第104話 忍び寄る強敵たち!!!
惑星ラッティ。
おおいぬ座矮小銀河に存在する、地球のように自然が豊かな星。
荘厳な山々がそびえ立ち、流れる川の水はビューティフォー。
長い触覚が伸びた小鳥たちがチュンチュンと鳴いている。
そしてこの大自然のもと、白い道着を着た男たちが百数人稽古に励んでいた。
「よぉし!ここまで!休憩するぞ〜!」
オー!
ヤットキュウケイダゼー
ツカレター
ハラヘッタナァ
師範代の声を聞いた男たち。
その場に座ったり、道着を脱ぎ流れる汗を拭いたり。
彼らは一部銀河で有名なノルディー空手。
あのノルディックたちが創設した立派な由緒正しき武道である。
「やっぱり合宿は気が引き締まるなぁ!飯行くかお前ら!」
屈強な一人の男が拳を突き上げ、後輩たちを食事に誘う。
どうやらご馳走してくれるようだ。
腰に巻かれた黒帯がよく似合う。
「先輩、今度の昇段試験頑張ってくださいね!」
「おう!任せろや!お前も飯来るか!」
黒帯の先輩が声をかけたのは、一人の青年。
しゃがみ込みナップサックを弄くっている。
汚れていない真っ白な帯を見れば、最近入ってきた門下生とわかる。
「どうだ?なにが食いたい?肉か?魚か?なんでもいいぞ。金は俺が出してやるからな。」
先輩は優しくその青年の肩に手を置き、自信満々に高笑い。
太っ腹である。
「………………だ……。」
「ん?なんだぁ?ブツブツ言って。」
先輩の方を振り向くことなく、青年はブツブツとなにか呟くばかり。
取り巻きの門下生たちも心配そうに眺めている。
「どうした?具合悪いのか?」
ガシッッッッッッッッッッッッ!!!!!
「ッッッッッッッッ!?!!!?痛だだだだッッッッ!!!!!」
肩に置いていた手をその青年に捻られた先輩。
青年はゆっくりと立ち上がり、顔を上げた。
「いらねぇよ…誰がテメェらみたいなクズどもと行くかよ。それに………もう覚えた。」
先輩をそのまま投げ飛ばし、男は道着を脱ぎ捨て踏みつけた。
「ノルディー空手…期待してなかったが、こんなもんだわな。クソつまんねぇお遊戯会じゃねぇか。」
「て………テメェ………!!!!!」
「薄汚ねぇ黒帯で満足してるようなクズが俺に触れてんじゃねぇや。」
「おいおい!どうしたんだよ!!!」
青帯の門下生がなだめようと近づいた瞬間、青年に顎を砕かれた。
その音を聞いた周りが何事かとこちらを注目。
青年はせせら笑い、髪をかきあげた。
「もう全部盗めた。じゃ、死ねや。」
「〜♪♪♪」
師範代がルンルン気分で休憩から戻ってきた。
どこで食事をしたのだろう。
やけに気分が良さそうである。
「よ〜し!そろそろ稽古…………て………な…なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!」
目の前に広がる光景に驚愕。
門下生が全員血塗れで沈んでいた。
この事件は大々的にニュースになった。
ノルディー空手ポニニニ派道場の門下生119名。
全員が重傷で病院送りになった…と。
幸い死人は一人も出ていなかった。
あの有名な空手道場。
銀河全土が不安と恐怖に包まれた。
「お帰りリーダー。どうだった?」
「おうトリックか。全然だな。まぁ多少は盗めた程度だ。」
「流石。」
門下生全員を病院送りにした青年。
なにやらリーダー呼びされている。
そのリーダーに話しかけたトリックという青年。
ショートヘアーでモノクルを右目にかけ、シルクハットを被りマジシャンのような姿をしている。
その隣には、ノースリーブを着た悪魔のような尻尾を揺らす女。
高身長で胸元を開いたカッターシャツの獣人の男。
目深にフードを被り、ニヤニヤと笑う小柄な青年。
そしてリーダーに近づくツインテールの女の子。
「おかえりベーション様ぁ♡会いたかったぁ♡」
リーダーの名前はベーションというらしい。
「………………失せろ。」
ガンッッッ
なんとベーションは女の子を殴ったではないか。
周りのメンバーも誰一人として心配していない。
日常なのだろう。
「ところであのクソ2人はどうしたトリック。」
「あ〜、なんか入院したらしいよ。パッフェとクレープのことだよね?」
「………ハァ…役立たずそのものじゃねぇかクソが。アイツらどこ向かったんだっけか。」
「地球だよ。確か…大和国て国の中にある…大阪だっけかな?」
獣人が首からかけたネックレスをジャラジャラと揺らしながら答えた。
地球…それを聞いたベーションはボロボロのソファーの上で深く考え込んだ。
「…………優勝ベルトか。いや、待てよ…。この間観測されたスペース・ビースターの卵…。あれどこに落ちた?」
「それも地球だな。」
「…………………ッヒヒ。」
ベーションは不敵に笑い、立ち上がった。
「お前ら地球に行くぞ。準備しろ。」
メンバーもそれぞれゆっくりと動き出した。
目指すは地球。
そして標的は…スペース・ビースターのモス子。
ヴィルホーンを殲滅した銀之助たちの元に、新たな厄災が振りかかる。
「うーむ!これは進化の兆しゲロね!」
出所してきたケロンバ。
少し健康的になったように見える。
刑務所の飯のせいか。
ゴードンとファニィも肌質がモチモチしている。
「はぇ〜!ほなモス子蛹にサナギなるてことけ?」
「いんや、バトルモスモスは蛹にならないゲロよパルム!その頭に生えた角にエネルギーが溜まった時!光って一気に成虫になるゲロ!」
「はぇ〜、バトラみたい。まぁ元ネタやしそうかぁ。」
「モキャ〜。」
モス子もニッコリ笑顔。
銀之助とパルムもつられて笑った。
「けー、僕はどうせ役に立たないですよ〜だ。」
「そんな拗ねるなよボーナ〜。ほら、クランベリーパイあるから!」
「…………ふんっ。」
ボーナは目をつむり、皿を受け取った。
「680円ね。」
「金取んのかよパルムお前ッッッッ!!!」
「当たり前やろ!?商売やぞ!?」
ギャーギャー!!!
ワーワー!!!
今日もカフェは大盛り上がり。
楽しく賑わっている。
ケロンバたちはそろそろバイトに戻るらしく、支払いを済ませ次にカフェを襲いに来る予約をして店をあとにした。
パラボランたちはサーシャのことも考えているので、平日の昼は狙わない。
カフェが休みの日、または3人が行動できる日にいつも予約をしている。
頭おかしい。
「………………世界征服の予約ってなんだよ。」
「よくよく考えたらそうやな。ボーナお前今日休みか?」
「あ?昼休憩だよ。でももうちょっとはゆっくりできる。てか銀之助お前鍛えた?なんか筋肉の張りが違うような気がするんだけど。」
「ん?近くにジムできたからパルムと行ってるけど…それかの。ボーナも行くけ?」
「僕はいいや。そんな安いジムじゃなくてもっとエリートが輝けるジムに行くから。ごめんだね。」
「お前そんな金ないやろ。図書館行って金もないやろし、それにパチ屋出禁くろたやろ。」
「うっ。」
先日、ボーナはパチンコ店を出禁にされた。
甘デジでも打てばいいところを調子に乗ってミドルを打ち込んだ。
「なんで今ので出ないんだよボケ!!!確定入ってただろうが!!!」
そして台パン。
直ちにスタッフたちが慌ててつまみ出した。
だんだん落ちていくエリートである。
「そろそろ16時か…サっちゃん来るやろな。パルム、モス子と散歩頼むわ。店番俺がするからや。」
「ほーい、行こかモス子。」
「モキャー!」
パルムは服を着替えに、バックヤードに入った。
モス子はモコモコと動き、先に外に出た。
モス子の散歩ではない。
モス子と散歩である。
噛みつきもしなければ、人を襲うこともない。
一応リードはつけているが、ワンちゃんでもないしそこまでせんとええと思う。
その辺のおっさんよりは頭ええんやし。
「さて、どうしたものか。」
自宅のハイツであぐらをかくグレート。
目の前のテーブルにはidogのおもちゃが置かれている。
懐かしぁ。
かつてマクドのハッピーセットだったものである。
「Uberでも頼むか?うーむ。クエスチョナーは仕事だしなぁ。」
腕を組み悩む。
Uberはとてもありがたい。
スマホひとつで食事を運んでくれるのだから。
外に出て食べてもいいのだが、グレートはただいまメルカリで買ったG-onらいだーすのDVDの視聴中。
動きたくないのだ。
「よし、ピザでも頼むか。」
グレートはスマホをポチポチと打ち込んだ。
あとは待つだけである。
「フワァァァ………ニャムニャム…んじゃ、続き見るか。」
ピンポーン
「ん?」
リモコンを手に取った瞬間、家のインターホンが鳴った。
一瞬Uberか?と考えたがあまりにも早すぎる。
誰だろうか。
グレートはポテポテと歩き、ドアのスコープを覗いた。
「…………誰もいない…間違えたのか?」
ドアの向こうには人の姿がなかった。
こんなご時世にピンポンダッシュはそうそうないだろう。
誰かが押した後にここじゃないと気づいたのだろう。
まぁそういうときもある。
グレートは再びダイニングに戻ろうと踵を返した。
ピンポーン
「またか。」
再びスコープを覗いた。
誰もいない。
「イタズラかぁ?…………次も来るか?」
グレートは一旦、その場で待つことにした。
次インターホンが鳴った瞬間に出てやろう。
アニメの続きが見たいのに嫌なものだ。
不服である。
グレートはムスッとした表情で構えた。
ピンポーン
来た。
間髪入れずにドアをすぐに開けた。
近所のクソガキどもか?
ならば叱らなければ。
ボケが入った老人か?
近所ならば家に案内しなければ。
なんにせよ相応の対応をしてやろう。
「はいはいどちらさ……………」
時が止まったような感覚。
目の前には、ノースリーブで悪魔のような尻尾を揺らす、身長は低いがナイスバディの女が立っていた。
「久しぶり…………グレートくん…。」
「君…………クロッカちゃん………。」
「あんがとな。これ、お小遣いか?」
「うん!おこぢゅかい!」
幼稚園ぐらいの男の子と女の子。
兄妹だろうか。
ゼクスは小さい手のひらに握られていた100円玉を2枚、兄妹からそれぞれ受け取った。
「ほいよ、カスタードとチョコレートの。ちょっち熱いから気つけるんやで。」
優しくたい焼きを渡す。
兄妹は笑顔で頭を下げ、たい焼きを頭から頬張った。
とても幸せそうである。
「お兄ちゃんバイバーイ!」
「バイバーイ。」
手を振り兄妹を見送ったゼクス。
次のたい焼きの仕込みに取り掛かろうとした時、声をかけられた。
「おいお前、なんだこれ。魚か?」
「…ん?アンタ地球初めてか?まぁ、魚をモデルにした、たい焼きっちゅうやつやわ。食べるけ?」
「寄越せ。」
偉そうな男である。
それもそのはず。
盗賊団のリーダー、ベーションなのだから。
ゼクスも内心絶対にコイツ偉そうやな的な事を思っているはず。
「200円。」
「…………あ?」
「お金。」
「金取んのかよ。じゃあいらね。」
ベーションはポケットに手を突っ込んでそのまま立ち去った。
「………………なんやねんアイツ。クッソ偉そうやし、腹立つわぁ。のぉセイコーイ。」
「ホンマにな。」
変なやつに絡まれた。
可愛いお客さんの後にクソ客の相手。
悲しいものである。
いや、客でもなんでもないか。
しかしそんなことばかり気にしていても仕方ない。
ゼクスは生地を鉄板の型に流し込もうとした。
その時だった。
キャーーーーーーーー!!!!!
「ッッッッッッッッ!???!」
「ッッッッ!!!!!!!!!」
さっきの兄妹の声だ。
「ゼクスッッッッ!!!」
「セイコーイ!!!店頼むッッッ!!!」
ゼクスは制服のまま走り出した。
時速にして300kmは出ている。
一軒家の石垣の塀の角を曲がり、路駐の車を飛び越えた先。
なんとベーションが兄妹からたい焼きを奪い取っていた。
金は払わんし、小さい子から奪うし器ちっっっっっっっっっさ!!!!!!
「うわーん!!!」
「返ちて返ちて!!!」
「………うっせぇなピーピーピーピー…。」
ベーションが足を上げた。
恐らく、兄妹を踏みつけようとしているのだろう。
泣きながらたい焼きを返せこのハナクソと懇願する兄と怯える妹。
このままでは危ない。
「なにしとんねんクソボケエエエエエェェェェェッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
ゼクス渾身の飛び蹴り。
ベーションはそのまま吹っ飛び、路駐していた車に激しく衝突した。
「大丈夫か!?」
「うわーん!ちゃい焼き取りゃれた!」
「あのハナクソに取られたー!」
「よしよし…もっかい坑篭屋行ってこい。セイコーイがくれるわ。」
2人は頷き、その場を離れた。
それを確認したゼクス。
拳をボキボキと鳴らし、ベーションに近づく。
額には血管が浮かんでいる。
怒り心頭だ!!!
「よそもんの分際で調子こきやがってよぉ…。どんだけしょーもないやつやねんお前。砂利からたい焼きぶんどりやがって。しばくぞお前。」
よそもん。
わざわざ書く必要はないだろう。
普通であればいいのだ。
ベーションはどう見ても普通ではない。
こんなやつ、どこの誰が受け入れようと言うのか。
ガラガラ…
「っぶねぇなお前…なんだお前ぇ?格闘技でもやってたのか?なかなかいい蹴りじゃねぇか。」
目を細めるゼクス。
効いていない。
ベーションの服の袖。
ゼクスの靴裏の痕がくっきりとついていた。
あの一瞬で防いだのだろう。
「なんもやってへんわ。喧嘩じゃ喧嘩。」
「喧嘩かぁ…カッカカカ…!!!おもしれぇ…地球に来て正解かもしんねぇな!!!」
「大ハズレじゃハナクソ。」
ゼクスの性格だ。
すぐに警察やポーズトッポに通報するようなことはしないだろう。
喧嘩。
なによりもわかりやすい。
とても褒められた試しではないが、気持ちとしては十分理解できる。
「お前の喧嘩術…盗ませてもらうか…………。」
「あぁ…?なに言うとんねんお前。」
ベーションは指をボキボキと鳴らし、構えをとった。
「さぁて見せてくれよお前の喧嘩をよおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!」
「じゃかあしいんじゃハナクソがぁぁぁぁぁぁッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッーーーーー!!!!!!」
両者がぶつかり合った。
「モス子へんなもん食べたアカンよ。こっちおいで。」
「モキュモキュ。」
その辺のぺんぺん草をほじくるモス子。
犬のおしっこかかってるかもしれんしね。
危ない危ない。
「もうちょっとで成虫なるんやて〜。」
「モキュア〜。」
「成虫なったらどないしよっか〜。もっと大きくなるやろしな〜。」
「モキョキョ。」
和やかに散歩するパルムとモス子。
鼻歌なんて歌って、気持ちよさそうである。
あーーーー!!!水素の音がぁぁぁぁ!!!!
「お、誰やろ。」
携帯を取り出したパルム。
なんちゅう着うたじゃ。
ん?着うたて通じる?
そこがとても心配である。
「もしもーし、どないしたんやクエスチョナー?」
『よぉパルム、今電話できるか?』
「いけるで!なんよ?」
『あんさぁ…グレート知らねぇか…?』
「グレート?いや、今日会ってへんで?カフェにも来てへんし。どないしたん?」
『そっ………かぁ………うん……。』
電話の相手はクエスチョナーだった。
どうやら、連絡が取れないらしい。
グレートの自宅のハイツで、アニメを見ながら宅飲みの約束をしていたらしいが、電話に出んわ直接家を訪ねても人の気配がしなかったという。
「心配やなぁ…また会ったら連絡するわの。ほなまたの。」
パルムは電話を切り、ポケットにしまった。
モス子も心配そうである。
「どないしたんやろなぁグレート。」
「モキュキュ…モ……グ……グレー………モキュモキュ。」
「うん……………うん???あん!??!今モス子若干喋らんかった!???!喋ったよな!!!」
これも進化の予兆なのか。
パルムとモス子が笑顔ではしゃいでいると、携帯に通知が届いた。
グレートだろうか?
画面を見ると、お知らせだった。
「なんやぁ…お知らせかぁ……………ん…!?」
画面に表示される内容。
あのゼクスの店の近くでの警戒の知らせだった。
なんだか胸騒ぎがする。
別にゼクスが巻き込まれた確証はない。
それにアイツなら大丈夫だろう。
しかし、ヴィルホーンや闇バイトの件がある。
油断はできない。
取り敢えず、向かってみよう。
パルムは一応銀之助にメールを送り、モス子を抱きかかえた。
「う〜!重い!さすが190kg…!!!やったら……………ドリャッッッッ!!!」
上半身をパワーダンプ、下半身をスカイハイにモードチェンジ。
そのままパルムは脱兎の如く駆け出した。
「モモモモモモモモモモ!」
揺れるモス子ちゃん。
そんなことお構いなしに走ること6分程度。
例の警戒区域まで到着。
なにやら警察やら野次馬やらで人混みができている。
「はーい!下がって下がって!写真撮らないでー!」
「うわヤバ…w」
「……………。」
警察が規制をかけているにも関わらず、野次馬たちは笑いながら写真を撮ったり無言でSNSに投稿している。
「なんや…?救急車も来てるし…誰か怪我したんか…?」
パルムがモス子を上に掲げ人混みをかき分けて進む。
モス子は口から臭い息を周りに吹きかけ応戦。
これでスムーズに歩みを進められる。
そしてKEEPと書かれたテープが見えた。
「うわ…ひどいな…。」
一軒家もところどころ壊れ、道路は砕けていた。
あちらこちらに血液が飛び散っており、何があったのか手に取ってわかる。
そして担架に乗せられた一人の男。
パルムはその男の顔を見て、目を大きく見開いた。
「な………ゼ……………ゼクスッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」




