7.テンプレは嫌いではない
神様に転移させてもらったおかげでギルドにすぐ入れる。
「おう、誰だテメェ見ねぇ顔だな」
「よりによって今かよ...」
「あ?なんか言ったか?」
「何でもないです」
こういうのは無視した方がいい。さっさと依頼クリア報告をしなきゃな。
「すいません依頼クリアしました。」
「チッ...。」
「はい、わかりました。」
絡んできた奴が舌打ちしたのは気のせいではないだろう。どうせ喧嘩売って俺に先に攻撃させて。暴行罪だって訴えるつもりだったんだろう。
「えっと薬草の依頼ですね何個ですか?」
とりあえずポケットやバッグから取り出した。
「32個ですね少し待っててください。毒草が混じってる可能性があるので。」
そんなのもあるのか。
そうだ今のうちに賢者の祝福?を使ってみよう。
.....使い方わかんねぇ。
聞いたら答えてくれる?
賢者の祝福とは何ですか?.....はい駄目ですね。中二病っぽくやる?賢者よ我が問いに答えたまえ。....webサイトみたいに出る?検索ページオープン!出てきたしっ!しかも文字打つ系じゃん。
「あの〜大丈夫ですか?」
「ん?ああ、問題ないそれは兎も角、まだか?」
「もういいですよ毒草が6本で薬草が26本ですね。1本鉄貨10枚ですので鉄貨260枚です。」
受付の人から報酬のお金?を貰った。これがどれくらいなのか俺には分かんない。と言うわけで検索ページオープン。、で分かったことは
鉄貨1000000枚=1000000円=銅貨10000枚=銀貨100枚=金貨1枚って言うことだ。
お金はバックに入れるふりをしてアイテムボックスにしまっておいた暇なので森に魔物を狩に行くことにした。
「ぐあぁぁぁーー!」
なんだ?叫び声が…森から?
「助けてくれぇぇーー!」
「ひぃぃぃーーー!」
アレは……オーク?とりあえず助かるか検索ページオープン。オークの倒し方は...左胸部にある魔石を壊すか
普通に生命力を削るかだな。
「はぁっ!..ふぅ」
本当に倒せたな。思ったより呆気なかった。
「貴方は...いえ出来れば奥にいるお嬢様を助けてくれ」
「わかったよ」
お嬢様を..とか言ってるし。こいつ護衛だろ?弱すぎだろ。
「ああいるな」
全速力で走った。どうやらここはオークの集落らしい。
「くっ殺せ!」
何!?くっころさんだと!?テンプレにも程がある。
じゃなくてオークに囲まれているな。1.2.3.4匹か。
「はぁっ!」
まずは1匹目空かさず、2匹目。余裕だな。
「おい見てるだけじゃなくてお前も戦え」
「え?オークが減ってる?」
さっさと戦ってくれた方が楽なんだけどな。まいっか一人で十分。オークを倒し終わった俺は少女の元へ駆け寄る。
「大丈夫か?」
ああ気絶してるなこれは..俺が運ぶのか?
結局護衛のところまで運んだ。
「ありがとうございますそれほどの実力があるなら...いえ何でもありませんお礼がしたいので付いてきてもらえませんか?」
なーんか嫌な予感。でもお礼は貰っておこう。
「わかった」
「では馬車に乗って下さい」
馬車に揺られ数十分。そこは元いた城だった。目の前に数メートルはありそうな扉がある。
「えっとここに入ればいいんでしょうか?」
「はいそうです」
コンコン//
「入れ」
でしょうね。王様かな?最悪だよ目立つじゃん。
「そなたは此度に我が王国家と公爵家が会議をすることを知っておったのか?」
「いいえ違いますそれと身分が高いものと話す機会はそうそうないので。
この下手な敬語はお許しください。」
「うむわかったぞ。さて本題に入るとするかの。実はお主が救った少女というのは公爵家の令嬢なのじゃ。まぁもう分かると思うがお主が救ってなかったら会議が開けなかったであろう。
だから公式の場で報酬を渡そうと思う。」
「お断りいたします。」
残念だが俺は目立ちたくないんだよなぁ。
「何が不満だ?」
「私はあまり目立ちたくない性分ですので。」
「そうかなら今宝物庫から一つ好きなのを渡そう。」
「恐れ入ります」
よっしゃーー!
「ほれ付いて参れ」
「はい」
なんかすっごい睨んでくるやついるんだけど無視しよう。
なんか思ったより見た目がボロい。
「ほれ好きなのを選べ」
検索ページオープン。半径5メートル以内で誰も所有してなく、今後役に立つ武器は?っとこれでいいだろ。ええと真っ直ぐに突き当たりに行き右折した後もう一度右折し、3歩進み、左にある武器か剣だな。うん。ただの剣か?
「これです」
「うん?それか良いだろう」
「では貰います。それでは部屋に戻りますね。」
「部屋?」
「あれ言ってませんでしたっけ。俺..僕はここに召喚された勇者ですよ。」
王様の口がポカーンとあいているが気にしない。
さてこの剣は後で調べるか。




