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畑の変化 進軍開始

 反省し終わった後、俺は今回取れた畑の成果を確認していた。畑の大きさも現在買える最大限の奴にして残りの精霊の里にあった畑を良くするホームオブジェクトもこの平日の内に買ってきた。土の里からは精霊の肥料場を風の里からは精霊の空調陣というものを買うことが出来た。


 精霊の肥料場 畑に設置するとその畑で採れるアイテム数を最大にする。

 精霊の空調陣 畑に設置するとその畑で育つ植物の成長速度を上げる。


 精霊の里で帰る物には精霊の○○といった言葉がつくらしい。この二つのおかげで肥料場の効果で今まで取れる量が1から3の間のどれかだったが最大数取れるようになり、空調陣のおかげで育つ速度が上がり三日かかるのが半減して一日半で採れるようになった。


 見た目は山盛りの土が盛ってあるオブジェと魔法が刻まれた柵状のオブジェで見た目が光っているのだ。見た目的にも俺は満足している。そこから取れた各里の花は


 風車花、メラット花、ミズミズ花、灰甲花


 との花も特徴的であり見たことなかったメラット花と灰甲花の見た目はメラット花が花の部分が常に燃えている花であり触ったりしても問題はない事が分かった。灰甲花は灰色の花の形をしてはいるが花の部分がトゲトゲしていてとても固いはなだった。この花達は食用にも装備にも使えると言う事がわらしべの掲示板に書かれている。


 「今度何かを作ってみようかな」


 さあ!パワーアップ畑に新たな花を植えるために俺はレイドボスがいるエリアに向かうための準備と編成を進めていった。



 そして俺達が来たのは洞窟方面に行くことにした。パーティーメンバーは俺、ゴウカ、スミン、アイン、アロス、ヒヒロのフルパーティーだ。転移で村まで行ったそこには大勢のプレイヤーが集っていた。この村から第四エリアを越えてレイドボスがいる場所に行くとの事らしくここにはレイドボス戦の為にパーティー募集者がたくさんいるのだ。


 「ソロプレイヤーにとっては緊張するな」


 レイド戦は30人は入れる設定になっており6人パーティーで5チームが組むことになる。俺の様なモンスずれは各プレイヤーにとってはあまり歓迎されないのかもしれない。そりゃあ、モンスで5人分埋めるんだからあんまり歓迎はされないよな。ほら、周りのプレイヤー達もこっち見てるもん。視線が痛いもん。


 「グァ?」

 「なんでもないよ」


 取り合えず一緒に行ってくれそうなパーティーを探そうとした時だった。


 「あ、ソラウミくん」


 自分の名前を言ってくる方向を向くとそこにはイベントで知り合ったアーサーさんが馬にまたがってこっちに来ていた。


 「アーサーさん!お久しぶりです」

 「やあ、久しぶりだね」

 「ブルル」

 「グァ!」

 「スー!」

 「ーー!」

 

 ホワイトラインホースのサイガから降りたアーサーさんはこちらに挨拶してくれる。サイガも俺やモンス達とあいさつを交わし合っていた。初めて会ったヒヒロは臆することなく光って挨拶している。


 「ここに来たってことはレイドボスに挑むんだろ」

 「はい、今日の内に4体のレイドボスを倒そうと思いましてまずはここに来たんです。ただ、レイド戦なんて初めてで・・・イベントのあれは特殊すぎるので参考にしていいのかどうか・・・」


 苦笑しながらそんなことを話してみる。俺が今悩んでいることも一緒に話してみるのだがアーサーさんはそんな悩みに対して


 「モンスを連れているプレイヤーの人達にありがちな悩みだね。でもそんなことで悩む必要はないよ。それが自分のプレイスタイルなら貫けばいいだけなんだし組みたくないって言うプレイヤーがいるならちゃんと話し合えばいいんだからね」


 すっごい大人な対応をしてくれた。騎士プレイをしているからこそのこだわりなんだろう。ゲームだからこそやりたいことをやろうとするスタイルは俺も貫いていきたいな。そんなアーサーさんは俺にある提案をしてきた。


 「もしよかったら今、私が手伝っている。依頼をソラウミ君も手伝ってくれないかな」

 「依頼って?」

 「依頼者はプレイヤーでね。私はその依頼で各地のレイドボスに挑むことになっているんだ。全部を回るって言うならソラウミ君も手伝ってくれないだろうか」

 「それは、俺としてもありがたいですけど・・・いいんですか?俺で一つのパーティー分を潰すことになりますけど」


 そんな心配に苦笑って大丈夫と言ってきた。


 「むしろ歓迎されると思うから問題ないかな」

 「・・・それならお願いしていいですか」

 「グァ!」

 

 モンス同士の話し合いが終わったのかゴウカが返ってきていた。俺の返事を受けてアーサーさんは画面を操作し依頼人にコールをして話し始めていた。話し合いが終わると俺が占領してしまった分を後でもう一度言ってくれるのならばいいとの事で了承を得ることが出来たのだ。


 「あ、ちなみにフレンド交換とかしてもらえるならしてほしいそうだけど大丈夫かい?」

 「そんなことでいいならいいですよ」


 アーサーさんが最後に会話の主から聞いたのがフレンド交換ができるなら交渉してほしいとの事だったらしい。こっちがいきなり入ることになるんだからそれぐらいのこと何の問題でもない。フレンド欄もほとんどいないしね!


 そんなこんなでアーサーさんと話し合いながら待ち合わせの場所を目指して進んでいくとクループになっている一団を発見する。


 「アーサーさん、待ってましたよ。そちらが!」

 「ああ、蒼白の冒険者ことソラウミ君だ」

 「今回はよろしくお願いします。ソラウミといいます」


 頭を下げて挨拶をするとゴウカ達も同じように頭を下げて挨拶する。その光景に近くにいたプレイヤーから黄色い声が上がった。なんで黄色い声が上がるんだ?なんて考えていると目の前の男性プレイヤーが挨拶してくれた。


 「初めまして、考察ギルド旅人の行進(トラベラーマーチ)の団長をしているダンといいます。今回はよろしくお願いします」

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