっ……ふぁっ……」

「カエデはここが1番弱いんだよな」

「んんんんっ!! はぁはぁ……」

「……やっぱり卑猥ね」

「にゃ」


 再度呆れるメイラン、そこにシェミィも現れてメイランと共にジト目でこちらを見ている。

 どうやらシェミィの考えている事もメイラン寄りみたいだ。


「よし、艶々サラサラになったぞ」


 カエデの尻尾を観察すると、今までよりオイルによって艶が出てキラキラしている。手で触れるとしっとりしつつも滑らかに指の間から尻尾の毛が通り過ぎていく。


「す、凄いわね……こんなにサラッサラになるのね。しかも毛の絡まりが一切無い……」


 メイランも仕上がりが気になったようで、俺と一緒に尻尾を撫でるように手で梳く。


「んっ……手で梳かれるのもやばい……腰抜けて立てない……」

「カエデはそのままゴロゴロしてていいよ。次はメイランの番だな」

「わ、分かったわ。お願いするわね」

「ん、じゃメイランちゃんが終わったらご主人様にもオイルやってあげるね、今は余韻に浸るよ……」

「了解。さ、おいでメイラン」

「は、はい……」


 ベッドの上でうつ伏せになり、尻尾が手入れしやすいようにいちをしてもらう。


「じゃ、始めるぞ」

「お、お願いします」


 カエデとは違い、鱗により独特な撫で心地なメイランの尻尾、少しだけザラっとしている。

 鱗って冷たいイメージがあったんだが、触ってみると案外そうでもなく温かい。

 しっかり筋肉のような芯があるので、痛くならないように徐々に力を入れてメイランの様子を伺う。


「力加減が分かるまで探るようにやるから、何かあれば教えてくれ」

「んっ、分かったわ……今のままでも充分気持ちいいわよ……」

「了解」


 付け根から尻尾まで、満遍なくマッサージしていく。


「なかなか効くわねぇ……気持ちいいし、ポカポカと温かくなってきたわ」

「マッサージで血流が良くなってきた証拠だな」


 しっかりと全体を解していき、尻尾のマッサージを終える。

 そしてついでに肩や背中もほぐそうと思い手が肩に触れる。


「んあっ!?」

「翼とかで肩や背中も凝ってそうだから、ついでにやってやる」

「もう、触るなら先にいっ……」

「めっちゃ凝ってるな……しっかり解すよ」

「んんっ……あ〜効くぅ……」


 若干年配の人みたいな反応したが、凝ってたらそうなるものだよな。

 ドラゴン族変身の時、背中に割と疲労感あったからきっと凝ってると思ったんだよ。


「メイランちゃんお年寄りみたいだね」

「カエデ、後で覚えておきなさい?」

「ひぃ!?」


 地雷を踏んでしまったようで、一瞬鬼のような表情になったメイランを見てカエデは逃げようとしたが、まだ腰が抜けて動きにくいのか足腰がプルプルしている。


「よし、だいぶ解れてきたな。身体の調子はどうだ?」

「えぇ、かなり楽になったと思うわ。ありがとうコウガ様」

「良いって。身体の不調1つでコンディションがガラッと変わるからな、こうしてひと仕事終えて時間がある時やってやるよ」

「ありがとう、代わりにコウガ様にもマッサージしてあげるわ。ほらカエデやるわよ! いつまで腰抜かしてるのよ!」

「あぅ……だってまだ余韻で気持ちよくて……」

「はい! 早く起きる! コウガ様に御奉仕という名のマッサージをするわよ!」

「はーい……」


 カエデが足腰プルプルさせながらも立ち上がり、俺のマッサージの為にオイルと櫛を準備する。

 男の喘ぎなんて聞きたくないだろうから割愛するが、カエデのいう気持ちいいのには抗えないのは分かる。声に出す事は少ないが息が漏れそうになる事がある。

 カエデに狼人族での尻尾手入れとマッサージを、メイランにはドラゴン族での尻尾マッサージと肩背中のマッサージをやってもらった。


 大変気持ちよかったです。


 マッサージの為に背中に乗っかかって来た時のお尻の感覚、そしてカエデの尻尾がふぁさふぁさと身体を撫でた時の気持ちよさ。


 たまらんです!!


 最後に、シェミィをみんなでなでなでしながらマッサージを行い、大変癒された所で就寝した。

ご覧頂きありがとうございます。

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