彩芽の力
ギリギリですれ違ったな。
おっと、ネタバレ注意っと。
それと、全然地下に行きません。
テマ「フン!」
なんか…分裂したんだけど。
テマ「ふぅう…くらえ万千殴打…」
囲まれた…。
それと色が変わった。
危なそうだから命の鱗粉で全身を覆う。
全方位から殴られた。
痛…くない!
だけど…量が多いせいで…やべぇ…。
ぐんぐん減ってくぅ〜。
テマ「なんだとぉ…俺の万千殴打が…防がれるとは…普通はいとも簡単に…グチャグチャになるのに…なぜだ…」
お?
止まったか?
テマ「はぁ…はぁ…」
あれあれあれあれ?
もしかして代償がある感じぃ〜?
託亡「ぶちかますぜ」
自分の顔面から槍を取り出して、悪魔の翼で横に飛んだ。
腕を斬りつけて、吹っ飛ばした。
この槍、便利。
そして鋭利だ。
腕が千切れそうになってるぜ〜。
託亡「さぁ、どうする?」
テマ「くそぉ…人間なんかに……」
なんで、人間を下に見てるんだ…?
こいつガチで何なんだよ…。
マギーではなさそうだけど…。
デモ「こいつなんだ?」
知らんて。
ガミ「宇宙人……?いや、地下の…人間…?」
分からんて。
テマ「はぁ…はぁ…ぶっ殺してやる…」
あ、いいの?
じゃあ殺すか。
槍で足をポーン!
切断。
断面は…キモイ。
テマ「ぐがぁぁぁ…」
バタっと倒れた。
託亡「……彩芽のとこに戻ろっと」
ガミ「トドメはいいのですか?」
おいおい…そこ言う必要ある?
せっかく生きててどこかで再会するみたいな展開にしようか迷ってたのに…んじゃトドメを。
託亡「最後に言い残すことは?」
テマ「………」
死んでそうだけど。
首を跳ねておくか。
絶対の安心とゆう形で。
ふん!
槍で首を跳ねた。
ボトッと落ちた、何がって?クビだよ、クビ。
託亡「さてと彩芽のとこ戻ろうぜ」
デモ「だな」
ガミ「ヌイ…大丈夫でしょうか…」
何の心配してるんだよ。
…………あれ…いない…。
どこだー!
ヌイ「こっちこっち〜!」
ヌイが上空に、そんなに高くないか…。
託亡「なんでこんな遠くに…そこにいてよ…」
ヌイ「ごめん…ちかくの公園に行きたいって…」
彩芽は公園の砂場で遊んでいた。
はぁ…焦った〜。
てか、砂で何作ってるんだよ…。
帝京タワーじゃん。
デモ「お!俺この建物知ってる!」
え?
デモ「この建物で確か、俺が住んでる地獄に行けるぞ!」
おいおい…情報を増やすなー。
一方では
冬「……なんか……あそこ路地…」
夜子「おい、乱私のアイス…一口って言ったよな…」
乱「あーしは分け合うのが得意〜」
二人はアイスで盛り上がってる…。
一人で行ってみるか。
冬「ちょっとトイレ…」
乱「お?もしかして……」
なんか言ってるみたいだけど、気にしない。
ここの路地…。
奥に何か…いる…。
テマ「うぅ…う…はぁ…俺は…まだ生きてる…」
異形…宇宙人…?
テマ「くそぉ、絶対殺してやる…ん?そこにいんのか?!あぁ!?出てこいやぁ!ぶっ殺してやる!」
首がとれてる…。
いや…切られた…?
テマ「……お前……やめろ…やめろ!来るな!」
なんだ…?
テマ「やめろ!近づくな!どっか行け!」
変だ…何もしていないのに…。
近づいてみよう。
テマ「やめろ!俺を"食わないで"くれ!!」
……食わないで…?
なぜ、俺をこいつを食べないといけないんだろうか。
テマ「お前…もしかして…コズミックパワーを知らない…?」
コズミック…パワー?
食べてみるか、それで力を得ることができるならなおさら。
テマ「やめろ!やめろ!やめろぉ!!」
一方
託亡「ねみぃ…ねぇ…彩芽っちょん気が済んだ?」
彩芽「まだ!まだ作りたい!」
砂場にハマってしまった彩芽ちゃん…。
はぁ…子供つうのは…。
託亡「俺もー!」
砂場…そう、それは大地の恵み。
デモ「砂の何が楽しいんだよ」
なぬ?
見ろよこの、美しすぎる泥団子。
ガミ「……飾りたい」
だろ?
ヌイ「手が汚れちゃうよ〜」
洗えばええやん。
そこに蛇口があるし。
彩芽「すごい綺麗な泥団子!」
だろ?
彩芽「飽きた、もう行こぅ…」
これだから子供はよぉ…行こうぜ!
託亡「手ぇ洗って行こうな」
彩芽「体が動かない…」
疲れんてんじゃん。
ガミ「もぉ…困った子ですね…」
全くだぜ。
俺が連れてってやるよ。
デモ「甘やかしすぎじゃね?」
いいんだよ…いいのか?
悪影響及ぼしたら…どうしよう…。
まあ、いっか。
託亡「ほれ…連れてきたぞ、手洗ってね」
彩芽「すぅー…すぅー…」
ヌイ「寝てる?!」
俺の背中で寝ないでほしい…。
託亡「ヌイ…手伝ってくれ…」
ヌイ「わかった!えーと、起きてー!手を洗った後は寝ていいからー!」
デモ「大変だぁぜ」
ガミ「これが…育児…」
数分後
ヌイ「ぐっすりだね」
な。
託亡「どおすんだよ…これじゃあまともに戦えないぞ…敵が襲ってきたらどおすりゃあいいんだよ…」
デモ「無理だな!諦めろ!」
少しくらいなんかあるだろ…。
はぁ…まあ、いっか。
バター「地下は…?」
託亡「もちろん、行くぜ…あれ…なんで…あーそうだそうだ、確か自分の仲間が無事かを確認しに行くんだよな?」
バター「そうです」
ぼんやりしてたぜ。
地下かぁ…。
ダル…。
託亡「……地下行かねぇとな…」
行きたくねぇな。
あれ…なんで俺こんな事してるんだ…?
俺は何がしたいんだ…?
パスタを食べるためか…?
なんでパスタが地下と繋がるんだ?
あれ…?
?
?
?
ガミ「小麦畑、欲しくないですか?」
託亡「なんだ?急に」
ガミ「小麦畑が欲しいならお金を稼がないとですね」
そうだな…。
デモ「どうしたんだ?急に小麦畑の話なんかしてよ」
ガミ「いえ、少し…迷っていそうだったので…ただの余計な御世話ですよ…それにしても彩芽ちゃんはかわいいですね」
…………。
そうだな…。
パスタ…食いたい。
ヌイ「……なんかいるよ!」
なんだ…?
?「よぉ…賞金首」
賞金首…?
託亡「何の事?」
?「とぼけるなよ…お前賞金首かかってるぜ」
まじか…。
だけど…賞金首ってことは魔法少女たちではないな。
となると、犯罪組織…?
それか…裏の方々…?
託亡「俺じゃないかもよ?」
?「いやいや、こんな話をしても怯えないのおかしいだろ」
あー確かに。
でも、人それぞれだろ。
託亡「はぁ…賞金首ってどこから?」
?「プレイヤーって知らない?俺、そこの代理でさぁ、裏から賞金首が出たって、それでお小遣い稼ぎにでもってね」
そうかそうか…。
舐められたもんだな。
ガミ「プレイヤー……ってことは何かを操ってくるかもしれません…彩芽ちゃんのように…」
そうか……やべ、彩芽抱えたままだ…。
両手塞がってます、ヘルプミー。
デモ「絶体絶命だな!」
それな!
託亡「お前、名前教えて!」
?「はぁ?まぁいいぜ、だが俺は本名は隠してるんだ、だから組織で言われてる名前を教えてやるよ、ブラッド…そう俺は呼ばれてる」
ブラッド……?
託亡「なんでそんなふうに呼ばれてるんだ?」
ブラッド「へ、そう呼ばれた理由を今から教えてやるよ」
理由…。
託亡「ちょっと待て、ブラッド強そうだからハンデくれ、この子を抱えたままやるのは礼儀としてはあんまりよくなくない?だからこの子をどっか避難させていい?」
頼む。
デモ「無理じゃね?」
ブラッド「はぁ?まぁ、確かに俺は最強だからそんくらいはいいぜだが逃げるなよ」
おお!
ヌイ「嘘でしょ…」
託亡「流石!強いやつは余裕があるなぁー!」
ブラッドが照れてる。
彩芽をベンチで寝かしてヌイに一緒にいてと頼んでおいた、危なくなったら呼んでくれとも言っておいた。
託亡「お待たせしました!俺が負けたら首持ってってくださーい!」
ブラッド「物分かりがいいな、さぁこい!」
どんな力を持ってるか…分からない。
ガミ「ゴクリ…どうするんですか?」
さぁな。
デモ「どっちも動かねぇな…」
出方を伺ってるってやつかな。
ブラッド「なんだ?こねぇのか?じゃあ!俺から!」
来た!
速い…。
拳がきたぁ〜痛てぇ…。
ガードが間に合わなかった…。
ブラッド「俺は自分の血を操れるんだよ、さっきの無駄に思えた時間は俺の技、血流水を発動していたんだぜ」
あれは、準備していたのかよ…。
困ったな…捉えられないとなると攻撃しようが…。
待てよ…。
託亡「すげぇ…はぇっす」
ブラッド「だろ?」
でもよぉ。
託亡「でもそんなに速いって事は体に相当な負荷がかかっているんじゃないですか?」
あの速度…人間の体で耐えられるのか…?
血を操るってことは血の流れを極端に上げているんだとしたら…。
ブラッド「いい所に気づいたな、負荷はやべぇぜ、ずっと発動してたら脳の血管が切れる…だから解除して少し休憩してまた発動するを繰り返す、それと長期戦が苦手だから次で決めるぜ」
はいはい、なるほど。
ブラッドが刃物を出した。
次で……決める?
てことは急所をあの刃物で狙ってくる…。
死ぬ前の知識がここで役立つとは。
命の鱗粉で急所を覆う。
ブラッド「なんだその…緑のその…変なやつ…?」
おっとそうか。
託亡「これは、触れると爆発する粒子を集めて固めたもの…これが俺の能力、じまたではボンバーって言われてます」
ブラッド「まじかよ…まあ、あんだけの賞金がかかってるんだ、納得だな、雑魚とか思ってたけど俺も本気を出さないとな」
長期戦が苦手…。
うーん…長期に持っていけるのか?
無理だな。
となると勝ち筋は………。
!
そうか…。
これなら。
ブラッド「行くぜ、最後に言い残すことは?」
託亡「そうですね…流石に勝てないか、最後の言葉は…て言うより頼みですかね、首をすっと切断して楽に死なせてください」
ブラッド「いいぜ、あの子の事はいいのか?」
託亡「ほっといてくれると助かります」
ブラッドは頷き構えた。
すぅーーーはぁーーーー。
拳を強く握る。
小指のない拳を握り、親指と中指を合わせる。
来る。
親指と中指を弾いた。
眩しすぎる光がそこらじゅうを照らす。
間髪入れずに槍を取り出す。
悪魔の翼で少しだけ上に飛ぶ。
ブラッドはずっと血流水は発動できない。
そしてこの閃光、目が慣れるまでに結構な時間がいる。
逃げられるかもしれないがそのために上に飛んだ!
後ろに下がっても無駄だ。
翼で滑空をして腕と足を斬り刻み、少しだか操り、地面に叩きつけた。
こいつは血を操れるとか言ってたけど、こんだけ血を流せば血流水は使えない……はず。
外に出た血が操れても、致命傷だ、動けないはず。
問題は相手に仲間がいるかもしれない…。
助けに来たら終わる可能性がある。
彩芽「何してるの〜」
?!
託亡「こっちくるな!」
寝ぼけているのか?
ヌイは?
ヌイ「ごめん、言うこと聞かなくて…」
血がすごいよここら辺!
彩芽「血だ」
慣れてる?
え、もしかして慣れてる?
ブラッド「くぅ…負けた…助けて、くれ…」
彩芽がブラッドの近くに座ってこんな事を聞いた。
彩芽「それ、貰っていい?」
ブラッドの方に指をさした。
ブラッド「は…?この服?それとも…ネックレス?」
彩芽は首を振った。
彩芽「それ、頂戴、□□□□□」
手を伸ばして、何かを言った後、ブラッドから何かが出てきた。
それは赤い球体、その球体は液状のようであり、固体のようでもあった。
ブラッドはぐぅ、と言って気絶した。
ゆっくり彩芽の手に向かって動く。
彩芽「これは私のもの…はい、託亡ちゃんにあげる」
えぇ…。
そんな変なのいらねぇ…。
託亡「あはは、ありがとう…」
苦笑いにもなります。
ガミ「……彩芽ちゃん…?」
分かるぜ、なんか裏切られた気分だ。
デモ「なるほどな…なぜこいつが閉じ込められてたか分かったぜ、後、なんとなくその球体の正体も分かったぜ」
何?
これなんなの?
ヌイ「うん、多分その男の能力じゃないかな?」
……え?
彩芽は人を彩芽なかったね。
セーフ。
ちいかわ見た?




