3-5 2人の誓
ヴァロンも、辛い思いをして過ごしてきたんだ……
ところで……
「お願いって何?」
ヴァロンは少し悩んだ後に、目を合わせてきた。
「……俺はもう誰も失いたくない。だから、ずっと一緒に過ごして欲しい。」
それって……どうゆう……?
結婚したいって意味なのかそれとも、、、
「不老不死の魔法を完成させて一緒に不老不死になって欲しい。」
はい出ました。
ですよね。
やっぱ出たよ。
ストレートに突っ込んでくるパターン
「でも、好きなのは本当だ。」
なーんで、そんな妙に真っ直ぐ言うかな……
逃げ道無くなっちゃうじゃん。
「……はぁ……いいよ。完成させよ。私ももう一人でいるのは嫌だから。」
『それは私にも不老不死の魔法かけてもらえるんだよな?』
「もちろん。」
ミーサの確認に頷く。
……ここまで来たら腹くくるか。
ヴァロンが少し顔を赤らめて口を開く。
「あと、手首にレナのイニシャル魔法で刻みたいんだが……」
重くね?
うん、重くね?
まさかここまでとは思わんかったよ?
確かにその流れはあったが……
━━でも、拒否する気には不思議と思わないのよね。
「いいよ。私の手首にはヴァロンのイニシャルね」
「あぁ。」
その瞬間、ヴァロンが微笑んだ。
ズルすぎ……
コレ見たら断ることなんてできないよ
「でも、不老不死の魔法ってどうやって作るの?」
「たぶん、レナの魔法と俺のスキルを合わせたら出来ると思う。」
なるほどねぇ……
あれ、そういえば……。
「私、この世界来てすぐの時に暇つぶしでエリクサー作ったんだよね」
『..............」
ヴァロンが小さく息を呑む。
「レナ......それは魔法として、作ったんだよな.......?」
「うん」
ミーサが青ざめる。
『そ、それは......スキルじゃないのか.......?』
「ただの回復魔法だよ?」
ヴァロンが頭を抱える。
でも、すぐに何かを確したように顔を上げてレナを見る。
「......エクスクラメーションヒールと......エリク
サー......」
「?」
「組み合わせれば……完成する……不老不死の魔法が……」
『マジか……』
「できるならいい事じゃんー」
あれ?なんか、2人の顔色変になっちゃった。
「ん?私なんか変なこと言った?」
「あのな、レナ。不老不死の魔法は一生を魔法に捧げた者でさえ作れないんだ。」
『それにな、主、エリクサーというのは人間では作ることが出来ないとされる神級魔法なんだよ。』
ありゃ、わたしはなんかまた色々やらかしたみたい……
「なんか、ごめん?」
「はぁ……まぁ、レナのおかげで魔法が作れそうだからよしとしよう。」
『どうやって掛け合わせるんだい?』
2人してため息ついちゃって……ひどいなぁ
「そうだ。思い出した。水にエリクサーかけたらポーション出来たんだよねぇ……それ、私の部屋にストックしてんだけど……使う?」
「『レーナー!(あるじー!)』」




