第三話
彼女が住んでいる家は里の中心部から少々外の方にある一軒家である。その場所で父と母の三人で穏やかに暮らしていました。父の名前は、ラフォレ・シャサール・レオン。母の名前は、ラフォレ・シャサール・フラン。どちらもエルフと言えばと想像できる美形であった。そんな母が夕飯の準備をしている時にブランは帰ってきたのである。
「お母さん、たたいま~。今日の夜ご飯は何~。」
「お帰りなさい、ブラン。今日はお父さんが森で獲物を取って来たから久しぶりにお肉が食べられるわよ。」
「そうなの!久しぶりのお肉楽しみだな~。」
そんなことを言いながら、彼女は家の中にある机の方に向かうのでした。その机の方には彼女の父親であるレオンが椅子に座って、母であるフランの料理が完成するのを待っていました。しかし、父の顔は少し浮かない顔をしていました。
「ただいま、お父さん。なんだか浮かない顔をしているみたいだけどどうかしたの。」
「ああ、お帰りブラン。いや、いつもより獣が多く取れた事を気にしていたんだ。」
「そういえば、机の上にあるお肉はいつも取れる量より多いいね。」
そうなのです、机の上に乗っているお肉が多いい、普通に考えればいいことかもしれません。しかし、狩人である父からすると取れすぎてれる、森に何かあったのではないかと考えていたのです。
「そうなんだ、それに狩りをする時に気づいたんだが、いつもは森の浅瀬にいるはずの動物がこのあたりまで来ているようなんだ。」
「そうなんだ。じゃあ、明日からは森に入るのは少しやめといたほうがいいかもね。」
「あぁ、そうしなさい。それよりもお母さんがそろそろ準備ができるみたいだから、手伝ってあげなさい」
「はあ~い」
そんなことを言って、父との話が終わり母の手伝いをして、その日の夜ご飯を済まし床へとつくのでした。
彼女が床についてから幾ばくかの時間が過ぎた。彼女の部屋から里を見るととても美しい景色が広がっており、その景色自体彼女は好きだった。しかし、その窓の隙間から夜にもかかわらず赤い色が覗いていた。また、何かが燃えるような音が隙間から聞こえていました。
「……なんか……変な音がする。」
音に気づき、ベットから起き上がり窓に近づき、その音の原因が何なのかを確認するために窓を開けるのでした。しかし、その景色は彼女が想像しているような景色ではなかった。里そのものが炎で燃えていたのであった。
「……何……これ。」
そんな景色に、言葉をなくしただただ唖然としてその景色を見ることしかできませんでした。そうしていると、父が部屋の中に入ってきました。
「ブラン!無事化!?」
父が、ブランの安否の確認に来ました。
「……お父……さん、……里が……」
「ああ、どうやら人間の軍隊が攻めてきたみたいだ。私は、里の方に行って生き残りを助けてこようと思っている。だから、お前は母さんと一緒にいますぐここから逃げるんだ。母さんは、玄関でまっているから。今すぐ荷物の準備をしなさい。」
「……うん」
今彼女は、あまりの光景に、正常の判断が出来なくなっており父の言葉に従う事しかできなかったのでした。そうして、持ち出せるだけの荷物も持つと母が待つ玄関に向かうのでした。
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