5.決闘そして計画
「あ〜腹減った〜」
実はこの異世界に来て今日の朝食しかご飯を食べてないんだよな〜。あ〜まじで腹減ったんだけど。昼食は寝てたせいで食べれてないし。食堂に行ってみるか。........うん、誰もいない。
「あのーすいません、勇者様でしょうか?」
「まぁ、そうだけど。」
「もしかして昼食の時いらっしゃってなかった方でしょうか?」
喋り方と格好を含め、多分、この城のメイドだな。
「ああ、おかげで腹減って..」
「でしたら、私がお作りいたしましょうか?」
「いいのか!?」
「はい!少々お待ちください」
しばらく経って彼女が持ってきたものは。カレーだった。
「これは、カーレというもので
昔の勇者様が教えてくれたものです」
ぜってぇカレーだろ。しかも名前の変え方適当すぎ。だったらカレーでいいだろカレーで。だけど普通に美味しかったです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
次の日、うざ女もとい優奈との勝負が始まる時。
「おっそいわね、あいつ
まさか、忘れてる!?だとしたら絶対許さないんだからー!」
「お怒りのところ悪いけどもういるんだが」
「あ、あなたの陰が薄いのがいけないんじゃない!」
そこまで薄いか?俺?
「ちゃんと木刀は持ってきた?」
「ああ、この通り」
「ふふ、実は審判を呼んであるのよ、出てきて!」
そこに現れたのはクリスだった。
「さぁ始めるわよ、準備はできたかしら?」
「いつでもどうぞ。」
「それでは始め!」
クリスの合図と共に優奈は一気に攻めてきた。
もちろん右に躱して避けるが。
「逃げてばっかりなのは貴方にはお似合いね!」
「....」
「でもこれでお終いよ!」
優奈の振った木刀が思いっきり当たる。
普通にいてぇー。
「やめ!」
「.....」
「.....」
「........なんで本気を出さないのよっ!」
「何の事だ?これでも本気でやったぞ」
「嘘よ!だって顔もやる気が無かったじゃない!」
....ヤベェそこまで誤魔化そうとしてなかった。
どうしようか...。
「いや本当だって
でも、自分よりランクが高いから諦めてはいたな」
「そ、そうだったの?まぁいいわ私の勝ちね!」
このまま帰ってくれるとありがたいんだがなぁ。
「では、私は帰るわ。
こんな奴に構ってるほど暇じゃないんだから。」
無駄に最後まで偉そうだったが。
帰ってくれるだけいいか。
「あ、そうだクリスあれの説明を頼む。」
「え、今ですか?わかりました。」
そしてまたあの部屋に行き説明を受けることになった。
「はいえっと、何から始めます?」
「魔物、であってるか?それから説明を頼む。」
「はい、魔物であっています 。魔物は基本的自然が豊かな場所、又は洞窟、ダンジョンに生息しています。」
ここら辺の認識はあっているな。
「そして魔物にもランクがあります。それを説明するために私たちのランクも説明します。皆さんが知ってるランクは成長度を表すもので冒険者をやるとDランクから始まり、D、C、B、A、S、SSランクとなりますSSランクは世界に5人だったはずです。」
それほどSSランクは強いわけだ。
「そして魔物のランクもDから始まってSSで終わりです。皆さんなら武器があれば、Bランクの魔物は倒せるはずです。SSランクの魔物は天災級と言われてSSランク冒険者5人でも倒せないと言われてます。」
絶対に相手はしたくねぇ。てかそんな魔物自体そうそういないだろうけどな。
「魔物に関してはこれくらいで十分だと思います他には何かありますか?」
「この世界に生きる人種を教えてほしい」
獣人とかかな?
「はい、大きく分けると3か5種類です
3か5というのは天使族と悪魔族がいるからです
これは人種と言えるのか?という事でちゃんとは決まってません
残りは人間族、獣人族、魔族です
エルフやドワーフなども人間族に入ります」
大体の認識はあってるだろう。さてここが重要だ。
「なぁクリス頼みがある」
「はいなんでしょう?」
「俺をダンジョンに行かせてくれ」
「はい、いいで...って駄目です!」
「頼む、強くなりたいし、試したいスキルもあるから...
浅いとこだけにしとくから、頼む!」
「........そこまでいうならいいでしょう。」
「よっしゃ!」
何とか説得できた。やっぱりダンジョンは男のロマンだよな。
「ただし!浅いとこだけですよ」
「わかってるって」
「それとトラップに注意して下さい」
「じゃあ明日の朝行っていいか?」
「いいでしょう、門番にも行っときます」
「よし、これくらいでいいかな
俺はもう寝るからおやすみ。」
「おやすみなさい。」




