いつもの日常
一見どこにでもある一軒家。
その家に彼は家族と暮らしてる。
彼の母は専業主婦でファッションにも気にかけているメグミという綺麗な女性。
彼女の瞳の色を彼は受け継いでいるみたいで彼の父親は太陽さんという人で職は警視庁捜査一課特命班らしい。
三人家族で仲良く暮らしているみたいでちょっとうらやましいと思ったことがある。
刑事はいつか死ぬかもわからないようなものだけどときたま芹香さんのお父さんが行って、乱入しているらしい。
美桜さんもなんか乱入しているみたいで犯人は真っ白に燃え尽きているらしい。
らしいというのはつぐみちゃんから聞いた話だから。
今日は有給らしいので家族で朝食でもとってるかも?と思いながらチャイムを鳴らす。
少ししてから高校生と見違えるほど綺麗な女性――メグミさんが顔をだした。
「あら、みなもちゃん。 おはよう」
「お、おおおおおひゃようごじゃまいましゅ!」
あまりにも綺麗に微笑むので盛大にかみかみになってしまった。
かなり恥ずかしい気分になる。
「くすくす、そんなに緊張しなくていいのに」
「あうぅ~……そ、その……秀久くんは起きてますか?」
とりあえず要件を訪ねることにした。
恥ずかしさはあるけど、やはり聞くことは聞かないと。
「ふふ、未来の旦那さんが気になる?」
「だっ!? ま、まだはやいでしゅよ!」
顔を赤らめて慌てて言う私。
うぅ、どうしてお母さんみたいなことをいうのかなぁ。
「あらあら、顔が真っ赤ね」
「うにゅう、からかわないでくだしゃい!!」
頬をつんつんとしてくるメグミさんはいたずらが成功した子供みたいな笑みを浮かべている。
どうしてひーくんのご両親はこんなにも恥ずかしげもなく言えるのだろうか。
というか、こういうところをひーくんはなぜ引き継がなかったのだろうか。
くすくすと笑いながら奥へと視線を向けて声をかける。
「秀久~、みなもちゃんが来てるわよ~」
『へ?うわあぁ!!? ちょ、まっ!』
大きな音が部屋の中で響くこれは不憫がさく裂したのだろうか。
それとベッドから転げ落ちたことが想定できる音。
「あの、もしかして」
「えぇ、目覚まし時計をセットしてたはずなのに壊れていたみたいでね?
まだ、起きてなかったのよ」
恐る恐ると声をかけると困ったように笑うメグミさん。
これははやめに来て正解だったかもしれない。
バタバタと床を駆け回る音が響いているのを聞きながら苦笑を浮かべるしかない。
「みなも、ちょっと待っててくれ!」
「う、うん」
着替えながら出てくる秀久くんを直視できない。
だって、カッコイイし女子に人気でフラグを立てるほどだから。
ネクタイをしゅるっとつけているしぐさもすごくカッコイイと見とれるほど。
声をかけてから奥へと消えるとメグミさんも中に入る。
私は玄関で待たせてもらうことにした。
レイナちゃんと希林ちゃんと相談して複数結婚しないかって話になってる。
もちろん、ひーくんが嫌じゃなければ……だけど。
そしたらみんな幸せになるとわたしは思えてくるから。
おかしい考えだと思ってはいるけど、杉崎くんなら協力してくれると思うから。
秋獅子さんもそれくらいじゃないと手綱は握れないだろうなと言っていたけど、どういうことだろ。
「悪い、待たせた!」
「そ、そんなに待ってませんから大丈夫です」
ああ、いつみてもひーくんカッコイイです。
そんな彼を独り占めにするなんてもったいない気がしてくるんですよね。
私なんてそんなにいいわけではないですから。
「みなも?」
「み、みとちょれてにゃいですよ!?」
顔!顔が近いですからぁっ!!
「うふふ、秀久もお父さんに似たわね~」
と、楽しそうに笑いながら私たちを見送ってくれた。
電車に乗る際に時間を確かめて、確実に混むことに嫌気がする。
だ、だってち、ちちち痴漢されちゃいましたし。
それを希林ちゃんとレイナちゃんに行ったら絶対零度のオーラをながして怒ってくれるほどでしたけど。
ひーくんはなんで言わないと頬を引っ張られるほど怒られました。
秋獅子くんが助けてくれたからのと響ちゃんのケアのおかげで落ち着いていたからなんでしゅけど。
考え事していると、電車が到着して中にはいるさいに壁際に連れていかれてその前にひーくんが立ってくれた。
ドキドキするほど近い体制で彼の匂いに鼓動が止まりません。
こんど、彼の古いワイシャツでもも譲ってもらってレイナちゃんと希林ちゃんたちとおそろいしようかな。




