ACT-2
「ア...ア...」
「おい、なんだよあいつ」
アジトで一人の男性がテーブルに座っている巨大な生き物について話す。生き物の見た目は巨大に膨れ上がった人の形をしている。ホラー映画の撮影をするとは聞いていないので関係者なのは確かだろう。関係者だとすると、蓮千亭の人間だと思うがあんな化け物をよこすとは聞いていない。
「すまないな、怖いかもしれないがしばらく仲良くしてやってくれ」
蓮千亭がよこしたメンバーの一人、三鉢が謝罪する。髪をオールバックにしていて威圧的な雰囲気がうかがえる。
「あいつはサブロウってんだ」
「コ...ア...」
サブロウが男性に頭を少し下げる。男性も会釈する。
「そろそろ時間だ、行くぞサブロウ。新沢のアホはもう着いてるだろ」
「しかし休憩時間を邪魔して済まない、これは詫びだ」
三鉢は男性にハンカチを渡す。男性は頭をかしげる
「持っていろ、必要になるからな」
そう言って三鉢と三郎は去る。
ドアが閉じた瞬間と椅子が壊れ、男性が床にぶちまけられていた水にダイブするのはほぼ同時だった。
「全員集まったようだな」
同じ空間に副長を除いて、8人の男女が集められていた。
「まずは自己紹介から、私は革命軍の副長の灰原禅定だ」
「同じく副長の柊辻彦」
「蓮千亭副長、押尾真理」
「副長の本屋張だ」
「革命軍特殊対策部 鏡崎春」
「霧島羽斗」
「爛川詩音」
「鏡崎夏目」
「蓮千亭第6実動部隊 三鉢藩」
「俺は新沢類。事情は聴いてると思うがこっちはサブロウだ」
「ヨ...シ...」
「これより亭、軍の8名をスピンドル部隊とし、活動させる」
「8名...?もう一人は...」
夏目が言いかけた時、扉が開く。
「もう一人...Dと申す。」
一人の男性が入ってくる。カウボーイを思わせる見た目をしている。
「ではこの8人に至急向かってほしい場所がある」
「詳細に関しては追って説明する」




