黒髪聖女の受難
眩しい光に包まれたと思ったらいつの間にか神殿にいた私とクレアちゃん。は?魔王を倒して?そんなの嫌よ。お こ と わ り 。ねえちょっと、私とクレアちゃんで態度に格差ありすぎじゃない?ええ、クレアちゃんは女神のように美しいけどさ。え?なに?私が黒髪だから?黒髪なんて日本にはうじゃうじゃいるわよ!こうして私は王宮の外れにある塔で幽閉生活を送ることになった。宰相が性悪だし、自分で読みたい本を選べないし、外にほんの少ししかでられないけどまあまあ快適な幽閉生活を送っています。
しかし、幽閉生活は突然幕を閉じる。
「あんたが生贄?」「え?私生贄なの?」「え?生贄じゃないの?」「え?」「え?」こうして私は魔界の王子に攫われました☆
しかし、幽閉生活は突然幕を閉じる。
「あんたが生贄?」「え?私生贄なの?」「え?生贄じゃないの?」「え?」「え?」こうして私は魔界の王子に攫われました☆