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リン・ハオユ、その二でござる

 「☆」の部分で視点が変わります。ご注意ください。

 リン・ハオユという少女のことが、俺にはどこかつかみきれていないように感じた。

 たぶん彼女はトーラスやかつての赤い鬼(むさしまる)のように強者と遭遇したら戦わずにはいられない、そんな性質ではないだろう。

 眼の光り方が二人とは大きく違うのだ。

 トーラスたちの目がぎらついた野獣のようなのに対し、リンの目はどこまでも冷静に、戦いを待っている。

 そう、待っているのだ。

 それは武蔵丸の戦法としての“待ち”とは違う。精神的に、受けの姿勢。


 どこか言動がちぐはぐな印象。

 戦いたくて、戦いを挑むのならそれはすとんと納得できる。

 だけど彼女は違う。戦いが嫌いでこそないのかもしれないが、望んではいない。


 ――何かほかに目的があるのではと、邪推してしまうのは当然だ。


     *


「場所を変える」

「お兄さんはここじゃ全力を出せない」


 そう言ってリンは広場を見回す。

 広大な、芝生の空間。身を隠す陰も、上れる足場もない。平坦で単調なフィールド。


「今のお兄さんの動きを見て確信した。お兄さんはもっとその速さを活かせる場所でこそ戦うべきだし、もしこの広場の中という制限がなかったのなら、お兄さんはそう動いていたはずでしょ?」

「……そうだな」

「ボクは本気のお兄さんが見てみたいよ」


 挑発的な一言。そして一見、好戦的な一言だ。

 だというのにどうしてだろう、そこにトーラスのような熱意をあまり感じないのは。

 これを言ったのがトーラスなら、もっと簡単にその挑戦に乗ることが出来たのだがね。なるほど確かに、じゃあ、俺は俺の場所で戦わせてもらうぜ、と。

 俺はフーとユイの方を見る。

 ユイは妙に納得した様子でリンの言葉にうんうんと大きくうなずいている。

 ……ただ、フーは少し違う。

 リンの方を見て、勘ぐるような、そんな視線を向けている。


 この反応を見てわかるのは、この提案が完全にリンの独断だということ。

 ユイは単純に理由に納得しているだけ。

 フーはリンが何を考えているのか、理解しようと努めている顔だ。


「……まあ、いいだろ」


 俺は頷いた。

 どういう狙いがあるにせよ、ひとまずはスキル、武器なしという条件付き。

 ここは一度頭の中を空っぽにして、ただリンの思うように動いてやるのもいいかなんて思ったがゆえの結論だった。リンは俺の答えに、やった、ともう一度言って大きくガッツポーズ。

 その仕草からは悪意は感じない。


 何か狙いがあるとしても、きっとそれは悪いことではない。

 と、信じることにして俺は広場の外へと意識を向けるのだった。


     ☆


 ……ボクはお兄さんが承諾してくれたことに、外面よりもずっと冷静に、喜びをかみしめていた。

 ひとまず、第一段階はクリアだ。

 お兄さんはぐっぐと体を伸ばしながら、こちらを見てくる。ボクが精いっぱい可愛く笑って見せると、困ったような顔をされた。酷いなあ。自分でもいうのはなんだけど、結構可愛い方だとは思うんだけどなあ、ボク。


 改めてお兄さんの体つきを観察してみる。服の上からではただ細いだけに見える。

 しかし先のごついお兄さんとの戦いで上半身をはだけさせていたから知っている。あの服の内にはとんでもなく強靭な肉体が隠されている。肩、腕、背中、腹ともにばっきばき、ごついお兄さんが鎧だとしたら、こちらは強力なバネのような筋肉。

 明らかに、ただのプレイヤーの体つきじゃない。


 ボクの以前のパートナー、マナブよりも前に組んでいた()()野郎もダイガクでソーゴーカクトーギ? をしてるんだとかほざいてたけど、そんな()()()とは立っている舞台が違う。

 締まり、しなやかで美しい。

 あれは間違いなく、英雄(ボクたち)側の人間の筋肉のつき方だ。


 ……思い出すとドキドキしてくる。男の人を体で格好いいと思ったのは初めてかもしれない。なんかちょっと、えっちだ。


「条件は武器なし、スキルなし、降参アリ、そして……広場の外にも出ていいというのでいいですか?」


 お兄さんが頷き、ボクも頷く。

 そこでフーと目が合った。

 あれは間違いなく、こちらに真意を問い詰めている目だ。フーは賢い、僕たちの中で断トツなだけでなく、すべての英雄の中でもかなり上位に食い込めるくらいだと思ってる。百戦百勝の軍師様。戦うしか能のないボク達に勝利をくれる、静かな女神様。

 今は気付いてないみたいだけど、その賢さゆえにもしかしたらボクたちが戦っている間に()()に気づいてしまうかもしれない。ボクはなんとなく、そう思ってしまった。


 そうなると厄介だなあ。

 叱られちゃうかな。フーは理詰めでくるから、ユイ君じゃなくても泣いちゃいそうになるんだよね……。

 だからって、引くつもりはない。ボクはフーに向かってぺろっと舌を出して、誤魔化した。

 ボクにだって、譲れないところはある。


 フーはやれやれと肩をすくめる。


「……はぁ、まあいいです。では、はじめ!」


 その凛々しい一声とともに、ボクの戦が始まった。


     *


 お兄さんは開始の言葉と同時にくるりとボクに背を向けて走り出す。

 やっぱり、そう動くんだね。自分の得意な場所に誘い出して……って速い!


 ボクは思わず数秒、その場に棒立ちのようになる。

 お兄さんの背中はみるみる小さくなって、アッという間に広場を出て道も横断し、奥の細い路地の中へと入って行った。


「リン」

「あ、まずい!」


 見失っちゃう!

 フーの呆れ顔に見送られながら、ボクはお兄さんのあとを追って走りだす。


 広場から道に出ると、イベントを楽しむクランタウンの住人達の団体に出会う。ボクはその中を泳ぐように進みながら、やっとお兄さんの入って行った路地へと到着する。

 さて、しかしまっすぐ入ってもいいものか。


 人がぎりぎりすれ違えるくらい、だろうか。この中で腕を思い切り振ったら壁で擦って痛そうだ。


 いや、ぐずぐずしてちゃ埒が明かない。

 ボクは警戒心を最大まで高め、路地の中へ入る。


 ヒヤリと、太陽の当たらない路地は冷たい。

 見える距離にお兄さんの姿はない。路地は複雑に曲がり、伸びる。

 ……これはまた厄介な。


 気配がない――

 本当にいないのか、それとも。あのちょっとおかしなお兄さんのことだ。英雄(ボク)にも気づかれないレベルで気配を隠すくらいやってのけてしまいそうでもある。

 びっくりするのは、苦手なんだけどなあ……。

 手を開き、いつでも掌底を放てるよう準備する。

 じりじりと足を地につけたまま、ゆっくりと進む。

 道なりに進んでいくと、かなり急な曲がり角に出会う。ここを曲がった先に、待ち伏せしてるとか? あり得る。気配がないからって油断してはいけない。


 息を殺す。

 もう遅いかもしれないけど、出来ることは全力でやってやる。


 ――カタン。


 バッと振り返る……が、誰もいない。

 こ、こわいなあ。ていうか、追いかけたのに後ろにいるわけないのか。うう、早くも広場に限らずとか言ったことを後悔し始めている。広場で全力を出してもらうとか、そういう方向でもよかったのかもしれない。

 ……いや、やっぱり全力なら、広場は出なくちゃいけなかったな。

 実際に今、お兄さんは最大限の力を発揮しているはずだ。


 後ろの大通りから喧騒が聞こえる。だけどお兄さんの足音は、息づかいは、さっぱり聞こえない。

 影よりも静かで、風よりも澄んでいて、煙のように不確か。


 ボクはもう再び前を向く。そして待ち受ける曲がり角にもう一度注目。

 さあ、振り向いてる間に攻めては来なかったけど、いるかな? いないかな?

 ごくりと唾をのむ。矛が欲しい。離れて攻撃できる武器が、すごく欲しい。


 前進すると感じる。何かがいる、そんな気配。

 ボクは勢いよく、曲がり角の先へと飛び込んだ。


 ……しかし。


 そこにお兄さんはいなかった。

 あくびをしていた猫はボクに驚き、素っ頓狂な鳴き声をあげながら奥の方へと駆けて行く。


     *


 ……疲れてきた。

 何度目の曲がり角だろう。狙ったわけじゃないだろうけど、この路地は複雑すぎる。

 ボクは死角がある度に警戒度を最大まで高め、そしてことごとく空振りするんだ!


 てんで姿が見えやしない。

 ……ボクがしたかったのは力試しであって、かくれんぼじゃないんだけど。


「はぁ……」


 思わず、ため息を吐いてしまう。また曲がり角だ。どうせいないんでしょ。もう飽きたよ。

 ボクは大して警戒もせず、そこをすんなりと曲がる。


 すると突如、大きな手のひらが、顔の前に伸びてきた。


「ッ!?」


 指の間から一瞬だけ、お兄さんの冷静な目が見えた。

 油断した。こちらにつかみかかってくる左手。慌ててその手を横に弾こうとして、気付く。

 違う、これはつかむんじゃなく視界を覆うための……。


 それは顔からわずかな距離を開けてピタリと止まる。視界いっぱいの手のひら。圧迫感が半端ない。だけど、そちらに気を取られちゃいけない。視界をふさがれたらそちらに注意が向くのは、人間の本能。


 だとしたら。


 ボクは足を動かす。思った通り、顔に意識を集中させて他を攻撃する算段だったらしい。こちらを転ばそうとお兄さんの左足が足払いを仕掛けようとしていた。それを素早くかわし、次にお腹の辺りで腕を組む。下段、中断の連撃だ。予想は見事に的中した……のだが。

 顔の前を覆う左手はそのままに、右の縦拳がまっすぐ放たれる。

 想像よりずっと、重く鋭い!


「く……!」


 体重差ってのは、たまらない。

 男と女じゃ、どうしてもそこに差ができる。さっきまではお兄さんの方が体格で劣ったからこそ、素早さでの有利が力をうまい具合に均衡させていた。だけど今は逆、素早く、しかもボクより体重で勝る。

 一方的に、こちらが不利。


 これでもし武器があれば。

 ……いや、路地を勝負の場にされた以上、武器があっても今の状況は変わらないか。この狭さじゃ得意の矛は、使えない。


 腕で受けた縦拳突きの衝撃を逃がしながら、後方へと距離を取る。

 やられてばっかりでもいられない。やっと、お兄さんと接触したのだ。逃がすものか。

 ここで仕留めきる。

 そう思い突き出しかけた掌底を、ボクは止める。


 ……すでにお兄さんは音もなく、その場から煙のように消えていた。


 完全に、お兄さんの掌の上だ。

 ボクは思わず、路地裏の寒さにずきずきと痛む腕で肩を抱いた。夏なのに寒い。

 不意打ち。それがきっと、お兄さんが最も得意とする戦い方。

 今も気配はないが、どこからか観察されているのだろうか。そう思うとぞっとしない。


 まるで、暗殺者みたい。


     *


 ああ、もう。女の子だってのに、容赦がない。

 いまだに縦拳を受けた腕が痛む。体重移動が滅茶苦茶うまいのだろう。視界封じに足払いと、かなり不安定な体勢から打ったであろう拳にしては衝撃が大きすぎた。ここまで強いとは正直なところ予想外だ。


 せいぜい苦戦するくらいかな、と侮っていた自分が馬鹿みたい。

 ボクの得意は相手が対処しきれないほどの連撃。それは矛だろうが素手だろうが変わらなくて、条件さえ整えば姉さんにだって勝てるほど。

 だけど現在、お兄さんの一撃離脱の戦術にそれは封じられた。悔しいことに、英雄なんて呼ばれているにも関わらず今のボクは劣勢だ。


 ……しかしそれは悔しいと同時に、うれしい誤算でもある。

 自然と頬が緩む。心が弾む。

 まるで風のように突然やってくる襲撃、もろに食らえばたまらないであろう突き、それに何より、他のプレイヤーなんかとは全然違う、圧倒的な戦闘センス。


 あれからまた、隠れるお兄さんを探す作業に戻った。縦拳を受けた後、すれ違うように動いた気配はなかった。路地は複雑に曲がっていても、一本道は一本道。お兄さんがいるのは、先程までと変わらず前ということだ。

 さあ、前進あるのみ。

 ……と、思ったとこだったのに。


 視界の両端、肩の上を通るように後ろから、ぬっと腕が生えてくる。


「え……ぐえ」


 いつの間に、真後ろにまで接近して。

 細く引き締まった腕が頸動脈を締め上げる。ていうかちょっと待って、なんで後ろから!? ボクが追いかけてたはずなのに……。

 さらにきつく、首を絞められる。ああ、女の子らしからぬ声が……ぐえええ。

 というか本気でまずい。意識が……。


 ……ここで負けてもいいの?

 たしかにお兄さんの力のほどはわかった。最初の予定なら、これでもう十分。

 でもやっぱり、もう少しお兄さんのことが知りたいな。


 ボクは服の内を探る。そして()()を抜き取り、逆手に構える。


 こちらの動きに感づいたのか、唐突にお兄さんの腕が解かれ、そして突き飛ばされる。ボクは空いた手で喉を押さえ、わずかにせき込みながら転ばないように踏ん張る。そしてお兄さんと向き合うように体の向きを変える。

 お兄さんは小さく、ため息を吐いていた。


「……それを使うのなら、俺は容赦しないからな」

「………………」


 ()

 ボクはそれを逆手に構えたまま、何も言わない。

 お兄さんの視線が、鋭くなる。背筋を冷たいものが駆け抜けた。


 ああ、間違いない。

 この人は、強い。


 マナブのことを思い出す。あの赤ちゃん野郎は確かに、フーと張れるほどでこそないけど、かしこいのだろう。普段、同じホームで暮らしながらそれは感じていた。だけどね。

 あれは平和の中で培われた賢さだ。

 いざという時、止まってしまう賢さ。あれではきっと、戦えない。


 奴は刃物を見るのが苦手だ。だからいつも、ボク達が武器を取り出すと青い顔をする。本人は必死に表情を隠そうとしてるのかもしれないけれど、それはバレバレだ。体が強張り、向ければ対処するどころか固まって逃げ出すことすらできなくなるだろう。


 お兄さんは、どうなの?


 当然だけど針は刺されば血が出て、当たり所次第では致命傷にだってなる。

 それにこれは裁縫のための針じゃなくて、だまし討ちのための暗器針。通常の物より長く、太く、鋭い。ある意味、刃物より恐怖をあおる見た目をしている。


 さあ、見せてよ。お兄さんが、どうするのか。

 ボクは意を決して飛びかかる。お兄さんほどじゃないけど、ボクだって速いんだよ。


 狙う場所はどこだ。

 手? 顔? いや、――首。

 お兄さんとの間にあった距離は一瞬のうちに詰まる。お兄さんはその場を動けず、構えた体勢のままだ。

 逆手に持った針を振りかぶる。

 ……もしかして、さすがに武器は無理だった? なんだかんだ言ってお兄さんもあのマナブと同じ、平和な世界の人間なの? そう思いかけて、そういえば。

 そういえばお兄さんは、自分でたくさん武器を持ってたな、なんて――


「っ」


 お兄さんが短く息を、吐きだす。そして次の瞬間、お兄さんが大きく動く。

 針を持った方、右手の手首にびりびりとしびれるような衝撃。

 握力が――持っていかれる。

 手刀だ。どこかのにわかとは違い、きちんと四指の先が丸まっている。それがボクの右手首を打ち、そのまま流れるように針をもぎ取った。そして同時に足を駆けられ、こかされ、体の上にお兄さんが乗る。両腕は膝で押さえつけられ、針を突き付けるつもりが、逆に突き付けられる形になった。


「……ふう」


 思わず息をつく。お兄さんの冷たい目と、まっすぐ見つめあう。


「俺と暗器でやり合うのは、ちょっと無理があったな」

「……そうみたい」


 ボクは思わず、笑ってしまう。

 ああ、……やっぱり、この人はあいつと違う。

 強く、格好いい。

 この人こそ――


     ☆


 ……何かを隠し持っていることには気づいていた。

 だけどどうも、それを使いそうな様子がないから放っておいたんだが、まさか最後の最後で取り出してくるなんて。


 それはもしかしたら、本気ではなかったのかもしれない。こちらに迫る時、明らかに速度が落ちていたから。寸止めでもするつもりだったのか、それでも武器を使ったことには変わりないからこうして容赦ない対応をさせてもらったけど。

 俺は針をそっと、リンの顎の下から外す。リンは清々しく笑っていた。


「……ルール違反だぞ」

「本当に、ごめんなさい。でもお兄さん、強いね」

「さっきの試合じゃ負けたけどな。やっぱり、自分の有利な状況で戦うってのは大事だ」

「全くその通りだと思う。改めて、その重要さを学んだよ。お兄さんなんて、こっちが追いかけてたはずなのにいつの間にか後ろにいるんだもん。びっくりしたよ」

「屋根の上を伝って回り込んだ」

「壁上り? すごいね、ボクももう少し壁につかむところがないと、きつそうだ」

「何が目的だったんだ?」


 試合は終わったんだ。聞いてもいいだろう。

 俺に、戦いを挑んだ理由。おもしろそうなんて言葉じゃ納得しないぞ。

 リンはきょとんと目を丸くした後、それをにこっと細める。


「探してたんだ」

「探してた?」

「うん。お兄さんみたいな“プレイヤー”を探してた。ねえ、もう何もしないからさ、体起こしてもいい?」

「駄目だ。とりあえず用件を聞いてからだな」

「えー、これじゃあちょっと、風情がないんだけど……まあ、しょうがないか。武器使っちゃったボクのせいか。じゃあ言うね」


 リンがこちらを見上げる。まっすぐ、その瞳は黒く澄んでいる。


「どうかボクを、強くて格好いいお兄さんのパーティに入れてください」


 その言葉に思う。やはり、俺はこの少女がつかみきれていないのだろう、と。

 俺にはリンが何を考えているのか、さっぱりわからない。



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