2-1 冒険者ギルド
第2章、開幕です!
わたしとミーサは悲鳴が聞こえた方へ走る。
「いた!」
一人の女性が道でクマに襲われていた。
「ウィンドアロー!」
風魔法でクマの頭を狙い倒す。
女性は目を見開きこちらを向いた。
「……スゴイ……あ、あの!ありがとうございます!」
「いいえ、それより大丈夫でしたか?」
女性が怪我していないか確認する。
ミーサは他に魔物がいないか警戒してくれている。
「はい!大丈夫です!あの、わたし、ペッレって言って、ルミネアって街の冒険者ギルドで受付嬢してるんですけど!」
すごい勢いで話し始めた。
女性はペッレと言うらしい。
「よかったら、冒険者登録してみませんか!?あ、もし冒険者の方だったらごめんなさい!」
「……え?や、違うけど……」
「やったー!!どうですか!?なりません!?」
冒険者か……
勧誘とかあるんだな……と現実逃避する。
『主、周りに魔物はいないようだ。』
「あ、ミーサ。ありがとう。」
「フェンリル!?あの!フェンリルを従魔にしてらっしゃるんですか!?」
「あ、うん、そうだけど……」
「なっ…なんと!!」
ペッレはすごい大興奮でミーサを見つめている
「あ!すみません、お名前お伺いしてませんでした!」
「え、あ、レナ……です。」
「レナさん!よろしくお願いします!」
テンション高い……すごい……
「ねぇ、ミーサ、ペッレさんが冒険者ならないかって言ってるんだけど、ミーサどう思う?」
『冒険者か……いいのではないか?』
「ミーサがいいならなろうかな……」
「ほんとですか!!!なら、ルミネアへ行きましょう!」
やっぱりテンションがすごく高い
「お2人は、旅人さんですか?」
めんどくさいから旅人ってことにしとこ。
聞かれても困るし。
「まぁ、はい……」
「そーなんですね!すごいです!」
色んな話をしてる間に、ルミネアの街についてしまった。
検問所では、ペッレが身分を保証してくれたおかげで入てた。
「ようこそ!ルミネアへ!」
屋台や果物・野菜・武器が並んでいる。
美味しそうだ。
ルミネアは発展した街みたいだ。
「ここが、冒険者ギルドです!」
ペッレに続いてギルドへはいる。
ギルドにいた人々がいっせいにこちらを見てきた。
嫌な目線だ。こちらを見下してるような
「お!ペッレじゃないか!そこの女の子は?」
冒険者らしい人がペッレに話しかける
「レオンさん!この方はレナさん、わたしを助けてくれた人です!」
「そうなのか!レナちゃん、ペッレを助けてくれてありがとな!俺はレオンだ、黒猫の足跡でリーダーをしてる」
このおじさんはレオンと言うらしい。
見ず知らずの私にお礼を言ってくれた。
優しい人なんだな。
グループ名はなんか、可愛らしいけど。
「い、いえ。襲われてたのを助けただけなので……」
「それでもだ!ありがとう!」
この冒険者ギルドはとても暖かいところだ。




