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未定  作者: 大倉
第二章:2999
66/75

空を駆けろ!惑星破壊大作戦!!

――――

地表に取り付く。

――――


地表面の感じと、前に来た艦船…やっぱ似てるな。


「……解析完了、この神の神権を「惑星」と断定しました。」

「惑星、ねえ。」


ここまで見た目通りな奴は、そう居ないだろ。


「……あれ、人居る?」


――――

地表の隙間から見える空間では、無数の人影が蠢いている。

――――


「…先の艦船にいた、無機物生命体と思われます。……惑星の力を受けて動いている人形、というのが最も近いかと。」

「「惑星」の力の範疇なんだろう。ま、気にしてもしょうがないし…先を急――」


――――

突如、地表に砲台が現れた。

――――


「魔力の反応を検知」

「避けれる速度か!?」

「…来ます。」


――――

砲台から赤い光線が発射された。

――――


…あっぶな。


――――

渚は寸での所でそれを躱す。

――――


「移動開始。留まっていては蜂の巣になります。」

「…蜂の巣どころじゃ済まないだろ。」


――――

滞空していた機体が地表に沿って飛行を始める。

――――


「私は避けつつ砲台落とす。葉月は構造の解析と、惑星本体(・・・・)を探してくれ。」

「了解しました。」







……!やば、


「上二時下五時正面七時下十時方向、加えて真下から来ます。」

「ちょっと手伝え!」

「畏まりました。」


――――

幾つかの攻撃を避け、避けきれない攻撃を盾と結界で受ける。

――――


「てか上ってなんだ!」

「子機が展開されています。…周囲の砲台と同程度の火力を持っているようです。」


――――

渚が剣を大量に飛ばし、砲台を落とす。が、その度新たに砲台が生えてくる。

――――


…壊すのは考えない方がいいか。


「続いて全方向、回避不可能です。」

「一瞬操作頼む、【天の川(ステラ)】!!」


――――

無数の剣と盾、そして結界で攻撃を相殺するが僅かに撃ち漏らし、機体が損傷する。

――――


「っ……」


これ以上はきついか。一応直りはするが、足を止めたら飽和攻撃で完封されるな。


――――

損傷個所が少しずつ直る。

――――


「…渚様、少々お時間頂いても?」

「それで勝てるなら。」

「では、操縦頼みます。」


――――

葉月が自身の全リソースを、眼下に広がる広大な惑星の解析へと向ける。

――――


「ふんっ!!」


――――

攻撃を察知した渚が大半を防ぐ。

――――


…やはり完全には防ぎきれないか。的が大きすぎる、12mを一人で守り切るのは流石に無理。


「…「惑星」のシステムの内30%を掌握。眼下の峡谷へ入ってください。」

「はいはい!」


――――

機体が急降下し、狭い空間に入る。

――――


……お、攻撃の密度が下がった。これぐらいなら無被弾でぇ?!


――――

直後、壁のあちこちから砲台が生え、機体に衝撃が走る。

――――


「おい葉月!腹の中に入っただけじゃないかこれ?!」

「…引き続き進んでください。」


――――

機体のあちこちが損傷するが、不滅の力で少しずつ修復されていく。

――――


…やっぱ、不滅を100%で使えないのが痛いな。しょうがないけどさぁっ!


――――

閉所を抜け、広い地下空間に出た。

――――


「システム80%を掌握。渚様、指定した座標に向かってください。」

「了解!」


――――

渚の視界に、前方を指し示すピンが刺される。

――――


「そこには「惑星」の核への道があります。クラックしましたので、扉は開けられます。」

「つまり急げと!」


――――

壁全体に砲台が生え、機体が飽和攻撃の中を潜り抜けていく。

――――


「攻撃は止められないのか?!」

「…無理です。今からでは間に合いません。」


――――

再び、機体に衝撃が走る。

――――


…当たってない、何か別の……


「葉月!」

「ジェネレーターが融解しました。」

「不滅で直るか?」

「……今すぐは無理かと。不滅の状態で融解したので、元の状態にするには手間がかかります。」


――――

スラスターの光が消え、機体が失速し始める。

――――


…まだ遠い。転移も相手の神域内だ、外に逃げるなら兎も角内側に行くのは無理……そうだ、


「回路は繋がってるんだ、私の魔力で動かせないか?」

「……可能です。」


「魔力源を永久炉から渚様へ。……接続完了。」

「っ……」


…装束使った時と似た感じだな、ゴリゴリ魔力が取られてる。


「渚様、大丈夫ですか?」

「問題なし。私の魔力量知ってるだろ?」


――――

スラスターが再び光を放ち、機体は目的地上空へたどり着いた。

――――


扉…


「開けます。」


――――

扉が動き始めると同時に機体が急降下を始める。そうして、僅かに開いた扉の隙間に機体が入り込み、そのまま降下していく。

――――


…おいおい、


「ちと狭くないか?」

「…機体の損傷は避けられませんが、最速かつ確実なのはここだけでした。」


――――

機体と壁がこすれ、機体がさらに傷ついていく。

――――


……抜けた!


――――

ノイズの走るモニターには、小さな小惑星が映っている。

――――


「…これか、本体。」


――――

機体が小惑星に乗り、渚がコックピットから降りる。

――――


「葉月、私の回収と脱出は頼む。」

「畏まりました。」




――――

それは、神権の持つもう一つの力。通常とは異なるそれを使う際、幾らかの時間が代価として必要だが……

――――


「神権反転!」


――――

その代わりに、莫大な力を行使する事が可能になる。

――――


「「消滅」!」

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