↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アクアリウム女子と5匹の美少魚  作者: めんだCoda


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
4/13

第4話 まだまだ食べられる!

「あ〜美味しかった!でも、まだ食べられそう。まだ何かありますか?」


 お腹をさするオレンジちゃん。


「え…まだ食べられるの…」


 オレンジちゃんのお腹は、チャーハン2、3人前は食べたと、ちゃんと主張しているほどには膨らんでいる。


「はい〜!まだまだ食べられます〜!」


「そう…じゃあ、デザート…用意しようかな…」


 サクラは、5本のバナナにチョコレートをコーティングしたものを、デザートとしてテーブルの上に出す。


「きゃ〜ん!美味しそう!いただきま〜ぁす!」


 あっという間に完食するオレンジちゃん。


 オレンジちゃんがサクラを見上げる。


「あの…まだ食べられるんですが、まだ何かありますか?」


「え……?いや…流石にこれ以上は食べ過ぎちゃうから、やめといた方がいいんじゃない…?」


「そうですか…。じゃあ、やめておきます」


 オレンジちゃんは、少し寂しそうに笑って肩をすくめた。


 そんなこんなで、このような一見平和ともいえる日々を、サクラはオレンジちゃんと過ごし続けていた。


 そして、オレンジちゃんは毎日大量のご飯をせがみ、食べ続けた結果、来た頃よりずいぶんと体が丸くなっていた。


 そんな大食いオレンジちゃんとの生活が、3週間ほど続いたある朝のことだった。


 サクラは朝食の用意で、フライパンで目玉焼きを焼いていた。


「さて、今日も盛りだくさんの品々で朝食の準備も万端!それにしても、オレンジちゃんまだ起きてこないなんておかしいなぁ?いつもなら、何か焼いてる匂いがするだけで、嬉しそうにお尻を振りながらキッチンに来るのに」


 サクラはフライパンの火を止め、お皿に目玉焼きをのせながら、オレンジちゃんの寝室に向かって声を上げる。


「オレンジちゃ〜ん?まだ寝てる〜?」


「…は〜い。ここにいますよ〜」


「きゃあっ!!」


 オレンジちゃんがテーブルの下から、のっそりと顔を出した。


「な、なんでそんなテーブルの下にいるの!?」


「いえ…なんでもないです…大丈夫です…」


 オレンジちゃんは椅子に座るが、肩は丸まり少し元気がない。


「…大丈夫……?なんか元気ないように見えるけど…」


「大丈夫ですよ〜…それじゃあ、いただきま〜す…」


 オレンジちゃんは、いつものように、パクパクとサクラが用意した大量の朝食を食べ始めた。


「ごちそうさまでしたぁ〜…」


 オレンジちゃんは立ち上がるが、フラフラと横に揺れ危なっかしい。


「オレンジちゃん、大丈夫?!」


 サクラはオレンジちゃんに近寄り、体を支える。


「大丈夫です…」


 オレンジちゃんは少し千鳥足でフラフラしながら、トイレに入っていった。


 数分後、オレンジちゃんがトイレから出てくると、お腹をさすりながら、フラフラとまた千鳥足で寝室に入って行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。