天空:黒
「【接触信管】」
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「不滅」の周囲が微かに煌めく。
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…なんやあの光、空いじっとるんとちゃうんか。
「星灯」
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「不滅」が白い炎を纏う。
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純粋な……
「【拡大】」
……何も変わっとら「節穴か?」
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空を蹴り、不滅が天に向かう。
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速い、やけど!
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天が自身の翼を、不滅の軌道に合わせる。
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「見え見え」や!」
「残念、それは私の台詞だ。」
「な――」
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不滅の体が爆ぜる。
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「あっつ!?」
体…やない、何か別の…
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爆風に乗って離れた不滅が、天に向けて槍を投げる。
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「そんなもん!」
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手で受け止めるが、
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「Burst」
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受け止めた槍が手の中で爆ぜる。
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「なんっ…」
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渚が天空の眼前に迫る。
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◆◇
「…弱くはないけど、経験不足かな。」
「っ…ほざけ!」
押し切れる。
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不滅が無数の武器をばら撒き、天へと飛ばす。
――――
◆
全部爆ぜるんか!?
「防げるなら防いでみるといい。」
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辛うじて武器を逸らしたが、爆風までは防ぎきれず僅かに被弾した。
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「逸らし切れなかったな。君の処理できる限界を超えたのか?それとも、爆風を逸らした事が無かったのか?」
「言う訳――」
「別に言わなくていいよ。もうゲームセットだし。」
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気づけば、黒く染まった神域は消え去った。
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「ちょっと落ちつこうか。」
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渚が天空の頭上に、FUを落とした。
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「がっ――」
◆◇
「…さて、話す気になったかな?」
「こなくそ……」
神権が戻る前に説得出来なかったら……
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渚が煤を抜く。
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「俺は……あのクソ星を……」
もしかして…?
「…惑星?」
「知ってるんか!?」
「前にこの世界に来たから、私が倒したが…」
「倒……」
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天空の体から、力が抜ける。
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やば、
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天空が潰される前に、FUを格納庫へ戻す。
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「俺は…アイツを……」
「…落ち着いたか?」
「………」
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天空の体が徐々に縮み…
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……こういう種族なのか?
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白い小鳥になった。
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「葉月、とりあえずコイツを収容。隔離処理しつつ、当分は経過観察で。」
「了解しました。」




