要らなそうな会議
「今日の夜、青赤合わせて70人が予定に狂いがなければ来ます。
騎士は明日の夜明け前に騎士団から10数名来る予定です。
そして、明日の日の出に戦いが始まります。
チーム分けは資料に書いてある通りですが、間違いがないか確認します。」
「黒のソートミーさんの所、前線に入る人を今から読みます。
合っているか確認してください。
紫のウミ、紫のコウ、紫のリュウ、紫のヒロ、紫のニニナハ、青の……」
其処から、名前を呼んでいく。
その名前が合っているのかを確認する為に、目に資料に映す。
呼んでいく名前を、追っていく。
数も数えていたが、丁度50人だった。
「黒のサク…は中衛で15人の指揮を取ってください。
今回は黒のココラスさんと共に指揮を取るように。この隊に入る者は紫のスズ、紫のヤキナ、青のユウ…」
人数や名前に間違い等はなく、終わる。
「最後に後方、ソウの隊は紫のセン、青の……」
「これで以上です。
何か質問はありますか?」
誰も手は挙げないし、声も挙げない。
「では解散です。
各々、最初に飛ばされたテントの中で待機していてください。
それと、センは来てください。貴方の仕事を言います。」
ソウとセンはテントから出て、何処かに行ってしまった。
「あ〜、スズとヤキナ、この後時間あるか?」
「わ、私は大丈夫です!」
茶色よりの黒髪ショートの濃い紫の目の子が、驚いた様子で受け答えをするスズ。
「この後に予定はありません。」
もう1人の、小学生か中学生かの体格をした女の子は灰緑の髪と暗緑色の瞳をしている子が、まるでロボットみたいに表では動揺せずに受け答えをしているヤキナ。
「じゃあ、作戦というか話し合いでもしに行くか!
ココラスも来てくれるよな」
期待の眼差しみたいな瞳でココラスをサクは見る。
ココラスはウミの方に向いて固まる。
ココラスはウミの事を気遣っているようだ。
何故かは知らないが………。
だからウミはココラスに微笑んだ。
ココラスは申し訳なさそうな顔をしてサクの方を向いた。
そしてはいと微笑みながら言った。
テントを出て行った。サク、スズとヤキナに続いて……。
ソートミーが口を開いて言った。
「……お互いの能力とか紹介していくか。
そうすると、効率が良くなる。
…資料に名前が書いてある順番で行くか。
先ずは…俺だな。」
座っている椅子から立って、ソウが元々座っていた椅子の前に立った。
「俺の能力は衝撃波だ。
簡単にいうと、剣を空気を斬ってそれを相手に食らわせる事が出来る能力だな。
強さに寄っては胴体真っ二つに出来る。
まぁ、それだけだ。
次は…ウミだな。」
豪快な笑顔で此方に来いという眼差しでウミに手を振っている。
行きたくないと思うが、此処で行かないと空気を読めない奴になるし、隊の中でも居場所がなくなってしまう。
ギュッと自分の手を握り、諦めて席を立った。そして、ソートミーがいる場所につき、口を開けた。




