今日のご飯はなんだろな♪
今回は説明回みたいな感じです。小説を書いて殆どのことが初めてなので、分かりずらかったらすいません!
城へ戻ると、俺はいつもの門番の人に挨拶をした。
「お疲れ様です、モルドさん」
「お帰りなさいませツダ殿!」
門番の名前はモリ・モルド。長年この城の門番をしているベテランだ。しかも、魔王城の門番をしているだけあって、その鍛えられた身体は幾つもの修羅場を乗り越えてきたことを窺える。
ちなみに俺がモルドを鑑定してみたところ
モリ・モルド Lv25 男
という数値だった。
ーーーさすが魔王城の門番だな
「今日はどちらへ?」
「明日学院で試験があるんですよ」
「ほう、試験ですか」
「ええ、だからその為にちょっと練習をしていたんです」
「それは良い心がけですな。ですが、くれぐれも森へは近づかないでくださいね」
「わ、分かってますよ。魔物がいるんでしたよね」
俺はドキッとしながら答えた。
「それもそうですが、ツダ殿は今日あった謎の爆発について知っていますか?」
「謎の爆発?」
「はい、ツダ殿が戻ってくる前にあそこの方角から、突然大きな爆発が起こったそうです」
と言ってモルドが指した方向は
ーーーな、なあクレル、モルドさんが指してる方向って……
ーーー《はい、マスターが先程まで居た場所ですね》
ーーーそれってもしかして
ーーー《もしかしなくてもマスターが原因ですよ》
ーーーですよね〜
「あそこにある森は、通常の魔物よりもはるかに強力な魔物が生息しています。その危険度はダンジョンの魔物と同等と危険度にもなると言われているのです。おそらくこの爆発はその魔物が放ったと見て良いでしょう」
ーーー《これでマスターがやった事は確実ですね》
「ランクで言うとSランクである事はまず間違いでしょう」
「Sランク?」
俺はこの世界でで初めて聞く単語に首を傾げた。
「魔界では魔物の危険度をランクで表しているのです」
「そうなんだ」
「ランクは一般にE〜SSランクまであります。それ以外にこの世界全体の脅威になりうる魔物をSSSランクと言われます」
「SSSランク……」
「もっとも、一番最近に確認されたSSSランクの魔物はおよそ七千年前に現れた黒龍と呼ばれた魔物ですから」
「じゃあそれからもう発見されてないんですか?」
「はい、百年に一度発見されるSSランクの魔物は現れますが、七千年前以来一度も発見されていません」
「そうですか。それと、ランクはどうやって決めるんですか?」
「ではその前に冒険者というものをご存知ですか?」
モルドの質問が入る。
「はい。ですが、詳しくは知りませんよ」
「簡単に説明すると冒険者というのは、主にギルドから出させる依頼をこなす職業です」
「なるほど。分かりました」
「その冒険者にもランクが存在します」
「そうなんですか?」
「はい、冒険者のランクも一般にE〜SSランクまであります」
「一般にという事はSSSランクもあるってことですね」
するとモルドはハハッと笑った
「はい、その通りです。冒険者のSSSランクも七千年前に現れました」
「七千年前という事は黒龍と同じですね」
「ええ、その冒険者は当時、世界の破滅を導くと恐れられた黒龍と戦ったと言われています」
「それで、その結果は?」
「相打ちと伝えられています」
「そうですか」
「おっと、話が逸れましたね」
と言ってモルドは再び説明する
「冒険者のランクは、依頼をどれだけ成功させたか。それも、高いランクになるにはそれに相応しい難易度を成功させるのです。ちなみに、依頼にもランクがあるのです」
「な、なるほど……」
ーーー《しっかりと話についていけていますか?》
ーーーな、なんとか
「で、Eランクの冒険者が一番下ということですがーー」
モルドが説明した事を簡単に説明するとこうだ
冒険者のランクは下から順に、E→D→C→B→A→S→SS→(SSS)という並びだ。
Eランクは冒険者の初期ランクだ。それからEランクの依頼を十回連続で成功し、Dランクの依頼を一回成功させるとDランクへ上がることが出来る。という感じに、
冒険者
E:Eランクの依頼を十回、Dランクの依頼を一回成功→D
D:Dランクの依頼を十五回、Cランクの依頼を二回成功→C
C:Cランクの依頼を二十回、Bランクの依頼を三回成功→B
B:Bランクの依頼を二五回、Aランクの依頼を四回成功→A
だが、Sランクからは
A:Aランクの依頼を五十回、Sランクの依頼を五回成功→S
S:Sランクの依頼を百回、SSランクの依頼を六回成功で→SS
SS:未定→(SSS)
というように、SSSランクはともかく、SランクとSSランクになる条件の難易度はほかと比べて格段に跳ね上がっていた。しかも、全ての依頼を連続で成功させなければならないのだから……
という感じの説明をモルドはしていた。
「それで、長くなりましたが肝心の魔物のランクについてですが」
それも簡単に説明しよう。魔物のランクは、それぞれのランクの冒険者がパーティが討伐できる魔物の危険度ということだ。
わかりやすく説明すると、
魔物
E:Eランクの冒険者パーティ五人編成で討伐
C:Cランクの冒険者パーティ五人編成で討伐
B:Bランクの冒険者パーティ五人編成で討伐
A:Aランクの冒険者パーティ五人編成で討伐
で、察しの通りSランクからは格が違う。
S:Sランクの冒険者パーティ十五人編成で討伐
SS:SSランクの冒険者パーティ十五人編成で討伐
{(SSS):(SSS)ランクの冒険者が戦い、相打ち}
だ。ちなみにパーティの編成人数は必要最低限の人数である。なので、その人数で向かっても全滅するということはざらにある。
「ーー以上が魔物のランクについてです」
「ありがとうございました。けどすいません、こんな遅くまで引き止めて」
気がついたら完全暗くなっていた。
「いえ、若い者に伝えるという事も大切ですから」
「そう言ってくれると助かります」
「では、おやすみなさい」
「はい。モルドさんも頑張ってください」
そう言って俺は城の中へと入った。
「ただいまー」
「遅いのじゃ!」
俺が王室へ戻ると、リリィがご機嫌ななめで俺に言った。
「ごめん、色々とあって」
「色々とは何じゃ?」
「明日の試験に向けて練習したり、モルドさんに魔物について教えてもらったりしてた」
「むぅ、仕方ないのじゃ。ほれ、一緒に夕飯を食べるのじゃ」
「分かった……って、まだ食べてなかったのか?」
今の時刻は夜八時くらいであった。
「当たり前じゃろ。ご飯はみんな揃って食べるのじゃ!」
「り、リリィ……」
ーーー《何故泣きそうになっているのですか……》
ーーーう、うるさい! 埃が目に入っただけだい!
そして俺はこの後、美味すぎるリリィの料理を食べた。その料理はいつもと違い、とても優しい感じがした。
ーーー《お粥だから当たり前です》
ーーー風邪の日に食べたかったよ……美味いからいんだけどさ
ーーー《何故教えたんですか?》
ーーー風邪の時、リリィにお粥を『はい、ア〜ン♡』ってしてもらいたかったからさ
ーーー《はぁ……》
クレルは俺の愚かな妄想に、呆れを隠すことなく、ため息を吐いた。
いつも読んでいただきありがとうございます!
そして、ここまで読んでいたただきありがとうございます!
これからも、もっと面白く書けるよう頑張りますのでよろしくお願いします!!




