転入前夜
皆さんこんばんは!Pongori Suchus です!
今回は武龍が富玉学園に転入する前夜の話です!
それでは最後までご覧ください!
ラザードとの闘いから数日。ついに今日は富玉学園に転入日の前日。
俺達3人は夕食を終え、テレビの前にあるソファに座ってバラエティー番組を見ている。
正直お袋と見ていた頃よりは騒がしいが、これも悪くねェモンだな…。
芸人のリアクションを見て、ゲラゲラ真斗が笑っている。そんな中、真斗の笑いが収まったところでCMに突入した。
「明日はいよいよ武龍の学園転入日か〜。どうだ、武龍。今の気持ちは」
「……正直不安しかねェが、恵梨香の奴と同じクラスだったら少しはマシになるかもな…」
「そうか…でも、俺は武龍ならきっと上手くやれると信じてるぜ。武龍はこう見えて意外と優しいヤツだからな…!!」
「よせよ……!恥ずかしいだろ…」
「フフ……」
右を向くと柚月が着物の袖で顔を隠して小さく笑っていた。
「っ!?柚月、お前今笑ったよな……?」
「いえっ……!私は全く……笑っていません」
「柚月、時には素直になるのも大事なんだぜ…」
「…………!!」
その瞬間、柚月の姿がスッ…と消えてしまった。
「あぁ……真斗、柚月を怒らせちまったな…」
「柚月は、機嫌が悪くなるとすぐ消えちまうからな…いつものことさ」
すると突然インターンの音がリビング全体に鳴り響いた。
ピンポーンッ!!!
「おや、今の時間に荷物か…珍しいな…」
30秒後……真斗は小さい包みに覆われた小物箱をリビングに持ち込んだ。
「武龍……富玉学園の学園長からだ。開けてみてくれ…」
「……あぁ」
恐る恐る袋を開封したらなんと……学園長から俺宛に7cmほどある歯の化石の首輪が入っていた……!
「なんだよこれ……まさか、これを付けて学園に登校しろと……?」
「恐らく、そうだろうな…それにしてもなんで制服じゃなくて肉食恐竜の歯なんだ…?」
「さぁな……。きっと俺の証明写真を見た学園長が、独断と偏見で選んだヤツなんだろけど」
「武龍、一回付けてみてくれねぇか…?」
「別に構わないが……?」
化石に通されている紐はとても長くピッタリサイズだったのですんなり首に通った。
「おお〜!!似合ってるじゃないか武龍!!」
「そうか……?鏡を見ねェと分からないが…」
「自分の部屋に行って、確認するといいぜ。そうだ、明日の準備は万全だな…?」
「あぁ…もちろんだ。」
俺は部屋に戻り鏡を見た………。
「別にそれほど変わってねェな……当たり前か」
時刻は夜10時半……もうすぐ寝る時間だな。
明日、ここで俺の第二の人生が始まるのか…いや、もう始まってるな……
そう思いながら俺は目を閉じ眠りについた。
次回PostCroc 「富玉学園」お楽しみに!




