第二話 才能
第二話です。赤ん坊から無事に3歳へと成長したルイス。前世の男としての煩悩を抱えたまま、ついに魔法の特訓を開始します!
転生してから、早くも3年が経った。
この3年間、俺――ルイス・フォン・アークライトは、
寝たふりをしながら脳内の【万能鑑定】を使い倒し、
世界のルールを大体把握していた。
この世界には『魔力』というエネルギーがあり、
それをイメージ通りに体外へ放出することで『魔法』が発動する。
3歳になり、ようやく身体を自由に動かせるようになった俺は、
自室のベッドの上でさっそく実験を始めていた。
(前世の知識を応用するんだ。火とは、物質の急激な酸化現象……よし、イメージしろ!)
人差し指の先に意識を集中させると、小さな火種が生まれた。
(おお、できた! じゃあ、次はこれをちょっと大きく――)
ボッ!!!「うわあああ!?」想像以上の魔力の伝導率に、
火種は一瞬で激しい炎へと膨れ上がった。
炎は勢いよく飛び火し、お気に入りのフカフカのベッドと、
高級なシルクのカーテンを激しく焼き焦がしていく。
「な、なんだこの騒ぎは!? ルイス、無事か!!」
部屋の扉が弾け飛び、凄まじい威圧感をまとった父親のレオンが飛び込んできた。
焦げたカーテンと、すすまみれでパチパチと火の粉を散らすベッドを見て、
鬼将軍の目が吊り上がる。
「……ルイス。お前、また魔法の練習をして部屋を燃やしたな!?」
「あぅ……ぱぱ、ごめんなしゃい……」
3歳児の特権であるウルウルの目で見つめてみるが、
元・王国最強の聖騎士には通用しなかった。
「これで今月3回目だ! 魔法の才能があるのは素晴らしいが、加減を覚えろ! よし、その有り余る体力を削るために、今日から私の特訓を開始する! 馬の乗り方と剣の使い方を叩き込んでやるからな!」
げぇ、脳筋の親父によるスパルタ教育が始まってしまう。
だが、そんな俺を救ってくれるのは、やっぱり最愛の母親だった。
「あなた、ルイスをあまりいじめないで。ほら、ルイス、こっちにおいで?」
優しく微笑むエレナが手を差し伸べる。
俺はすかさず親父の手をすり抜け、お母さんの胸へと飛び込んだ。
「ふにゃう……ママぁ……」
「よしよし、怖かったわねぇ。ルイスは本当に凄い子だわ。もう火系統の魔法をいくつもクリアしてしまうなんて」
ぎゅっと抱きしめられると、お母さんの豊満で柔らかい胸の感触が、
俺の顔全体を包み込む。前世は30代ニートの童貞。
中身は立派な男である俺の理性が、
お母さんの甘い香りと至高の柔らかさで溶けそうになる。
すかさず脳内で【万能鑑定】を発動。
【エレナ・フォン・アークライト】
・ルイスへの親密度:95%(『もっと私に甘えてほしい』
『大きくなったら一緒にお風呂に入りたい』と妄想中)
(よし、親密度は順調にカンスト間近だな! お母さんのショタコン属性、最高すぎる……!)
俺はお母さんの胸にこれでもかと顔を埋め、合法的なスキンシップを堪能した。
◇
親父の恐ろしい剣術の素振りと乗馬訓練が終わり、
くたくたになった夕方。
お母さんがお茶の準備に席を外し、俺が部屋で休んでいると、ノックの音が響いた。
「ルイス坊ちゃま、失礼いたします。お着替えをお持ちしました」
入ってきたのは、伯爵家に仕えるお世話係のメイド、シャロン(20歳)だった。
彼女は人族だが、とんでもないダイナマイトボディの持ち主だ。
タイトなメイド服の胸元は、はち切れんばかりに膨らみ、
動くたびに豊満な果実のように揺れている。
「まぁ、坊ちゃま、お着替えの前に汗を拭きませんとね」
シャロンは俺の前にしゃがみ込み、濡れたタオルで俺の身体を拭き始めた。
その瞬間、彼女の顔と、俺の目の前にある「巨大な胸の谷間」が、
目と鼻の先の距離に迫る。
メイド服の襟元が大きく開き、布地の奥にある、薄ピンク色の下着と、
こぼれ落ちそうな白い肌が丸見えになっていた。
(お、おいおいおい……! 目のやり場に困るってレベルじゃねえぞこれ!)
3歳児の視線は、完全に彼女の胸元にロックオンされた。
心臓がバクバクと音を立てる。
俺はごくりと唾を飲み込み、シャロンに【万能鑑定】を向けた。
【シャロン】
・種族:人族
・職業:アークライト家・専属お世話係メイド
・秘密:実は『過敏体質』。
ルイスの純粋な(中身は下心全開の)視線で見つめられると、
なぜか身体の奥が疼いてしまい、下着がすでに少し “しっとり” と濡れてしまっている。
・弱点:うなじを優しく吐息で刺激されると、声が出そうになるほど感じてしまう。
(おいマジかよ……! このメイドさん、俺の視線だけで感じてんのか!?)
「ふぅ……。坊ちゃま、どうかされましたか? 私の顔に、何かついていますか……?」
シャロンが吐息を漏らしながら、潤んだ瞳で俺を見つめてくる。
彼女の頬はほんのりと赤くなり、呼吸が少し荒くなっているのが分かった。
3歳児の無垢なフリをして、このまま彼女の胸に顔を埋めるか、
それとも弱点であるうなじを攻めてみるか。
前世では味わえなかった圧倒的な『ご褒美』に、
俺の股間の小さなルイス(3歳児仕様)が、早くも限界を迎えそうになるのだった。
ここまでお読みいただきありがとうございました!3歳児の特権をフル活用して、お母さんやシャロンとの距離を詰めていくルイス。鑑定スキルの「本当の使い道」に気づいてしまい、将来のハーレム生活への妄想が止まりません。




