殺し屋の少女
皆さんこんにちは!Pongori Suchus です!
今回は常河に来たばかりの主人公の命を殺し屋の少女が奪いにくる話です!ではご覧下さい!
「三条武龍....この街を守るため..貴方を、抹殺します..!!」
俺は彼女を真剣に見つめる。
和服を纏った殺し屋の少女に宿る紅い目は静かだったが、絶対に目の前にいる標的を殺すという闘志に燃えていた。
(こいつ、雰囲気からして大人しく話を聞けるヤツじゃねぇな...)
「さてはテメェ殺し屋だな。言っておくが、俺はこの街を破壊する破壊神じゃねぇ。富玉学園に転入するただの学生だ。さっさとバカな依頼人に騙さていることに気づけ」
「....デタラメな言い訳は無用です..,.!!」
ザンッ!!!
鎌の斬撃が空気を切り裂く。その衝撃は俺の巨体でも分かるほど伝わってきた。
「クソッ、まだ勘違いしてやがるのか...」
なんて奴だ..。どう見ても10kg以上ある大鎌を軽々しく振り回してやがる。よし..一旦撤退するか..。
シュンッ!!
俺は一瞬の速さで後ろに飛び退けた。
だが、
「逃しません....!!」
(あの兵器...とんでもないスピードで追いつて来やがる...!!まずいっ..!!避け続けてるうちに商店街に入り込んじまった..。)
しかし兵器は人々を気にせずまるで自動追尾ミサイルのように俺を追い続ける始末。俺は逃げ惑う人々の中で必死に叫んだ。
「テメーら全員、今すぐここから離れろ....!!」
(ここであの兵器を止めて戦意喪失させねぇと)
兵器は高く飛び上がると鎌を巨大なハンマーに変化させて慣性を使い最大火力で振り下ろてくる。
武器が..変わった..だと....
「街を破滅に導く竜よ..正義の鉄槌の餌食になって下さい!!」
「チッ....鱗板アーマー!!」
ガコーン!!!!
間一髪、手と腕の甲を覆い最強の金属ヴァシレイオスでできた鎧で少女の渾身の一撃を防ぐ。その影響から凄まじい衝撃波が発生する。
「いい加減潰れて下さい....!!」
「悪いが、それはお断りだな..!」
ガキン!!ガチッ!!!
兵器のデカいハンマーを弾きとばし顎でガッチリロックし商店街の出口の方へ投げ飛ばす。
その隙に俺も出口の方に向かって駆け抜けた。
「こっちだ兵器..!!」
「....!!」
俺は人気のない道路の方へ兵器を誘導し数十分襲いかかる斬撃の嵐を避け続けた。そしていつしか大きな広場のような場所に辿り着いた俺と兵器は改めて向き合った。
「何故..私を攻撃しないで、ずっと避け続けるのですか?全く理解できない行動ですね。」
「俺は例え兵器であっても、女とガキは絶対に傷つけねぇと心に決めてんだ」
俺は険しい目で彼女の目を見つめた。
「ほんと低脳な思考してますね。ならばその醜い脳と体を風の刃で断ち切ってあげましょう....」
「させるか!ここで決める...鱗板弾!」
俺は高く飛び上がり広場にある建物にヴァシレイオス製の弾を放った。
(弾は兵器の足先に命中したはずだ..!!)
しかしその戦法は通じず、なんと兵器の姿が消えていた。
「何..!?姿を消しただと...」
スッ...
「そう..私は半人半霊体。自由に姿と実体を消すことができます。さあ大人しく、風の刃にひれ伏し塵と化して下さい。」
すると兵器は鎌を長い刀身を持つ刀に変形し風が刀を包み込む巨大な風刀「Winga Sword」を頭上に掲げた。
「風と共に斬る刀か..。ならば、これしかない..!鱗板アーマー「テール」!!」
尻尾を鱗板アーマーで覆い尽くし兵器の風を纏った刀に対抗する..!
「これで終わりです....三条武龍。」
「兵器..!元暴君竜の力を甘く見るなよ..!!」
兵器が刀を振り下ろそうとしていたその時!
???「——やめろー!!柚月ー!!!!」
突如謎の男が現れこちらに向かって走ってきやがった...コイツ一体、誰だ..?
第2話完
いかがでしたか?殺し屋との戦闘の中で武龍の女性と子供は絶対傷つけないという強い信念を感じたと思います。次回は歪み合う2人の前に現れた謎の男性の正体に迫る話です!次回もお楽しみに!!




