2-4 依頼
翌日、ギルドマスターの部屋に来た。
「それで、依頼って?」
「これなんだが……」
そうして見せてきたのは、ゴブリン退治の依頼書だった。
「これがどうかしたの?」
「このゴブリンは群れみたいでな。Cランクであるお前と黒猫の足跡に頼みたいんだ」
「あーなるほどね。」
「あぁ。レオンとは知り合いだろ?」
知り合いっていうか、ただ話しただけだけど……
まぁいいか
「うん。」
「レオンには話をつけてある。場所は、ここよりずっと南下してったとこの村だ。レオン達はもう現場にいるから頼むな」
結構遠いな。
「わかった。」
話を終え、1階に戻る。
「あ!レナさーん!」
「ペッレ、どうしたの。」
「お話終わりました!?」
「うん、終わったけど。」
「それなら、遊びに行きましょー!?」
……どうしよう、依頼場所遠いからもう出たいのに…
『すまんな、依頼場所が遠いからもう出たいんだ。』
「え!そんなぁ、、、」
ペッレの顔が歪む
だが直ぐにパッと顔を明るくした
「それなら、依頼終わるまで待ってますね!」
「……?うん、わかった。行ってきます」
「行ってらっしゃいー!」
私たちはギルドを出て村に向かう。
ペッレのあの歪み方……嫌な予感がする
『主、村は遠いから私に乗りな。』
「あ、うん。ありがとう、ミーサ」
ミーサに乗りながら、昔のことを思い出していた。
《レナって変だよね》
《だよね、キモイ》
《話通じないしね》
《あの子自分のことミステリアスとでも思ってんじゃない?》
クスクスと笑う声、見下すような目線。
そして……
『主?』
「……ぁ、ごめん。ミーサ。」
『大丈夫だ。ついたよ。』
もう村についたらしい
「お!レナじゃねぇか!」
「レオンさん、昨日ぶりです。」
「おう!あ、メンバーを紹介するよ。タンクのリーナに魔法使いのシエラ、剣士のルイスだ」
「よろしくお願いします。わたしはレナと言います。」
みんな美形だ……
筋肉もすごいや
「めっちゃかわいいじゃん!よろしくね!」
この人はたしか、リーナさんだ。
「はい、よろしくお願いします」
「こーら、リーナ。レナちゃん戸惑ってるだろ?」
この人は、ルイスさんか。
「レオン、森の中に洞窟あった。そこからゴブリンの気配した。」
「わかった、ありがとなシエラ。」
あの方がシエラさんか。
名前間違えそう……
「よし、今日は一旦休んで明日ゴブリンを退治するぞ!」
「「「おー!」」」
すごい仲良いんだな。
私も休もう。色々考えて疲れたし
『主、休むか?』
「うん。」
『ならこちらへおいで。』
ミーサに抱きつきながら目を閉じる。
ふわふわ……
✧••┈┈┈┈┈┈••✧✧••┈┈┈┈┈┈••✧
翌日、目が覚めるとシエラさんがこちらを覗き込んでいた。
「!?!?!?」
「あ、起きた。ごめん、驚かせて」
「あ、いえ、あの、はい。」
驚きすぎて言葉出ない
「その子……」
シエラさんが指をさしたのはミーサだった
「ミーサが何か……?」
「少し触ってもい?ふわふわ、、、」
シエラさんの目がキラキラしていた。
「ミーサ、ミーサ。」
『ふぁぁ……どうした、主。』
「シエラさんが、ミーサのこと触りたいって。」
『ん?良いぞ?ただ、あまり力は入れないようにな』
シエラさんの顔がパーッと明るくなった
「ありがとう!」
すごく可愛い……
そして、ミーサのこともふもふしてる。
「カワイイ……」
後ろから悶えてる声が聞こえた。
「レオンさん……?」
レオンさんが顔を赤くして悶えてた。
あ、察し。
レオンさんの為に、この映像を魔法で写影するか。
アプリを開いてっと……
「レオンさん、はい。」
「ん?なんだ?」
レオンさんに、写影したモノを渡した。
「……カワイイ……カワイイ……」
あ、尊死した。
この世界の人って分かりやすいな。




