魔法少女乗っ取り
字面やばいな。
あ!ちょっと!逃げないで!
変なやつじゃないから!
?「止まったか…?」
ナポ「大きい地震だな…みな怪我は?」
秘書が確認をしてくれていた。
秘書「全員無事です」
ナポ「そうか…そちらは?」
謎の男は訝しげな視線を送り、確認を取った。
?「大丈夫だ…それで隔離の件だが…どうだろうか?」
目が鋭くなった気がした。
ナポ「分かった、いいだろう」
?「それじゃあ…ここに居てくれ、お前らはここに残れ、宇宙人たちに失礼がないように」
武装した…兵士たちは頷き、その場にとどまる。
武装をしていない人間は近くの何かに乗り込んだ。
あれは…?もしや乗り物…?
珍しい形だ…あれは飛べるのだろう…。
にしても…不思議だ。
さぁて、どんな生物なのか知ろうか。
ナポ「ここに居てくれ、と言ったな?」
武装した人間は頷きも、動きもしない。
ずっと武器を構えたままだ。
ナポ「少し…乗り物の様子を見たい…いいだろうか?」
ゆっくりとした動きと言葉を使って提案した。
兵士「動くな…」
………そうか、あまり勝手なことができないのか。
ナポ「少し…この世界のことが知りたい…話相手になってはくれないか?」
……無視か…。
後ろにいる私の部下がピリついているのが分かる。
ナポ「少し…喉が渇いた…水を飲んでもいいかな?」
兵士たちは少し迷っているような気がした。
ナポ「私が乗っている乗り物も少し、壊れてしまった…」
こんなに警戒をするのは知能がいいからだろう。
少しはこのままか……。
まぁ…とてつもない時間が経っても別に構わない。
莉「それで……大事な話とは?」
香澄「はい…あなたには…お伝えしなきゃいけないことが…」
莉は真剣な表情になった。
香澄「託亡ちゃんのことで…これを見てください」
タブレットのようなものを香澄は取り出した。
莉はゆっくり意識がなくなった。
香澄「人には無害だけど…マロトには効くんだね、まぁ、これで莉さんの頭をクリアークリアーできたわけだけど…」
香澄「それでは、莉さん」
莉「なんだ?」
香澄「みんなに伝えてください…託亡ちゃんが魔法少女を裏切ったって」
莉「分かった」
回れ右をして、放送室に行った。
香澄「マロトじゃなかったら洗脳はできなかったな」
香澄はふふっと笑った。
彩芽「ねぇ!あれやってー!」
えー。
託亡「いいけど…」
手を彩芽に向けた。
命の鱗粉を出して、彩芽ーぬを持ち上げる。
バター「ちょっと…そんな使い方したら…」
分かる…ぐんぐん寿命が縮んでる気がする…。
柔遺「ありがとな、もうええで…それと新しいことしてもらうで?」
お?来たか。
託亡「何すればいいの?」
柔遺は喉を鳴らして言った。
柔遺「スパイになってもらう」
ヌイがえぇ…と唸った。
デモ「面白そうじゃねぇか!」
ガミ「絶対ヤバイやつです!」
バター「これも地下に行くため!」
気合入ってんねー!
彩芽「彩芽も行く」
俺の方を見てそう言った。
柔遺「ガキはすっこんでな」
おいおい。
託亡「そんな言い方する?」
ヌイ「気にしないでね」
ヌイが彩芽に言った。
デモ「そういやぁよぉ忙しくて言えてなかったけどよぉ…新たな力……使えるぜ!!!!!!!!!」
そうゆうのさぁ…早く言ってよ。
ガミ「ふん!私もです!」
ガミもかよ…。
ヌイ「僕はないよ」
おん…。
バター「え?」
………。
柔遺「詳しいことはそれで話す」
イヤホンを指さした。
柔遺「部下が運転する車に乗りぃ」
はぁーーい!
ドアを開けて外に出ると部下がいた。
部下「お待ちしておりました…どうぞ」
ドアを開けてくれた。
託亡「ありがとう」
チップを払った…十円玉。
部下「あ、ありがとう、ございます……」
おっと…気まずい感じになったけど…おけ!
車に乗り込み、ステータスで能力を確認した。
能力
閃光 アイテムボックス C4爆弾
悪魔の爪 悪魔の翼 悪魔の槍
専用技・萌え萌えビーム
命の鱗粉
C4爆弾と悪魔の槍?
託亡「C4爆弾…?」
ガミ「それはですね……私が間違えて…選んだやつでして…好きなところに設置して好きなタイミングで爆発できるものです」
ふーん。
託亡「威力は?」
ガミ「そうゆうのはちょっと……でも人がもろに食らったら多分致命傷になると思います」
ほうほう…。
託亡「デモのやつは?」
デモ「へへ!その名の通りだ!」
え?槍……。
デモ「敵と戦う時に教えてやるよ、敵も待ってくれるだろ!」
へっ!とデモが言った
ヌイ「待つわけないでしょ…」
デモ「チュートリアルに向いてる敵がいるかもしれねぇだろ」
楽観的だな。
柔遺「もしもしー」
お、連絡がきた。
託亡「もしもし託亡です」
柔遺「なんなん…まぁええわ…ついたらある情報を盗ってきてほしい、部下がカードキー持っとるから受け取ってな、それと図面が後部座席の箱に入っとるからそれ読んどき」
この箱か?
パカっと開けると今から行くところについて詳しく書かれたデカい紙があった。
ヌイ「これがあれば行けるかも」
ガミ「読んだ後に忘れないようにアイテムボックスに入れときましょう」
確かにね……なになに……ほう、ほうほう。
ガミ「……?」
オッケオッケー。
全部記憶した、スッと頭に入ってきたな。
部下「そろそろ到着します」
託亡「メペメペ」
部下に変な目で見られたけど、気にしない。
車が止まった。
部下がカードキーらしき物を渡してきた。
メペメペとまた言って車から降りる。
一応アイテムボックスにしまった。
さぁて、お仕事開始っと。
厳重すぎるビルが目の前にある。
さっきの図面を見ると裏口から入れるらしい。
バレてはいけないらしい………先に謝っとこ。
託亡「もしもし?」
イヤホンに手を当ててもしもしした。
柔遺「なんや?緊急事態か?」
託亡「いえ…えっとバレずに情報を盗むんですよね?」
柔遺「そうやで?」
流石にね…できないことをできるって言うのはね…。
託亡「バレます、バラします」
柔遺が黙った。
柔遺「仕事放棄しないでや」
託亡「だから、俺だけが損を被るかたちにできません?」
柔遺は何かを考えている気がする。
柔遺「それでええならええけど…キッツイで?そこまでするん?俺達にデメリットないやん」
せやで。
託亡「それで…詳しいこと聞いてなかったんですけどなんの情報を盗むんですか?」
柔遺「人類選別計画の重要書類をなあれさえ盗めれば阻止できる…ほんとはビルを吹き飛ばしたいねんけど」
吹き飛ばす…?
乗っ取られたね。
何がだるいかって組織の頭が洗脳されたから土台は従うしかないんだよね…託亡……頑張れ。




